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フォーリンデブはっしーが語る「最新グルメトレンド」。SNS集客を成功させる3つのカギ

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ますます大活躍のフォーリンデブはっしーさん。インスタグラムのフォロワーはついに15万人越え!

365日、年間1,000軒以上を食べ歩き、各メディアで「日本一のグルメブロガー」と紹介されているフォーリンデブはっしーさん。グルメ本『東京 肉らしいほどうまい店』をKADOKAWAから出版し、日本最大級のフードイベント「肉フェス」で応援団長を務めたり、さらに農水省の国産食材アンバサダー、Jリーグの親膳大使に就任したりと、食をベースに幅広い活動を行っている。

インスタグラムのフォロワー数は約153,000人(※2018年10月24日現在)。外食専門のインスタグラマーの中ではダントツのフォロワー数を誇る。高級店から格安店まで幅広く食べ歩く彼に「最新のグルメキーワード」を聞いた。

グルメトレンドの分析は年々難しくなっている?

今回、フォーリンデブはっしーさんに「グルメトレンドは?」と聞くと、はっしーさんはとても複雑そうな顔でこう言った。

「食だけじゃなくていろんな分野で言われていることですけど、好みが非常に多様化して、細分化しているんですよね。昔のように、お茶の間でテレビ見て1つのことを話題にしていた時代は終わったわけじゃないですか。スマホは情報をセグメントできるので、その人が見たいチャンネルをひたすら見続けることができます。だからハンバーガーが好きな人は、ずっとハンバーガーの情報を追っかけるわけです。チョコミントやかき氷など、ニッチなもので熱量が高いものもありますが、それを追いかけていない人もたくさんいる中で、トレンドと言い切っていいのかという疑問は残ります。ただ、食のニーズが多様化している中でも大勢が反応する『グルメキーワード』があるので、3つ紹介したいと思います」

1、フォトジェニックはもう古い! 今旬なのは「ムービージェニック」なグルメ

昨年フォーリンデブはっしーさんに取材したときには、「フォトジェ肉(フォトジェニックな肉)」をトレンドキーワードとして挙げてくれた。だが今は、フォトジェ肉ではなく「ムービージェ肉(ムービージェニックな肉)」がトレンドになっているという。

「インスタグラムに『ストーリーズ』という機能ができて、短い動画を投稿できるようになりました。インスタグラマーの中には、ストーリーズにポンポン動画を上げていくのが活動の中心になっている人もいます。15秒までのショートムービーをアップしてコミュニケーションを図る『TikTok (ティックトック)』のユーザーは10代がメインでしたが、最近は家族と一緒に利用する人が増え、年齢層が上がってきています。僕は『TikTok』には全然フォロワーがいないんですけど、昨日ハンバーグの動画を上げたら一日で5万再生されました。ユーザー層や利用シーンが拡大し、グルメでも爆発力が出てきていると感じます。“動画映え”は今年の始めから言われていたことですが、動画メディアの発展に伴い、来年にかけてもこの傾向は続くと見ています。では、どんなメニューが動画ウケするのかというと、すでに定番になっていますが、目の前でラクレットチーズを流しかけたり、ハンバーグを切った断面から肉汁があふれたりするのは、“ムービージェニック”の王道です」

動画といっても長い必要はなく、インスタグラムのストーリーズやTikTokで流せる15秒以内のショートムービーがメインになってきているそうだ。

チーズフォンデュソースがかかった『数寄屋バーグ』のハンバーグ。画像はフォーリンデブはっしーさんのインスタグラムより。リンク先からムービージェニックな動画を見ることも可能

2、「いいね」がもらえる3つの最強食材

「おかげさまでインスタグラムで15万人以上の方にフォローいただいているので、だからこそ、いいね数やコメント数で、どれだけの人がどんな投稿に興味を持ったのかを、数字として分析できるんです。過去の傾向から、『これさえ押さえておけばいいねが多くなる、3つの最強食材』があることに気がつきました。1つ目は『肉』。なかでも『肉の赤い断面』を写した写真は食いつきがいいです。2つ目は『チーズ』。チーズのトロトロ感はシズル感があって食欲をそそられるんですよね。チーズタッカルビもいまだに人気です。3つめは『魚卵』。米粒が見えないほど敷き詰められたイクラやウニの丼というのは、本能に訴えかけるような魅力があります。僕の投稿は肉が中心ですが、インスタグラムのいいね獲得数は、上位3位までウニが占めています(笑)」

その最強食材さえ使えば、どんな店でも「いいね」が増えるのだろうか?

「そういうわけではなくて。“美味しさ”に繋がる文脈作りって大切だと思うんですね。例えば、ケーキ屋さんがウニ丼を出しても美味しそうとは思わないですよね? 海鮮居酒屋の出しているウニ丼……というストーリーがあるからこそ食欲がそそられるのだと思います。表参道に『熊だ』というサーモン専門店があって、やまめの魚卵を使った『黄金イクラ丼』を出しているんです。“サーモン専門店が提供するイクラ丼”っていう時点で美味しそうな雰囲気が出ている上に、“黄金のイクラ”という珍しいワードが出てくると、『何これ、美味しそう』『食べたい』という気持ちがかき立てられるんですよ。お店の強みにつながるようなストーリーに沿って最強食材を使えば、今の時代は瞬く間に拡散されると思います」

はっしーさんいわく、「インスタグラムは意外と文章も読まれている」そうだ。どんなに写真が良くても、文章で魅力を伝えていないと「いいね」や来店にはつながりにくい。お店の信頼感や食へのこだわりを感じさせるストーリー作りも大切なのである。

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三原明日香

About 三原明日香

これまでに、百貨店の会報誌や、フリーペーパー、グルメ冊子、地域の経済新聞などで取材記事を執筆。社会保険労務士や年金アドバイザーの資格を持ち、人事労務の分野にも詳しい。趣味は都内のカフェめぐりで、とくにチョコレートには目がない。