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高品質コーヒー豆の専門店『HATCH COFFEE ROASTERY』が船橋にオープン。開業までの道のりを取材!

2018-02-16 16:48:19.0

シアトルへの旅でスペシャルティコーヒーと出会い、魅せられた

JR津田沼駅からバスで15分、両脇に商店が並ぶ「けやき通り」に馴染むウッディな外装の店舗が『HATCH COFFEE ROASTERY』だ。店主の荒井さんはサラリーマン時代、コーヒーは好きだったが、特にコーヒー豆の銘柄や挽き方にこだわる趣味はなかったという。そんな荒井さんがスペシャルティコーヒーと出会ったのは、2012年、友人が住むシアトルに旅行したときのこと。コーヒー好きの友人が、シアトルのお気に入りの豆で淹れたコーヒーを毎日振る舞ってくれたという。その多様な味わいに興味を惹かれ、いろいろな産地のコーヒーを飲むようになった。

一方で「いつかは自分の好きなことで独立を」という漠然とした思いを以前から持っていた。次第にそれが「コーヒー豆専門店」という具体的な目標に変わり、2015年ごろからはカッピング(コーヒーのテイスティング)、焙煎、抽出など必要な知識や技術を学んだ。そして50歳を目前にして、「動けるパワーがある今のうちに」と脱サラ・開業を決断した。

希望通りの物件が当初見つからず、エリアを広げながら粘り強く探した

「物件探しは難航しました。最初は勤務先があった幕張周辺で探していましたが、なかなか条件に合う物件が見つかりませんでした。次に千葉市、船橋市と対象を広げていきました」と荒井さん。2017年3月ごろから始めた物件探しは、5月に退職して探すことに専念できるようになってからも続く。実際に現場へ出かけてみた物件は10数件、内見した物件は5~6件だった。

ようやく見つけた今の場所は、自分にとって縁もゆかりもない住宅街。しかし、賃料・広さの条件がぴったりで、周辺の雰囲気も気に入ったという。「ちょうど最初にここを見たときは夏の暑い盛り。通りのケヤキ並木が茂って影を落とし、涼し気だったので、雰囲気のいいところだなあと」。そこは船橋市の「三山央町商店街」という古くからの商店街。商店・大衆食堂などが健在の一方で大型スーパーやコンビニもあり、賑わいながらもひなびた雰囲気があった。

店舗デザイン会社を探すためマッチングサービスに登録

会社を退職して店の準備を本格化させた時期に、店舗デザイン.COMのマッチングサービスに登録してみた。過去に商業店舗の内装会社に在籍していたため、デザイナー・内装業者の知り合いがいないわけではなかったが、新天地で開業するにあたり、近隣の会社について情報収集してみたいと思ったそうだ。

「すぐに5、6社からメールをいただきました。それぞれの会社のメールの内容や作品事例などを見て、一番気になったニトクラフツさんとまず実際にお会いしてみたんです。すると話が合って仕事がしやすそうだったので、お願いすることにしました。会ったのはニトクラフツさんだけです」と話す荒井さん。物件探しではかなり時間をかけたが、いい出会いさえあれば即決するタイプのようだ。三山の物件が決まると、希望を伝えるにあたり自ら簡単な図面を描いたそうで、以後のプランニング、工事はスムーズに進んでいった。

スケジュール&業社選定

【2017年3月】開業を決め、物件探しをスタート。
【2017年5月】会社を退職、引き続き物件探しを継続。店舗デザイン.COMのマッチングサービスに登録。
【2017年7月】現在の物件を見つける。
【2017年9月】融資が決まり、物件契約。
【2017年10月】 内装工事
【2017年10月】 内装工事

自家焙煎コーヒー専門店らしいナチュラルな雰囲気は、古材を活用して演出

内装についてはイメージだけ伝え、デザイナーにお任せだったという。店舗の外観・壁などには古材が使われ、漂うコーヒーの香りともに、ゆったりした空気感を演出している。「ニトクラフツさんは遠方まで行って古材を調達したり、ネットオークションで什器を落札したりと、いろいろな方法をとってくれていたようです。古材オンリーだと予算オーバーになってしまうので、新しい素材も組み合わせながら、いい感じに仕上げてくれました。イメージ通りです!」と荒井さん。

店内で目を引くのは大きな焙煎機。自家焙煎のオリジナルブレンド豆は常時3種類、他におすすめのシングルオリジン豆が10種ほど。販売がメインだが、店内にはソファ席とカウンター席があり、一杯400円でコーヒーが飲める。お洒落で落ち着ける空間なので、カフェとして通ってくるお客さんもいるそうだ。「でも、コーヒー以外のメニューはないので、“カフェ”とはこちらからは言わないようにしています。フードもなければカフェラテすらありませんから」。

出店準備に追われた半年を振り返って、開業する人へのメッセージ

退職したのが2017年5月、そしてオープンが11月。脱サラで店を始めるケースとしては、かなりスピーディーといえるのではないだろうか。荒井さんはサラリーマンとして店舗内装、営業、IT、広告などの仕事をしてきたが、そんな幅広い経験が役立ったという。最後に開業する人へのメッセージを伺った。

「今回私の場合は物件探しで苦労しました。思い通りにいかないことは必ず出てくるので、そういうときは焦らずじっくりと。そして『これだ!』と思ったら、素早く決断して進めていくのがいいと思います。そのためにも、自分の想いやイメージをできるだけ具体的に固めておくことが大事ですね」

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