店舗の内装を依頼する際、デザイン設計会社と設計施工会社で何が違う?
2016-11-22
店舗を出店するためには、デザイン設計や施工が必要不可欠です。
相談する前に知っておきたい、デザイン会社の特徴について詳しくご紹介いたします。
店舗の内装デザイン・設計施工会社の探し方
印象に残るようなデザインにできるかどうかが、新規顧客の獲得はもちろんリピート顧客の獲得にも大きく関わってきます。
お店のコンセプトとデザインに相違が生まれてしまうと、想定していた集客が見込めないなど、お店の運営が危うくなってしまうこともあります。
デザイン会社に相談をする前に、以下のような点について、ある程度詳細を決めておきましょう。
会社によって、飲食店、美容室、物販店など得意な業種や店舗の広さがあります。
デザイン設計とともに、設計監理業務も行うケースが多いです。
設計監理業務とは、設計や施工がスケジュール通りに進行しているかをチェックする仕事です。
▼特徴
・契約形態
デザイン設計会社とは、設計契約を結び、別途、施工会社と施工契約を結ぶことなります。
・施工費の相見積りをとることができる
同じデザイン案・図面で、複数の施工会社に工事の見積もりを取ることができます。
相見積もりをすることで、費用の比較だけでなく、見積もりの妥当性や抜け漏れの確認などができます。
・デザインの仕上がりも含め施工工事を厳しくチェックしてもらえる
デザイン設計会社は、図面やデザインを描くだけでなく、設計監理業務も行ないます。(※契約内容による)
施工は別の会社が行うため、第三者的な立場で仕上がりも含め工事内容や進行状況をチェックしてもらえます。
※参考:デザイナーの流儀
設計会社に設計を依頼した場合、施工する会社を別途探す必要があるのでしょうか?
施工会社への連絡の必要がないため、内装デザイン案と施工工事の見積が同時に出てくるケースが多いです。
打ち合わせなどの回数を少なくすることができるので、比較的コンパクトなスケジュール設定が可能な場合もあります。
▼特徴
・契約形態
デザイン設計契約と施工契約を一括で行います。
・工事期間が短縮できる
設計業務から施工業務まで同じ会社が一括で行うため、情報の伝達がスムーズになります。
設計期間中に施工の準備に取り掛かることもできるので、工事までの期間短縮が期待できます。
・アフターメンテナンスが頼みやすい
デザイン設計会社に依頼する場合と違い、工事した会社とのやりとりをすることになるので、店舗出店後のアフターメンテナンスなども頼みやすいです。
メリット:
デザイン設計会社
1.施工費の相見積りをとることができる
2.第三者的な立場で工事をチェックしてもらえる
設計施工会社
1.工事期間の短縮が期待できる
2.アフターメンテナンスが頼みやすい
デメリット:
デザイン設計会社
1.施工工事の見積もりに時間がかかることがある
2.窓口が複数になるため、連絡が煩雑になることがある
設計施工会社
1.施工費の相見積もりをとることができない
2.身内が工事をチェックすることになる
デザイン会社といっても様々な特徴を持った会社がいます。
それを踏まえたうえで、どのような対応をしてほしいかを考えながら選定してみてください。
店舗デザイン.COMでは、デザイン設計会社や設計施工会社の会社を作品事例とともに紹介しています。
色々な検索方法で自分にあったデザイン会社を見つけてみてください。
また、どのように探してよいか迷われている方には、デザイン会社マッチングサービスがお勧めです。
相談する前に知っておきたい、デザイン会社の特徴について詳しくご紹介いたします。
目次
- なんで店舗デザイン・店舗設計が必要なの?
-
会社の種類
- デザイン設計会社
- 設計施工会社について
-
メリットとデメリット
- メリット
- デメリット
- まとめ
■なぜ店舗デザイン・店舗設計が必要なの?
店舗の新規出店や改装の際に、店舗デザインや店舗設計は非常に重要なポイントです。店舗の内装デザイン・設計施工会社の探し方
印象に残るようなデザインにできるかどうかが、新規顧客の獲得はもちろんリピート顧客の獲得にも大きく関わってきます。
お店のコンセプトとデザインに相違が生まれてしまうと、想定していた集客が見込めないなど、お店の運営が危うくなってしまうこともあります。
デザイン会社に相談をする前に、以下のような点について、ある程度詳細を決めておきましょう。
- ターゲット層(年齢・性別・職業など)
- コンセプト
- 立地状況
- 提供サービス(例:飲食店:メニュー、物販店:販売品など)
- 商品の価格
■会社の種類
デザイン設計を依頼する会社は、大きく2つに分類できます。1.デザイン設計会社
飲食店や物販店、歯科医院など、店舗の内装やファサードのデザイン設計をするのがデザイン設計会社です。会社によって、飲食店、美容室、物販店など得意な業種や店舗の広さがあります。
デザイン設計とともに、設計監理業務も行うケースが多いです。
設計監理業務とは、設計や施工がスケジュール通りに進行しているかをチェックする仕事です。
▼特徴
・契約形態
デザイン設計会社とは、設計契約を結び、別途、施工会社と施工契約を結ぶことなります。
・施工費の相見積りをとることができる
同じデザイン案・図面で、複数の施工会社に工事の見積もりを取ることができます。
相見積もりをすることで、費用の比較だけでなく、見積もりの妥当性や抜け漏れの確認などができます。
・デザインの仕上がりも含め施工工事を厳しくチェックしてもらえる
デザイン設計会社は、図面やデザインを描くだけでなく、設計監理業務も行ないます。(※契約内容による)
施工は別の会社が行うため、第三者的な立場で仕上がりも含め工事内容や進行状況をチェックしてもらえます。
※参考:デザイナーの流儀
設計会社に設計を依頼した場合、施工する会社を別途探す必要があるのでしょうか?
2.設計施工会社
設計施工会社は、デザイン設計だけでなく自社で施工も行います。施工会社への連絡の必要がないため、内装デザイン案と施工工事の見積が同時に出てくるケースが多いです。
打ち合わせなどの回数を少なくすることができるので、比較的コンパクトなスケジュール設定が可能な場合もあります。
▼特徴
・契約形態
デザイン設計契約と施工契約を一括で行います。
・工事期間が短縮できる
設計業務から施工業務まで同じ会社が一括で行うため、情報の伝達がスムーズになります。
設計期間中に施工の準備に取り掛かることもできるので、工事までの期間短縮が期待できます。
・アフターメンテナンスが頼みやすい
デザイン設計会社に依頼する場合と違い、工事した会社とのやりとりをすることになるので、店舗出店後のアフターメンテナンスなども頼みやすいです。
メリットとデメリット
メリット:
デザイン設計会社
1.施工費の相見積りをとることができる
2.第三者的な立場で工事をチェックしてもらえる
設計施工会社
1.工事期間の短縮が期待できる
2.アフターメンテナンスが頼みやすい
デメリット:
デザイン設計会社
1.施工工事の見積もりに時間がかかることがある
2.窓口が複数になるため、連絡が煩雑になることがある
設計施工会社
1.施工費の相見積もりをとることができない
2.身内が工事をチェックすることになる
■まとめ
いかがでしたが?デザイン会社といっても様々な特徴を持った会社がいます。
それを踏まえたうえで、どのような対応をしてほしいかを考えながら選定してみてください。
店舗デザイン.COMでは、デザイン設計会社や設計施工会社の会社を作品事例とともに紹介しています。
色々な検索方法で自分にあったデザイン会社を見つけてみてください。
また、どのように探してよいか迷われている方には、デザイン会社マッチングサービスがお勧めです。
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