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5月トレンドNEWS 大阪らしい新たな珍メニュー。「ぺぺ飯」ってなに?

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新たな大阪名物!? ペペ飯が局地的ブーム!

お好み焼き、たこ焼き、串カツ…。さまざまな名物料理を有する大阪に、新たな名(迷?)物料理が誕生しようとしている。その名も「ぺぺ飯」。

「ペペ飯」の「ぺぺ」とはペペロンチーノのこと。この定番パスタの下に白米をプラスすれば「ペペ飯」は完成する。もともと、お好み焼きをおかずに白米を食べる風習がある大阪。この「ぺぺ飯」も炭水化物×炭水化物という禁断の組み合わせではあるが、大阪人からするといたって普通の感覚なのだろうか…。ペペロンチーノの出汁を吸い込んだ白米は、お茶漬けのように〝スルスル〟と食べられるとあって、徐々に市民権を得だしている。

そもそもこのメニューは大阪市中央区谷町にある『和魂 ほむら』という居酒屋が考案したもの。ご当地グルメとして定着させようと、谷町近辺で「ペペ飯」を提供する飲食店を募っており、順調に提供店も増加しているようだ。果たして日本中に普及するのか? 今後の動向が見逃せないところだ。

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「沼サン」がInstagramで話題!

SNSの普及により、個人が発信する情報が、世の中のトレンドを作る時代になってきた。メディアによって作りこまれた情報より、ネット上の〝粗削りだけどリアル〟な情報の方が影響力を持つようになってきたのだ。

そんななか、また新たなトレンドがネット上に誕生した。「沼サン」と呼ばれるサンドイッチだ。

「沼サン」とは、陶芸家の大沼道行さんがつくるサンドイッチのこと。千切りキャベツをたっぷりと挟んだビジュアルが特徴で、それを大沼さんの奥さんがInstagramにアップし始めたことから世間に広がり始めた。

簡単にレシピを説明すると…

1、食パン2枚のうち1枚だけにスライスチーズとベーコンをのせてトースターで焼く
2、主役はたっぷりとした千切りキャベツ。そこにスライスした玉ねぎと、みじん切りしたグリーンオリーブとピクルスを入れ、マヨネーズとブラックペッパーであえる
3、何ものせていない方の食パンに、粒マスタードを塗り、その上にアボカドをのせる
4、キャベツなどの具材をのせる
5、スライスチーズとベーコンがのったパンで挟む
6、完成

もともと考案者である大沼さんが、ヘルシーな朝食を求めていたことから誕生した「沼サン」。ネット上で大きな話題となった現在では、基本レシピは守りつつも、目玉焼きやポテトサラダを加えたオリジナル「沼サン」に挑戦する人も多数。Instagramはさまざまな「沼サン」で彩られている。

食材値上げで朝食がピンチ!

食料品の値上げラッシュが続いている。牛乳にバター、そしてパン。牛乳は牛のエサ代の高騰、バターは原料となる生乳の生産量の減少、パンは小麦の高騰がそれぞれ原因となっている。いずれも朝食のメニューとして毎日口にする食料品だけに、一般家庭の負担増が懸念されている。

情報番組『とくダネ!』の試算によると、朝食1食あたり5円ほど負担が増えるようで、たとえば4人家族なら1日20円の負担増となる。金額としては少ないかもしれないが、塵も積もれば山となる。これ以上、価格が上がらないことを祈るばかりだ。

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『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

ライター: 『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

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