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カフェオレ・カフェラテ・カプチーノの違いは?コーヒーを美味しく淹れる方法も紹介!!

2017年4月27日(2022年7月28日更新)

カプチーノ

-Photo by iStock.com/yktr


カフェはもちろんイタリアンやフレンチなどレストランでは欠かせないドリンクメニューといえる「コーヒー」ですが、飲食店に求められるコーヒーのレベルはどんどん上がっていますね。
そこで今回は、今さら聞けないコーヒーの基礎知識をまとめました!美味しいコーヒーの淹れ方についてもご紹介していきます。

カフェオレ・カフェラテ・カプチーノの違いは?

具体的なコーヒーのメニュー名の前に、コーヒーの抽出方法をご説明します。基本的には、ドリップ式とエスプレッソ式の二つに分類されます。

ドリップ式

焙煎して挽いたコーヒー豆にお湯を注いで抽出したものを言います。ドリップ式のなかでも、「サイフォン」「ペーパードリップ」「ネルドリップ」「ウォータードリップ」などの種類があります。

エスプレッソ式

エスプレッソマシンなどの専用の器具で豆に圧力をかけて一気に抽出したコーヒーのことを言います。ドリップコーヒーより、同じ量のお湯に溶け出す成分の量が多く濃厚な仕上がりになります。

抽出方法が分かったところで、コーヒーのメニュー名についてご説明していきましょう。
説明文内のスチームドミルクとは蒸気で温めたミルク、フォームドミルクとは空気を取り込んだ細かい泡状のミルクのことです。

・カフェオレ
ドリップコーヒーに、スチームドミルクを加えたものを言います。

・カフェラテ
エスプレッソにスチームドミルク、フォームドミルクを加えたものを言います。スチームドミルクの割合が多く、ミルクの流れを操ってハートや葉などのラテアート(フリーポア)を施されるケースが多いです。

・カプチーノ
エスプレッソにスチームドミルク、フォームドミルクを加えたものを言います。フォームドミルクの割合が多く、デザインアートなどをして提供されることが多いです。

・マキアート
エスプレッソにフォームドミルクを加えたものを言います。

・コンパンナ
エスプレッソにホイップクリームを乗せたものを言います。

・アメリカーノ
エスプレッソにお湯を加えたものを言います。

コーヒーを美味しく淹れるには?

コーヒー

-Photo by iStock.com/amenic181

いろいろな抽出方法を試してみる

同じ豆の種類でも、品質や鮮度などにより最適な抽出方法が異なります。お客様に提供する前に一度、いくつかの抽出方法を試してみて最適な状態で提供しましょう。

▼代表的な豆の種類
・ブラジル
香りが高く適度な酸味としっかりとした苦味があります。

・グァテマラ
甘い香り、上品な酸味、芳醇な風味があります。

・コロンビア
甘い香りとマイルドな酸味、まろやかなコクが特徴です。

・キリマンジャロ
酸味と苦みがのバランスが良く、甘い香りと豊かなコクがあります。

・コナ
酸味があり香り豊か、深いコクがあります。

・エチオピア
フルーティーな香りと酸味が強いのが特徴です。

挽きたての豆で淹れる・抽出方法にあった挽き具合にする

豆は粉にすると香り成分を一気に放出します。挽いた直後が一番香りが強く徐々に香りが弱まっていき、1時間もすると香りが大きく変わってしまいます。ミル(ブレンダー)で引き立ての粉を使うことで、香り高いコーヒーを淹れることができます。また、使用するミルによって出来上がりの粒度が異なります。抽出方法に合わせた挽き方ができるミルを選びましょう。

ドリップ式:中挽き~粗挽き
エスプレッソ式:パウダー状、極細挽き

提供するメニューに合ったコーヒーカップを選ぶ

コーヒーカップといっても、大きさやタイプが様々あります。同じコーヒーを提供する場合でも、カップの選び方によってお客様の感じ方も変わってきます。提供するメニューによりマッチしたカップを選ぶようにしましょう。

・スタンダード
一般的なコーヒーカップ。容量は150~180cc程。

・デミタス
トルココーヒーやエスプレッソを飲むときによく使われます。
容量はスタンダードタイプの半分くらいで60~80cc程。

・エスプレッソ
厚みがあり冷めにくい構造のため、エスプレッソを飲むのに最適です。
容量は20~30cc程。

・マグカップ
容量は、スタンダードの1.5倍程。250㏄ほどのタイプが多いです。たっぷりサイズで飲みたい時におすすめです。カジュアルにコーヒーを楽しめます。

・カプチーノカップ
容量は150~180cc程。底に厚みがあり、全体的に丸みがある形状です。カップ一杯に注いでデザインアートなどを施して提供します。

・磁器のカップ
和菓子などを提供する店舗ではコーヒーを入れるカップも和テイストにしてみてはいかがでしょう。

・銅製のカップ
銅製のカップは、ステンレスの約25倍もの熱伝導率の高さがあります。保冷性も高く、冷たい飲み物を注ぐと器自体が飲み物と同じ温度になり、冷たさが長持ちします。

・ガラス製のカップ
コーヒーを目で見て楽しんでもらいたい。そんなときにはガラス製のカップがおすすめです。
アイス用だけでなく、カプチーノ用などガラス製でも暖かいコーヒー専用の耐熱カップがあります。

いかがでしたか?「コーヒー」は奥が深く、ここでご紹介した情報もほんの一部といえそうです。まずは基本を抑えつつ、新たなメニューにも挑戦していきたいですね!

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