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京都に新規出店するならおすすめの場所は？京都市内の飲食店事情を紹介！

京都に新規出店するならおすすめの場所は？京都市内の飲食店事情を紹介！

2017年9月8日

Photo by iStock.com／KatarzynaBialasiewicz

世界の注目を集める古くて新しい都市・京都。年間観光客数は5000万人を超え、さらに増加中です。飲食店関係者の中には「京都に出店してみたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。今回は、京都市内に出店するならどんな地域、どんな場所がおすすめかをご紹介します。

京都を代表する繁華街は四条大橋の周辺

京都の賑わいを象徴するイメージの一つが、四条大橋から見える「川床」に多くの人が集う風景です。この橋の付近が、京都で最もにぎわう「四条河原町」です。四条を中心として、昔も今も京都を代表する繁華街が栄えています。四条河原町の中でも、花見小路、祇園は高級割烹、料亭などが立ち並び、古都の面影が色濃く残っているエリアです。

鴨川と木屋町通の間にある「先斗町」では、石畳の狭い小路に飲食店が軒を連ねています。もとは舞妓さんがいる花街で「一見さんお断り」の店が多いことで知られていました。今はリノベーションされたレストラン、ダイニングバーなどが増え、観光客にも人気のエリアになっています。

京都のオフィス街の中心地にある「四条烏丸」は、デパート・大型ホテルがあり、観光客も大勢訪れる場所です。碁盤の目のように広がる通りに、さまざまなジャンルの飲食店がひしめいています。

これらのエリアは、人気の高さに比例して賃料が上昇傾向にあります。手頃な店舗物件も少ないため、個人が新規出店するには、少し難易度が高いかもしれません。

四条駅の店舗物件一覧
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Photo by iStock.com／Ark_Tui

観光スポットの周辺なら出店の可能性もありそう

中心地に負けず劣らず賑わっているのが、京都市の東部エリアです。銀閣寺を始め、多くの寺社がある岡崎・東山には、「哲学の道」周辺に和・洋・中・エスニックのレストランが点在しています。

また、京都の北部は、金閣寺・北野天満宮を参拝する人で賑わいます。この付近にはお手頃価格の居酒屋などがあり、京都の中では庶民的なエリアといえます。

どちらも、参道沿いのような一等地を除けば、空き店舗が見つかる可能性が高い地域です。観光スポットから少し離れた場所にも、博物館や雑貨店、土産店などがあるので、人の流れを見て有望な店舗を探すことができるでしょう。

Photo by iStock.com／twokim

新規出店におすすめのエリアは？

京都では、メインの繁華街や観光スポットの周辺以外にも、出店におすすめの場所があります。地元の人は普段から徒歩や車で移動することに慣れているため、メインストリートから外れた場所にある観光スポットや飲食店にも訪れることが多いようです。そんな事情を反映して、古い町家をリノベーションしたカフェや雑貨店などは、京都のいたるところに点在しています。こうした事情を踏まえ、新規出店におすすめのエリアを3つご紹介します。

1、京都駅南側
京都駅の北は賑わう繁華街ですが、南側は低層のマンションといくつかのホテルがある静かな街並みが広がっています。ホテル宿泊客をターゲットにした雑貨店やカフェが増加中で、とくに女性の注目が高まっているエリアです。

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2、西院
四条からそれほど遠くない西方向に位置し、アクセス良好ながら閑静なエリアです。繁華街の外れに位置していますが、飲食店はかなり多く、在住・在勤の人の日常使いが見込まれます。

西院駅の店舗物件一覧

3、出町柳
京都大学のそばにあり、学生向けのリーズナブルな飲食店が多いのが特徴です。また、叡山電車発着駅なので、観光客も大勢訪れます。この一帯は古い建物をリノベーションした店舗やホテルが増えてきています。

出町柳駅の店舗物件一覧

京都は、世界で初めて畳の上でコーヒーが飲める『スターバックス』ができたことでも話題になりました。今後も、多種多様な出店のスタイルがありそうです。変化のスピードが速い大都市なので、流行り廃りの波があることには注意が必要かもしれません。京都はコンパクトな地域に多くの可能性が詰まっている街なので、自分で個別の物件に足を運び、じっくりと確かめてみることが成功のカギといえるでしょう。

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