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2016-07-13 13:41:07.0

37.8%の人が職場の人間関係に悩み。飲食店で良好な関係を築くための対応策とは?

飲食店での仕事はチームワークで行う業務が多いことから、同じ店舗内の人間関係に悩む人も少なくありません。人間関係に悩みを抱えてしまうと日々の業務に支障をきたしますし、チームワークの悪化に繋がることも。毎日ハツラツと働くためにも、ともに働く仲間とは良好な人間関係を築いていきたいものですね。

というわけで今回は、仕事仲間と良好な人間関係を築くにはどうすればいいか、その方法を紹介していきます。

飲食店で人間関係が悪くなる3つの例

飲食店で人間関係が悪くなるケースをまずは知っておくことが大切です。では、例えばどんな理由があるのでしょう? いくつか例を挙げていきます。

1、厳しい指導により関係が悪化するケースも

度々、「修行」という表現が使われる料理人の世界は、上下関係が厳しいことでも知られます。厳しさにも色んな種類がありますが、部下にただ辛くあたるだけの厳しさは、上司と部下の関係を壊す原因になることも。愛情ゆえの厳しさ、そしてその思いが伝わるような指導法を上司はとる必要があります。

2、シフトや勤務時間に不公平さが出るのは禁物

飲食店はシフト制を敷いている店舗が多いですが、休みを取りたい日に取れない、自分だけ勤務時間が長い……といったストレスが溜まり続けると、お店、そして仲間に対して不満が出てきてしまうことも。こうした不公平が出ないように、常に周囲と調整を取りながらシフトを決定していくことが大切です。また、規定より長く休憩を取る人や頻繁にタバコ休憩にいく人がいると全体の和を乱してしまいます。店長などの役職に就く方は、こうした些細なことであってもしっかりと注意し、全体の和を保っていきましょう。

3、厨房 vs ホールの構図が出来上がり、チームワークの悪さに発展する

飲食店で働くスタッフを大きく分けると、厨房スタッフとホールスタッフの二つに分かれます。両方とも仲間意識が強いのが特徴で、それは時に厨房とホールの対立関係を生んでしまうことも。例えばホールスタッフによるオーダーミスで厨房の仕事が余分に増えてしまったり、逆に料理を作るのが遅くなったせいで、ホールスタッフがお客様に謝罪したりと、些細なミスの積み重ねで取り返しのつかない亀裂が入ってしまうこともあります。大切なのは、厨房スタッフもホールスタッフも、ひとつの店を盛り上げていく仲間だということをしっかりと意識させること。そのためには定期的にミーティングを行うなど、積極的にコミュニケーションを取る場を設けていくことが必要です。

人間関係を良くするために知っておきたい13の対応策

人間関係を本質的に良くするには、会話の内容に注意することが重要です。そこで、会話の際に心がけておくと良い対応策を紹介します。

1、すべての人に元気なあいさつをする
2、まずありがとうと感謝の言葉を最初に述べる
3、悪いと思ったときはまず謝罪をする
4、言動一致を心がける
5、相手に対して先入観・固定観念を捨てる
6、特定の人とつるまないで、すべての人と業務中は等間隔で接触する
7、過去を引きずらないで嫌なことは忘れる
8、悪口・根拠のないうわさ話、特にその場にいない人をけなさない
9、人に恩に着せる会話はしない
10、これくらいは良いのではという甘えを捨てる
11、うれしさは顔に出し、不快な感情は顔に出さない
12、相手の言うことを真剣に聞く
13、相手を許容する、尊敬する

これらすべてを実践することは難しいかもしれませんが、いくつか覚えて気を付けるだけでも効果を発揮できるはず。人間関係に悩みを抱える方は、「これだけは守る」というものを見つけて実践してみてはいかがでしょう。

さて、今回は職場の仲間と良好な関係を築くために知っておくと良い知識や対応策について紹介しました。博報堂生活総研の調べによると、職場(学校)での人間関係にストレスを感じている人は全体の37.8%。3人に1人の割合で、人間関係に悩みを抱える人がいることがわかっています。心当たりがある方は、ぜひ上で挙げたような対応策で、人間関係にまつわる悩みを解消してみましょう。

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