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外食業界で世界初、ワタミが「RE100」加盟企業に。環境保護活動に取り組む飲食企業が増加中

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Photo by iStock.com/Yagi-Studio

2018年3月、ワタミ株式会社が外食企業として世界で初めて「RE100」に加盟した。RE100とは「Renewable Energy 100%」の頭文字を取ったもので、事業運営を100%再生可能エネルギーによって賄うことを目指している国際的な企業連合だ。ワタミは、2040年までにこれを達成することを目標としている。

同社は1999年に「ワタミ環境宣言」を発し、外食産業初のISO14001認証を取得。エネルギーへの関心も高く、2012年には風力発電による再生可能エネルギー事業を開始している。こうした姿勢が評価され、外食産業唯一の「エコ・ファースト企業」認定を受けた経歴も持つ。今回のRE100への加盟は、こうした一連の環境活動が発展した形だ。

飲食業界の環境保護への取り組み例

環境保護活動に取り組むのは、ワタミだけではない。大手チェーンのすかいらーくグループでも、さまざまな角度からの環境保護活動を行っている。まず、大型野菜をダンボール出荷から通い箱による流通に変更。これにより月間30トンのダンボールを削減した。また、テイクアウトやデリバリー用の容器を改善することで廃樹脂の削減にも取り組んでいる。さらに、一部の店内でLED照明の導入を進め、店舗照明の消費電力を通常の1/8に抑えることに成功。あらゆる手段を用いて環境保護活動に取り組んでいることがわかる。

また、顧客の協力を仰ぐ形で環境保護活動を行っているのが、くらコーポレーションだ。『くら寿司』では「今すぐできる、エコにいいこと」を合言葉に、My箸運動を実施。箸を持参した客に対し10円の割引を行っている。エコを目的としているため割り箸の持参では値引きが適用されず、通常タイプの箸のみが対象だ。

写真はイメージ。Photo by iStock.com/JGalione

このほか、ちょっと変わった環境保護活動を行っているのが『串カツ田中』。同店では、店舗有機廃棄物を堆肥として生成し、それを提携農園のキャベツ畑に撒く「キャベツリサイクルサークル」という取り組みを行っている。ここで育ったキャベツは秋に収穫され、店舗へと運ばれ客のもとへと届けられるという仕組みだ。収穫は従業員とその家族らの手で行われ、2017年には約350株が収穫された。環境保護だけではなく、従業員へ自然との触れ合いの機会を提供するという側面も持つ。

このように大手企業を中心に、外食業界ではさまざまな環境保護活動が実践されている。社会的な注目度も高い環境をめぐる活動は、今後もさらに進んでいくことだろう。

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『Foodist Media』編集部

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