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厨房用品・調理道具の選び方

寒い冬は「鍋料理」で集客! 今すぐ活用できる飲食店にオススメ「卓上鍋」15選

2016年11月8日(2018年2月16日更新)

寒い冬は「鍋料理」で集客! 今すぐ活用できるオススメ「卓上鍋」15選

今年の秋は10月になっても真夏日を観測するなど不安定な気温が続きましたが、11月に入りぐっと寒くなってきました。寒くなると恋しくなる食べ物といえば、そう「鍋料理」です。そこで今回は卓上鍋の選び方、そしておすすめの鍋をご紹介します。


冬らしさを演出する「土鍋」

冬の鍋料理、といって思い浮かぶのはまず土鍋ではないでしょうか。土鍋は熱伝導率が低く火が通りづらいのですが、ゆっくり火を通すことによって肉や魚などの旨みをじっくりと引き出します。さらに保温性も高いので、煮詰まらないよう一旦火を止めるなどお客様のペースで調節することができます。


基本的に土鍋はIH調理器では利用できませんが、最近では鍋底にステンレスプレートを引くなどしたIH専用の土鍋も販売されています。


三島 土鍋 S-501 6号

三島 土鍋 S-501 6号
安楽 土鍋
IHサーマテック土鍋 ブラック 8号ME087


熱伝導率が高く、IHでの調理にも向いている「すき焼き鍋」

すき焼きは農具の「鍬」の上で焼いたことに由来する通り、鉄製の鍋がオススメです。鉄は熱伝導率が高いため、早く鍋に熱がまわり、肉が鍋底に付きづらく牛脂もよくなじみます。ただし、すぐ熱くなるので空だきには要注意。底が平たいため、IHでの調理にも向いています。


(S)鉄 すきやき鍋 ツル付(黒ぬり)

(S)鉄 すきやき鍋 ツル付(黒ぬり)
トキワ 鉄すきやき鍋 ハンドル付 /a>
アサヒ 鉄南部 すきやき鍋コンロセット


「しゃぶしゃぶ鍋」は中仕切りがついたタイプも人気

肉を熱湯にくぐらせるしゃぶしゃぶは、お湯の温度をキープする必要があります。そのため、昔ながらのしゃぶしゃぶ鍋には煙突のような穴がありますが、これにより鍋肌を広くし、温度の低下を防ぐという狙いがあります。また、しゃぶしゃぶ鍋の材質には、ステンレスがよく使われます。ステンレスは熱伝導率が低く保温性に優れているという特性があるためです。


最近では、中仕切りが付いたタイプのしゃぶしゃぶ鍋が人気です。2種類の味をひとつの鍋で提供できるので、効率がよく、またお客様にも喜ばれます。このタイプの鍋は白湯と赤い唐辛子スープを煮立てて好みの食材を入れるという、いわゆる「火鍋」としても利用されます。

KO18-8しゃぶしゃぶ鍋

KO18-8しゃぶしゃぶ鍋
ES18-8電磁専用しゃぶしゃぶ鍋 SW電磁用しゃぶしゃぶ鍋 仕切付


レトロな雰囲気が人気の「田舎鍋」

昔はいろりで使用されていた田舎鍋ですが、レトロな雰囲気が受けて居酒屋や和食店でよく利用されています。アルミ製のものは、熱伝導率が高く卓上コンロでも火の通りがスムーズ。また、鉄製より軽いので、厨房からテーブルまでの持ち運びもラクです。


EBM アルミ 田舎鍋

EBM アルミ 田舎鍋
五進 アルミ田舎鍋(シリコンフッ素加工)
(S)電磁用 みやま鍋


「ちり鍋」は使い勝手のいいステンレス製が狙い目

ちり鍋の「チリ」とは、鍋に入れたタラなど魚の切り身がチリチリと縮むことに由来するそうです。ちり鍋には、保温性の高いステンレスがよく用いられます。また、ステンレスはIHの調理器と相性がよく、なかでも磁性のあるものは熱の伝わり方が早いという特性があります。


MA 18-0ちり鍋

MA 18-0ちり鍋
SW電磁用ちり鍋
業務用 IHしゅう酸ちり鍋 24cm


IH対応鍋の使い方

最近では、卓上鍋でもIH調理器対応の製品が増えてきました。製品紹介では、「電磁調理器」対応と表記されることもあります。IHは、電磁誘導という原理を使い調理器上に置かれた鍋を直接発熱させるもので、熱を伝えるのではなく、鍋そのものを熱くする仕組みです。


IH対応でない鍋は、IH調理器で使うことはできません。逆にIH対応鍋は直火でも使うことができます。ただし、直火と併用するには注意が必要です。直火で使うとゆがみが生じることがあり、底面が変形すると均等に熱が回らなくなる場合があります。また、空だきにも要注意です。鍋に熱が残り、IH調理器に悪影響を及ぼすことがあります。


いかがでしたか? より美味しい鍋料理を提供するために、鍋の種類や用途に応じて材質にもこだわりたいですね。ぜひ参考にしてみてください。


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