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九州最大、西日本一の歓楽街を有する「中洲川端」エリア。飲食店出店のポイントは?

2019年2月27日

画像素材:PIXTA
天神駅のお隣にある「中洲川端」駅は、博多駅からも地下鉄で約3分の場所にあります。天神と博多という福岡を代表する2つの町のちょうど中間にあるのが中洲川端エリアです。日本三大歓楽街といわれる「中洲」と博多座や櫛田神社など観光客も多く訪れる「川端」、この2つからなる中洲川端エリアの魅力と個人店出店の可能性について紹介します。

歓楽街としてにぎわう中洲エリア

まず天神寄りにあるのが「中洲」です。東京の新宿・歌舞伎町、札幌のすすきのと並ぶ日本三大歓楽街の一つで、九州最大・西日本一の歓楽街となります。飲食店・風俗店の数はおよそ3500軒ともいわれ、バーやクラブなどが集中しています。

そのため、中洲エリアの飲食店は同伴客や接待利用の需要が高く、高級料亭や寿司店、焼肉店など客単価は高く設定されているケースが多くみられます。特に中洲から春吉橋を渡った西中洲はその傾向が高くみられ、ミシュラン一つ星を獲得した『鮨さかい』を始めとした、高級飲食店が並ぶ大人の街です。

一方、那珂川沿いは日が暮れ始めるころから多くの屋台が並びます。こちらはリーズナブルに食事を楽しむことができ、「博多で屋台を体験したい」という観光客で賑わうエリアでもあります。

新駅誕生に向け期待の声が上がる川端エリア

一方、博多駅からなら歩いて15分ほどの場所にあるのが川端エリアです。中洲川端駅を基点に、博多駅側が上川端町、反対が下川端町となります。上川端町は、博多で一番歴史がある商店街として知られ、老舗と新店が溶け合う街となります。

商店街からすぐの場所には博多祇園山笠の「櫛田入り」で有名な櫛田神社が、また国体道路を挟んで向かい側にはアジア系の観光客らも多く訪れるキャナルシティ博多があり、地元の人だけでなく、観光客も多く行き交っています。

さらに注目すべきは、2022年を目標に進められている市営地下鉄七隈線の延伸事業です。この事業は天神南駅から博多駅までを繋ぐものですが、それに伴い上川端町南側に新駅が誕生予定です。特に商店街周辺は延伸による集客アップに期待する声が多くあります。

一方下川端町には、博多リバレインモールがあります。博多座を併設し、館内には美術館や福岡アンパンマンこどもミュージアムを有する大型商業施設となり、観光客はもちろん若いファミリーから年配層まで幅広い世代の出入りがある場所です。

画像素材:PIXTA

中洲川端エリアに飲食店を出店するなら?

では、中洲川端エリアで個人店出店を検討する場合に考慮するべき点は何になるでしょう。まず、このエリアは賃料が高めです。そのため、路面店だけでなく空中階や地下も視野に入れて物件を探すことを検討するのがよいでしょう。また中洲のなかでも特に高級店が集中するエリアは、客が求めるレベルも高くなります。高品質で勝負するのはもちろんですが、それでも店が軌道に乗るまでは少し時間がかかると考え、しっかりと運用資金を準備しておくのがベストといえます。

さらに、中洲は女性より男性客が訪れることが多いエリア。高級路線ではなく庶民派なお店を目指すのであれば、おしゃれさや奇抜さではなく、定番ながらも素材や味にこだわりを持った居酒屋や焼き鳥店などもおすすめです。

また川端エリアのなかでも、博多リバレインモール周辺であれば、ショッピングやミュージアムの前後に親子で利用できるようなカフェ、博多座で歌舞伎や観劇を楽しんだ人が立ち寄れる落ち着いた雰囲気のカフェやレストランは需要がありそうです。

また、国体通りを挟んで向かいにあるキャナルシティ博多は、外国人観光客向け案内所があるなどインバウンド対策に力を入れており、アジアからの観光客が多く訪れています。そのため国体通りに近い飲食店であれば、多言語対応が可能などインバウンド対策を行うことで集客に繋げることが可能となるでしょう。

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