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駅周辺の再開発が進む「三宮」エリアの特徴について

2017年4月18日

Photo by iStock.com/SeanPavonePhoto

神戸市中央区に位置する三宮駅は、複数路線が集中する兵庫県の玄関口と言えるターミナルです。駅周辺は商業施設が立ち並び、神戸市でも一番の繁華街で、兵庫県の中でも出店希望者が多いエリアです。

JR神戸線、阪急電鉄、阪神電鉄、神戸市営地下鉄が乗り入れていますが、JR線は「三ノ宮」駅、神戸市営地下鉄は「三宮」駅、各私鉄線(阪急電鉄、阪神電鉄)は「神戸三宮」駅と、各線ごとに駅名称が異なります。
神戸市としては、JR三ノ宮駅から「ノ」を除外するようJR側に申請しています。

駅:
三ノ宮駅 - (JR神戸線)
三宮駅 - (神戸市営地下鉄西神・山手線、神戸新交通 ポートアイランド線)
神戸三宮駅 - (阪急電鉄神戸線、阪急電鉄神戸高速線、阪神本線)
三宮・花時計前駅 - (神戸市営地下鉄海岸線)

元町駅 - (JR神戸線)


三宮駅の周辺は再開発が進んでおり、駅南側は「特定都市再生緊急整備地域」にも指定されています。
商業施設やビルの建て替え・改修工事も多く計画されており、中・長距離のバス用乗降場を集約するバスターミナルの整備なども予定されています。
また、駅前区画は「三宮クロススクエア」としての整備が進行中で、歩行者導線の強化や見直しが行なわれています。
駅西側の元町エリアには旧居留地があります。神戸旧居留地38番館、大丸神戸店、神戸旧居留地25番館には高級ブランド店なども出店しており、ショッピング目的の来訪者も多い地域です。
旧居留地の西側・南京町は、西日本一の中華街で、昼夜を問わず賑わっています。
JR三ノ宮駅とJR元町駅の高架下や高架沿いには小規模な飲食店や物販店が多く出店しています。


Photo by iStock.com/SeanPavonePhoto

駅北側は、風見鶏の館や、うろこの家などの明治から大正時代に建造された西洋館が立ち並んでいる北野異人館街があり、多くの観光客が足を運ぶエリアです。
中山手通やトアロード、フラワーロードには、個人店を含め大手チェーン店まで様々な業種・業態の店舗が出店しています。客層は観光客やビジネスマン、学生などが多く、比較的単価が安めな店舗が多いです。

主な施設:
・南側
三宮オーパ(OPA2) / ミント神戸 / ダイエー神戸三宮店 / 神戸市役所
・西側
南京町中華街 / 大丸神戸店 / 神戸旧居留地25番館 / 神戸三宮センター街
・北側
北野異人館街 / 生田神社 / 生田東門商店街

三宮エリアは、今後の再開発により賃料の高騰が予想されます。
出店場所により顧客の年齢層や単価などが違うため、立地に合わせた出店計画が必要となってきます。
ターゲットとする客層を絞り込んだり、買い物客の動線を把握したりしておくことが重要です。

<参考 三宮エリアの立地情報>

■まとめ


・エリアの立地タイプ: 商業・ビジネスタイプ
・店舗賃料相場(直近1年間): 平均坪単価19,248円
・平均面積: 25.98坪
・業態の割合: 居酒屋・ダイニングバーが最も多い

三宮エリアは、今後30年で駅周辺の再開発をする予定になっています。
1階路面店舗の空きも少なく、開発区画の需要は高まっていくと予測されます。
出店するエリアとして、北側、南側、西側で顧客層や客単価なども異なるので立地に合わせた出店計画を立てる必要があります。

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