湯島
上野、御徒町、御茶ノ水が徒歩圏内にある湯島は
観光客や学生、会社員やOLなど多種多様の人が行き交う。
新しきものと古きものとが融合する注目の街だ。

【Town Data】
●昼人口:89,321人
●夜人口:32,236人
※平成16年、文京区の住民基本台帳をもとに編集部で算出
●交通:
東京メトロ日比谷線「銀座駅」12分
東京メトロ丸ノ内線「東京駅」まで13分
東京メトロ銀座線「渋谷駅」23分
●1日平均乗降客数:
東京メトロ千代田線「湯島駅」33,269人(2006年度)
●商業集積:
湯島聖堂、湯島天満宮、おりがみ会館、東京医科歯科大学
【出店おすすめエリア】
湯島駅周辺
湯島2、3丁目
本郷通り
【賃料相場】
@駅から徒歩5分圏内・・・坪5.0〜7.0万円
Aそれ以外のエリア・・・坪3.5万円〜
B繁華街を離れると約1〜2割ほど減
※上記@〜Bは1階の賃料相場。2階・地下は1階の0.5〜1割減程度
※保証金8〜10ヵ月前後
08年春から、
新型ロマンスカーが始動
湯島は単体で見れば、1日の乗降客数3万人超の駅にしか過ぎない。
しかし、至近に地下鉄銀座線の上野広小路駅や末広町駅、都営大江戸線の上野御徒町駅があり、JRの御徒町駅もほど近い。
実際にはその数倍の往来があり、加えて08年春からは、湯島駅始発の新型ロマンスカー「MSE」(マルチ・スーパー・エクスプレス)が始動することが決まっている。
年間約1300万人が利用しているロマンスカーが直通になることで、藤沢や小田原方面からの通勤、観光客が増えることが見込まれており、大きな変貌を遂げる可能性を秘めている。
奮闘する個人店も多い
二面性のある街、職住接近の街
湯島は二面性のある街であり、ひとつは上野や御徒町と同様の歓楽街としての一面、そしてもうひとつは、湯島天満宮や湯島聖堂を訪れる受験生や家族をターゲットとした門前町としての一面。
駅周辺はドンキホーテや大手チェーン店が立ち並び、坪7万円を超えるような物件がほとんど。
なかなか空きも見当たらない。
しかし、湯島天満宮から御茶ノ水駅へと向かう商店通りには昔ながらの個人店もあり、賃料もやや低めとなっている。
中小企業や賃貸住宅などが多くある職住接近の街だけに、地元客をうまく取り込んでいる店も少なくない。
食通を唸らせる
老舗や話題店が点在
食通が足繁く通う飲食店が多いのも湯島の特徴だ。
明治4年創業のすき焼き専門店『江知勝』、明治42年創業の甘味処『みつばち』、大正元年創業の鶏料理店『鳥つね』、ヒレカツの名店『井泉本店』などは、根強い人気を保ち続ける老舗の代表格と言える。
またその一方で、カフェ風うどん店『東京うどん天神』や、おでん処『こなから』、割烹料理店『いづ政』など、オリジナリティあるメニューで話題の飲食店も多い。
徒歩圏内に人気店が点在していることや交通の便が良いことから、他エリアに比べて、新規客や常連客をつかむ土壌が整っていると言える。
どの客層を
中心に据えるのか
競争の激しい湯島で成功しているのは、ターゲットがはっきりしている飲食店。
観光客を相手にしているのか、近隣に勤めるビジネスマンをターゲットにしているのか、あるいは明治大学や東京医科歯科大学の学生を見込んでいるのか。
同じエリアにある同じ業種の飲食店でも、どの客層を狙っているのかによって価格設定も違っていた。
また、湯島は目当ての店に行くために、丸ノ内や日比谷、霞ヶ関などからわざわざ足を運んでくる人が多い街でもあるので、こうした客をいかに取り込んでいくかも、出店を考えるにあたってはしっかりと検討しておきたいところだ。
(情報提供)
新しい飲食店開業
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281681554


