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高校時代の友人との夢を叶え、さいたま市郊外にイタリアンを開業。その道のりを取材!

2019-02-06 17:37:35.0

「一緒にお店を」高校時代の仲良し二人の夢を実現

現在共同経営者である伊藤さんとは、埼玉県浦和市の高校で出会ったという松原さん。親しく付き合ううちに「いつか一緒に店を持とう」と語り合うようになったそうだ。

「まだ高校生でしたから、必ず実現できると思っていたわけではないんです。ただ、『できたらいいね』という思いで、夢を共有し合っていました。」

学校を卒業後、松原さんは接客業、伊藤さんは飲食業へ進み、それぞれの道で研鑽を積んだ。約10年後、着実に経験を重ねた二人はついに実現に向けて行動をスタート。物件の情報を集めては少しずつ見に行くようになっていた2018年8月、現在の店舗に出会って気に入り、開業への決意を固めたという。

さいたま市近辺でじっくりと物件探し

物件探しは「埼玉県さいたま市近辺」と対象エリアを設定し、賃料・立地・店舗面積などの条件を重視して検討した。しかし、見つけた物件は最寄駅から徒歩10分以上の住宅街。「けやき通り」という幹線道路沿いで、いくつか店舗はあるものの、周辺は新興住宅街で飲食店は少ない。それでも「この場所でいこう」と思った決め手は何だったのだろうか。

「飲食店の多い繁華街で他店と競争するより、地域の人が足繁く通ってくれるような店にしたいと思っていました。東川口駅の近くや通り沿いには多少の飲食店がありますが、ほとんどがチェーン店。周辺には新築の戸建てが多く、個人店を出したら利用してくれる人はいるのでは、と感じました」

物件は一戸建ての1階部分を店舗に改装してあり、以前にはパン屋が営業していたそうだ。松原さんたちは隣にあるクリーニング店で客層をリサーチ。30代~40代の夫婦や子育てファミリーが多いという情報を得て「外食のニーズはあるはず」と感じたという。

共同経営者でありながらシェフも務める伊藤さんは、イタリア・スペイン・沖縄料理などの経験があったが、周辺の飲食店事情と顧客層を踏まえ、松原さんの塩の専門知識も生かせるイタリアンに業態を決めた。

マッチングサービスに登録して会社を探し、低予算で内装工事を実現

物件を見つけ、いよいよ開業の話が具体化し始めたとき、松原さんはまだ前職の塩専門店に勤務していたため、なかなか時間が取れなかった。そんななかで内装工事会社を探さなくてはならないため、空いた時間を活用して探せそうな店舗デザイン.COMのマッチングサービスに登録。提示できる予算が少ないので反応があるだろうかと心配していたが、すぐに8件ほど返信があった。連絡を受けた各社の実績をウェブサイトで見て、さいたまエリアで小規模な店舗を手掛けている作品が多い「たましま設計施工社」と会ってみることに。同社は内装工事の予算をできるだけ抑えたいという事情に理解を示してくれた。

「安く抑えるには、“自分たちでできることはすべて自分たちで”と指南を受けました。たましま設計さんに技術的なアドバイスをいただきながら、内装の塗り替え・床の塗装・外壁やテラスの改築などをDIYで少しずつ進めていきました」

電気工事や設備工事以外はほとんどすべて自分たちで手掛け、施工費を抑えた。「出来栄えはプロの仕上がりのようにはいかず、工期も長くなってしまいましたが、“自分たちでやった”という達成感があり、お店への愛着も増すことになりました。」と語る。

少し長めの工事期間中、通りすがりに興味を示す人は多かったという。そこで松原さんはInstagramで日々の工事のようすを発信するとともに、店頭にはチラシを置き、開店前からお店をPRした。店名の『エストポルトーネ』は、住所の「東大門」を直訳したイタリア語で、“地元の人に愛される店になるように”との思いが込められている。

スケジュール

【2018年8月】物件探しを本格的にスタート
       店舗デザイン.COMのマッチングサービスに登録。
【2018年9月】物件契約
       内装工事会社決定、工事打ち合わせ
【2018年10月上旬】内装工事開始
【2018年11月下旬】竣工
【2018年12月7日】オープン

素朴な雰囲気のカジュアル・イタリアンレストランが完成

カウンター、一部の床と外壁に白無垢の木材を使い、壁は白い漆喰仕上げで、ところどころワンポイントで赤を使っている。暖かい時期になれば人気になりそうな外のテラスは、ペットも同伴可だそうだ。また、店内フロアにはカウンター4とテーブル6の合計10席のみで、空間にはかなり余裕がある。

「スペース的にはもっと席を置けるのですが、二人だけで回すにはこれくらいがMAXなので。結果的に広々してくつろげる雰囲気になりました。」とのこと。シンプルな内装の店内にカラフルな彩りを添えているのは、入口近くの棚に並ぶ世界の塩のコレクション。店では個性のある塩を活かしたメニューも提供されている。

年末オープンというタイミングもあり、滑り出しは順調

次第に姿を現していく「気になるお店」は、近隣の人たちの関心を集め、オープン直後から多くの人が来店してくれた。特に「ピザのテイクアウト」は時節柄パーティー需要で大盛況となり、注文をお断りしなくてはならないこともあったそうだ。

「開店して1か月。客足はだいぶ落ち着いてきましたが、週に1~3回ほど来店してくださる常連のお客様がつき始め、ありがたい限りです。」と松原さん。店は現在、モーニング(休日のみ)、ランチ、ディナーとフル回転で営業している。当初予想していたファミリー層はもちろんだが、ほかにも30代~40代の自営業者やシニア層なども来店してくれているという。

開業する人へのメッセージ、そして今後

最後に、開業する方へ向けてのメッセージを伺った。

「私たちはたましま設計さんに出会い、DIYしながら低予算で思い描いたお店を実現することができました。開業準備は初めてのことだらけで悩みながらの歩みですが、プロの方や詳しい方に頼りながら、自分のこだわりの部分を大切に守り、納得できる店づくりができたらいいのではと思います」

さらに、「お客様により一層楽しんでもらえるよう、ハワイアンや沖縄、スペインなどの料理を楽しんでもらう月ごとのイベントなどを計画しています」とこれからのプランを語ってくれた。地域の方々の大切な居場所となりそうな同店。その今後にも注目したいところだ。

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