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【関東 vs 関西】食文化の違い10選。うなぎ、卵焼き、食パン……。

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「関東は濃い味、関西は薄味」という話をよく聞く。これには歴史や風土の違いが深く関係しているのだが、しっかりとした理由を答えられる人は少ないのではないだろうか。

今回はこうした関東と関西の食文化の違いについて詳しく紹介していく。

こんなにもある! 関東と関西の食の違い

まず、関東と関西の「食」の違いを列挙してみる。お馴染みの食材・料理でもこんなにも違いがあるとは驚きだ。

■関東は濃口しょうゆ、関西は淡口しょうゆ
関東と関西ではしょうゆに大きな差がある。関東は色が濃く旨味もしっかりした濃口しょうゆ、そして関西は色が薄く味わいも上品な淡口しょうゆ(薄口しょうゆとも)。しかし実は、濃口しょうゆの方が甘さが強く、塩分量は淡口しょうゆの方が多いことは案外知られていない。

■関東はかつおだし、関西は昆布だし
食の基本となる「だし」。関西で昆布が主流になったのは、水質と関係があるらしい。関西の水は軟水で、「昆布」でも短い時間で良質のだしがとれる。一方関東は硬水で、だしが出やすく濃口しょうゆとの相性もいい「かつお」が広まった。

■関東の食パンは6枚切り、関西は5枚切り
関東では香ばしくパリッとした食感、関西は柔らかくもっちりした食感が好まれることが理由のようだ。それを強調するかのように、関東では8枚切り、関西では4枚切りの食パンもある。

■関東のおにぎりは三角、関西は俵型(呼び名は「おむすび」)
はっきりとした背景は不明だが、長い歴史の中で習慣として広まったようだ。「おにぎり」は三角に握ったほうが素早く、しっかり握れる。関東のほうが「合理的」「簡単」を追求しているように感じられる。同じ形の違いでいうと、関東のいなりずしは俵型、関西は三角。さらに餅は、関東は角餅、関西は丸餅が主流だ。

■関東は江戸前寿司、関西は箱寿司
個々のネタに「仕事」を施すのが伝統的な江戸前寿司。たとえば「漬け」や「昆布じめ」、煮ハマグリにたれをひと塗りするといった手間を加えることが江戸前寿司の特徴といえる。また、ネタではマグロの人気が高い。一方の関西では握り寿司でも白身魚ネタが多く、最もおいしいとされるのは「タイ」。関西名物の箱寿司でも「明石のタイ」の箱寿司は旬の美味とされる。「タイは明石に負けるから」と出さない江戸前寿司職人もいるそうだ。

■関東のうなぎは背開きを蒸し焼き、関西は腹開きで直焼き
うなぎは古くから人気のごちそうだが、その調理法は東西で大きく違う。関東では「武士が腹開きを嫌ったから」との説がある。頭を落とし、蒸してから炭火焼にする。脂が落ちて食感はふわっと柔らかい。一方関西では腹から開き、頭をつけたまま金串を打ち、じっくりと直焼き。パリッと香ばしいのが特徴だ。

■関東の卵焼きは甘く、関西はだしの旨味
関東では卵焼きは甘い味付けが伝統的。一方関西ではだしが利いていて、塩味もかなりしっかりとついている。卵焼きに関しては、ほかの料理とのバランスで味付けが決まったのではないかと推測される。関東ではしっかりとした味の煮物や焼き物とのバランスを考え、卵焼きは甘めに。そして関西では甘い味付けのおばんざいに合わせて塩味で仕上げたのではないだろうか。名脇役ならではの味の七変化といえそうだ。

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ほんだこはだ

About ほんだこはだ

グルメ、ライフスタイル、旅、恋愛、まちづくりなどの記事を各種サイトに執筆中。大手グルメサイト、ローカルビジネスサイトで多数の飲食店取材を経験。オシャレ食材を家庭料理にして食べるのが趣味。