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3つの看板メニューでランチは常に満席。繁盛ビストロ『Blanc』成功の秘訣

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料理人の大谷陽平さん(左)とパン職人の和田尚悟さん(右)

2016年のオープン以来、パンマニアの間で火がつき、瞬く間に人気店となったパンビストロ『Blanc(ブラン)』。虎ノ門駅から徒歩3分という立地ながらも、大通りに面しているわけではなく、店の広さも8坪と小さめ。それにもかかわらず、ランチタイムでは最大5回転するという人気ぶりだ。

店を営むのは、料理人の大谷陽平さんとパン職人の和田尚悟さん。二人に、店を始めたきっかけから繁盛の秘訣、そして「料理人×パン職人」で店を営むメリットを伺った。

食についての様々な経験を経て出会った二人

「中学生の頃に都内のホテルで料理人がオムレツを作っているのを見て『カッコイイな』と思って、すぐにフライパンを買ってもらって、一人でオムレツばっかり作っていました」と話すのは料理人の大谷さん。高等専修学校で調理を学び、その後は短期大学で栄養士の資格を取得。卒業後は日本国内、そしてフランスのパリやカンヌなどで料理人として腕を磨いた。

一方、和田さんも10代の頃からパン作りに興味を持ち、大阪の辻調理師専門学校でパン作りを学んだ。しかし、「パンに限らず、食について様々なことを学んで視野を広げたい」と、まずはパティシエとして修業。その後は、街のパン屋で働き、地元高知のイタリア料理店や東京の日本料理店などで修業し、パンに限らず、食について貪欲に学ぶ日々を送っていた。「30歳になったらパンに戻ろう」と思っていたそうで、その後は丸の内のビストロを併設するパン屋へ就職。そこで二人は出会った。

8坪という広さだが、窮屈さは感じず心地良い空間

独立のきっかけは「ガーリックトースト」

二人で独立するきっかけは「ガーリックトースト」だった。丸の内のお店で働いていたときに、売れ残ったパンを何かに使えないかと、2人でガーリックトーストを開発したところ、1つ480円の商品が2時間で100個以上も売れたという。

「商売ってこういうことなのかも」とピンと来た二人は、サイドビジネスとして「ガーリックトースト屋」を始めようと物件探しに乗り出す。そして、紹介されたのが現在の物件。気に入ったものの、想定より少し大きかったそうだ。そこで、もともと独立志向があった二人は、これを機に本格的な“パンビストロ”をオープンさせることにしたのだ。

「パン×本格フレンチ」のスタイルであっという間に繁盛店へ

「ビストロだけだったらこんなにクローズアップしてもらえなかったと思います。でも、パンとビストロ、しかもこんなに小さな箱でやってるところはあまりないので、そのあたりがメディアやパンマニアの方の目に留まったみたいで……」と大谷さん。確かに本格フレンチと職人のパンを気軽に、そしてお酒と楽しめるというスタイルは他にない。二人で始めたからこそ得られた強烈な個性が、瞬く間に繁盛店になった一番の要因と言えるのかもしれない。

前述の“ランチ5回転”について、「オフィス街なのでお昼は周囲の店はどこも並んでますよ」と大谷さんは言うが、よくよく話を聞くと、リピーターの数はもとより、客の来店頻度の高さに驚いた。

「週3回くらい来る人は結構いますね。なかには、ほぼ毎日来てるんじゃないかって方もいます。例えば、とある外国人男性は毎回サラダランチをオーダーしてくれるんですけど、うちの店を利用することが1日のルーティンに組みこまれているみたいな使い方をしてくれるんです。とても嬉しいですね」と和田さんは言う。

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若松真美

About 若松真美

ライフスタイルや旅行に関する女性向けWebメディアで編集者を経験後、現在はフード、トラベル、日本文化などの分野で執筆するライター。蕎麦屋酒と浮世絵を愛する。週末は東京下町を中心に酒場巡りや町歩きを楽しんでいる。