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2019年春にオープンする注目の商業施設は? 「アソビル」「GEMS田町」「錦糸町パルコ」etc...

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4月4日にオープンする「無印良品 銀座」の店内パース

2019年もさまざまな商業施設が新オープンする。話題性のある商業施設は多くの人を集め、街自体を活性化させる。この春はどんな施設がオープンするのか? 施設内の飲食店の情報とともにご紹介しよう。

3月15日、横浜駅直通のエンタメビル「アソビル」開業

「アソビル」は、“遊べる駅近ビル”をコンセプトにした複合型エンターテインメントビルだ。フロアごとに異なるテーマの“アソビ”が楽しめる。

1階のグルメストリート「横浜駅東口 POST STREET」には、チーズバーガー専門店『DAIGOMI BURGER(ダイゴミバーガー)』が出店する。チーズ専門レストラン『DAIGOMI』の新業態店で、「チーズが主役のチーズバーガー」が看板メニューになるという。人気ラーメン店『丿貫(へちかん)』が手掛ける新店舗『煮干蕎麦』や、商業施設初出店の『立食い鮨 鈴な凛』などもオープンする。

3月15日にオープンする「アソビル」の店内パース。1階に人気店がずらりと並ぶ

3月16日、「錦糸町パルコ」OPEN! 地元グルメが集結

錦糸町の商業施設「楽天地ビル」がリニューアルし、「錦糸町パルコ」として生まれ変わる。テナント全105店のうち、約7割が地域初出店だ。

レストランフロアは6階だが、1階にも錦糸町エリア初出店の店舗や墨田区の有名店が集結する「SUMIDA FOOD HALL」ができる。『TIME』誌の「史上最も影響力のある17のバーガー」に選出されるなど、本店のあるアメリカでも人気のハンバーガーレストラン『UMAMI BURGER(ウマミバーガー)』や、墨田区にある肉厚ステーキを提供する洋食店で、特許を取得した駄敏丁(だびんちょ)ステーキで知られる『レストランカタヤマ』、そして『ベクタービア』『二代目野口鮮魚店』『すみだ珈琲』『IMADEYA SUMIDA(いまでやすみだ)』『真鯛ラーメン麺魚』も出店する。

3月16日にオープンする「錦糸町パルコ」

3月18日、飲食特化型商業施設「GEMS田町」誕生

再開発で活気が見込まれる田町駅前には、飲食特化型商業施設「GEMS(ジェムズ)」がオープンする。「GEMS」とは、英語の「GEM(ジェム)=宝石」の複数形のこと。地下1階から9階までに、周辺のオフィスワーカーなどの多様な飲食ニーズに応える10の店舗が入り、宝石のように「街の人々の生活を輝かせる存在」を目指すという。

スタイリッシュな店内で女性客からも人気の焼肉ダイニング『焼肉ぽんが田町店』、本格中華が楽しめる『味覚』、そして『創作鉄板 粉者焼天』、『RAMON WINE&GRILL』なども出店する。

続々とオープンする「GEMS」。今度は田町に

4月4日、世界旗艦店「無印良品 銀座」オープン

MUJI HOTEL「MUJI HOTEL GINZA」とレストラン『MUJI Diner』を併設する無印良品の世界旗艦店が銀座の並木通りに開店する。銀座から世界中に向けて、無印良品の考える「感じ良いくらし」を発信する。

1階では中食を扱う。素材の味を大切にした日替わり弁当や丼、麺、サラダ、カットフルーツ、ジューススタンドや毎朝店内で焼くパン屋も並ぶ。アプリで当日の朝までに弁当を注文すると、銀座エリアに指定の時間に配達するサービスもスタートする。また、食の売場では、ストローや試食用の皿やカトラリーを紙製品にするなどして、積極的にプラスチックごみの削減に取り組むという。

無印良品の世界旗艦店となる「無印良品 銀座」

これまで商業施設の多くでは、上階に飲食エリアを設けてきたが、近年では1階に設けることが増えているようだ。飲食テナントに集客の手段としての大きな役割が期待されていることがうかがえる。今年秋には再開発が進む渋谷エリアで施設のオープンが重なる。こちらも楽しみだ。

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岩﨑美帆

ライター: 岩﨑美帆

1982年生まれ。NPO活動に没頭した 大学時代、塾講師、広告営業を経て、フリーライターに。食・健康・医療など生と死を結ぶ一本線上にある分野に強い関心がある。紙媒体、Web媒体、書籍原稿などの執筆の他、さまざまな媒体の企画・構成の実績がある。好きな言葉は「Chase the Chance!」