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厨房用品・調理道具の選び方

フライパンは素材と大きさ、使いやすさで選ぼう! 種類や特徴、選び方のポイントを紹介

2019年3月19日(2023年6月9日更新)

フライパンは素材と大きさ、使いやすさで選ぼう!

画像素材:PIXTA


料理に欠かすことができない調理器具であるフライパン。種類豊富で選び方が難しいところもありますが、用途に合わせて使い分けることで、より料理の質を高めてくれます。今回は、そんなフライパンの種類と選び方のポイントをご紹介します。

素材の種類と特徴

フライパンは鉄やアルミ、銅など、様々な金属で作られたものがあります。どの素材を活用するかによって、味や調理の出来具合に変化があるため、素材の特徴を知ることが大切です。
■テフロン加工
ほとんどの料理に対応できて初心者でも扱いやすいため、多くの家庭で使われています。油無しでも使うことができ、料理をヘルシーに、焦がさず調理することが可能です。しかし強火や衝撃に弱く、金属製のフォークやフライ返しで表面を傷つけてしまうとコーティングが剥がれてしまうことも。2~3年経って調理の際に焦げ付くようになったら、買い替えたほうが良いでしょう。

SAテフロンセレクトフライパン
SAテフロンセレクトフライパン

■鉄
重くて頑丈なため扱い方に気をつければ劣化することがほぼなく、一生ものとして使えます。また、メイラード反応を促進することにより肉を香ばしく焼き上げてくれる効果も。ただし、初めて使う際には油慣らしをしたり、使用後によく水分を取って錆びないようにしたりするなど、お手入れに気を遣う必要があります。

SA鉄黒皮厚板フライパン
SA鉄黒皮厚板フライパン

■銅
銅は熱伝導率がほかの素材に比べてとても高く、卵焼きなど均一に火を通したい料理に向いています。しかし、重量があることや定期的な手入れが必要なこと、購入費用が高額であるといったデメリットも。
SW銅小判フライパン
SW銅小判フライパン

■アルミニウム
熱伝導率も悪くなく軽くて使いやすいため、パスタなどフライパンを振りながら作るメニューや、フランベするのに向いています。ただ、たんぱく質を含む食材が表面に付着しやすいという難点もあり、卵や肉をきれいに焼くのには向いていません。
トリノ フライパン
トリノ フライパン

フライパンは素材と大きさ、使いやすさで選ぼう!

画像素材:PIXTA

用途に合わせてサイズを選ぼう

素材だけでなく、サイズで用途が変わるのもフライパンの特徴です。例えばフランベをしたりソースを作ったりする場合には、20㎝くらいの比較的小さめのサイズを選ぶほうが使い勝手が良いでしょう。一方、肉や魚をじっくりと焼いたり野菜をしっかり炒めたりする場合には、30㎝くらいの大きめのサイズがおすすめです。

26~28cmくらいのサイズのものであれば比較的幅広い料理に対応でき、メインで使いやすいといえます。使う用途に合ったサイズを選ぶようにしましょう。

使いやすさを決めるポイント

■重さ
ほとんどのフライパンは1kgほどの重さがありますが、これに食材の重さも加わるため、あまりに重いものでは片手でフライパンを振ることが難しくなるでしょう。一方で、1kg以下などの軽いフライパンであれば、片手でも扱いやすくなります。

■持ち手部分
フライパンの持ち手がプラスチック製や木製の場合、火の上で使っている時でも熱くなりにくいため安全に使えます。ただし耐久性はあまりないため、衝撃を与えないようにしましょう。

その点金属製の持ち手は耐久性が高く、継ぎ目が少ないため汚れが溜まりにくいのがメリットです。しかし、もちろん金属で熱伝導が良いため、長時間加熱すると柄まで熱くなってしまうこともあり、鍋つかみを用意するなど安全に配慮しなければなりません。

このように、フライパンは素材やサイズ、重さ、持ち手部分など選ぶ基準が多くあります。自分がどのように活用するのかを想像しながら、最適なフライパンを選ぶようにしましょう。

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