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店舗専門不動産とは
不動産業者の中でも、仲介に強い会社、売買に強い会社、管理に強い会社など様々で、さらに事務所物件に強い、住居物件に強い、店舗物件に強いといった色分けがあったりするのをご存知でしょうか。ここでは、店舗専門業者について述べたいと思います。

店舗物件を扱う不動産会社について

店舗物件を扱う不動産業者は主に4つのタイプに整理できます。

1)大手不動産
大型ビル、娯楽施設、商業施設内にある店舗物件を扱っていることが多い。大手企業(いわゆるナショナルチェーンなど)であるか、話題の業態であり、いろいろな商業施設からラブコールが掛かる業態で無ければ情報をもらうことは難しい。

2)賃貸専門の不動産チェーン
対象は賃貸アパート・マンション仲介であることが多いが、店舗物件の情報を入手することも可能。情報はPC端末で共有化されているので、どのエリアの店舗にいっても入手できる情報は基本的には同じ。一般に出回っている物件であることが多い。

3)地域密着型の不動産業者
一つの地域に古くからある街の不動産屋さんで、地域に密着してあらゆる不動産物件を扱っている。長くその地域で営業をしているため、地元の信頼も厚くそのエリア内の店舗物件の情報には詳しい。

4)店舗専門の不動産業者
店舗物件を専門に扱う業者で、店舗の物件であれば地域問わずに扱う。店舗の業界事情に詳しく、独自の入手ルートをもっていたりする。また、マンションの一室などに事務所を構え、一人でフリーに近い形で活動する人もいるので、不動産業者として発見しづらいこともある。それほど数は多くないが、店舗専門業者は店舗物件を専門にやっている分、情報の質量ともに安定していることが多い。

店舗専門業者の特徴

 店舗専門業者とは、店舗物件の仲介に特化している不動産業者なので、店舗物件の流通事情にとても詳しいです。いい店舗物件を入手することがいかに難しいかを熟知しているため、いい物件を入手した業者は、基本的に出店意欲が高く意思決定の早い先や「資金力のある法人」、もしくは、「与信が高い個人」しか付き合わない傾向があります。

 また、「いい物件数 < いい物件を探している人」である業界事情から、いい物件情報を入手した時は、物件を探している人を無理に探そうとはしません。こういった業者は自分から積極的に物件を進めてくることはしないため、情報待ちの姿勢でいると、いい物件の情報が自分のところになかなか回ってこないこともあり得ます。

 むしろ、物件を探している側から、積極的にコミュニケーションをとっていくか、自分のPR力を高めることで、自分のことを思い出してもらえるような工夫をすることも必要です。

店舗物件に強い業者の見分け方

 「店舗専門」をうたっている業者であれば、店舗物件に関しては他の不動産業者よりも実績が多いと見ていいでしょう。

 圧倒的に物件数が多く仲介しやすい住居や事務所物件の方が営業がしやすいと言われている中であえて店舗に特化し、長年営業をし続けているということは、安定的に店舗物件を仲介してきた実績があると考えられます。

 店舗専門業者でなくてもいい店舗物件の情報をもっている業者もあります。店舗物件の仲介は設備面での知識が要求されたり、居抜き状態での仲介が多かったりと特別な要件が入ってきますので、業者にそういった部分の知識がどれぐらいあるか聞いてみるとある程度の実績は分かるでしょう。

 さらに店舗に強い業者かどうかを見分けるポイントとして、以下のような点を参考にして頂くといいかと思います。

1)不動産業者の免許番号が大きい数字か
 地場に強い不動産業者かどうかを見分ける場合、不動産宅建番号の数字が大きいかどうかというのが一つのポイントとなります。例えば「東京都知事( )123456号」の()内の数字が(3)以上だと10年以上不動産業を営業していることになります。
 店舗物件の仲介についても、その地域に根づいてある程度の経験がないと、なかなか貸主から店舗物件のテナント付けを任されることはないと考えられます。

2)管理物件をもっているか
 不動産業者を訪問したときに、ビル名の表示された管理物件ファイルをたくさんストックしていると、その業者は店舗物件に強い可能性があります。

3)周辺の出店店舗の事情に詳しいか
 不動産業者を訪問したとき、最近勢いよく出店している店舗の条件や、周辺で出店した店舗の出店経緯などについて、どこまで答えられるかというのも一つのポイントとなるでしょう。特に大手チェーン店舗の契約実績がある不動産会社は、店舗物件に強い可能性があります。

4)居抜き物件での契約実績は多いか
 居抜き店舗の仲介経験や過去に仲介したことがある業態などを質問したときに、内部造作や厨房設備などについてのエピソードが多数出てくるような業者は、居抜き店舗の仲介経験や実績が多いと考えられます。優良な店舗物件の情報は、居抜き物件として流れることがほとんどですので、居抜きでの仲介実績を確認することは、閉店の早い段階での情報を入手するルートをもっているということになり、そういった業者は店舗物件に強い可能性が高いです。
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