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飲食店の「中食」事業への参入、その実態を調査! テイクアウト販売を行う店舗は45.6%

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Photo by iStock.com/benzoix

これまで食事といえば、飲食店など外で食事をとる「外食」、自宅で調理して食事を楽しむ「内食」が中心だった。しかし近年、調理済み食品を購入して自宅へ持ち帰る、またはデリバリーして食す「中食」が注目されている。

一般社団法人日本惣菜協会が発表した「2017年版惣菜白書」によると、2015年の中食(惣菜)の市場規模は9兆8399億円。2006年の7兆8,129億円に比べ、126%の伸び率に。今後も市場拡大が見込めることから、デリバリーやテイクアウトサービスといった中食事業への参入を検討している飲食店も多いだろう。

今回は飲食店の中食事業の参入状況について調査。実際に導入している店が感じるメリット、デメリットとともに結果を紹介する。

■調査概要
調査対象:飲食店.COM会員(飲食店経営者・運営者)
回答数:160名
調査期間: 2017年11月14日~2017年11月19日
調査方法:インターネット調査
アンケート結果はこちら

■回答者について
本調査にご協力いただいた回答者のうち66.9%が1店舗のみを運営しております。また、回答者のうち東京にある飲食店の割合は65.0%(首都圏の飲食店の割合は80.0%)となっており、こうした背景が結果に影響していると推測されます。

テイクアウトは半数近くが導入。メリットは「接客の負荷が少ない」こと

中食への参入のうち、テイクアウトを行っている飲食店は45.6%。ドリンクのみ、ランチタイムのお弁当のみなど、店の都合や環境に合わせて、限定的に取り入れやすいため、じつに半数近くの飲食店がテイクアウト販売を実施していた。またテイクアウトを行っていると回答した飲食店に対し、月商における売り上げの割合を尋ねたところ82.4%の飲食店が、月商の「10%以下」だった。

テイクアウト販売を行っている飲食店は45.6%

月商におけるテイクアウトの売上は「10%以下」の店舗が82.4%

さらにテイクアウト販売のメリットや大変さについて自由記述式で聞いたところ、以下のような回答が得られた。

「コーヒーのテイクアウトは、客席を取らずに売上になるので助かる」(神奈川県/カフェ)
「メリットは手間がかからないこと。また事前注文にする事によって、食材のロスも抑えられます」(東京都/洋食)
「メリットは席が空いていなくても販売できる点。逆に大変だと感じることは、オーダーが重なってしまった時にお客さんを待たせてしまうこと」(東京都/イタリア料理)
「持ち帰り後の商品に異物クレームがあると本当に店側の落ち度なのか調査しづらい」(大阪府/居酒屋・ダイニングバー)

テイクアウトは接客の負荷が少ないうえ、座席数に関係なく売上を底上げできる。一方、問題になるのが混雑時のオペレーションだ。特に昼時のピークタイムなどにオーダーが重なった場合、店内で食べるお客様の待ち時間も長くなってしまう。また、もともと店内で食べることを想定して作るため、購入後の管理を心配する声や、持ち帰り用の容器の確保に悩む様子も見受けられた。

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戸田千文

About 戸田千文

広島・東京を中心に活動するフリーランスの編集・ライター。これまでにグルメ冊子や観光ガイドブック、町おこし情報誌などの編集・執筆を担当。地方の魅力を首都圏に発信する仕事をするのが夢。おいしい地酒を求め、常にアンテナを張り巡らせ中。