1. 店舗物件探しトップ
  2. 物件タイムズ
  3. 「六本松421」を中心に再開発でにぎわう福岡「六本松」。飲食店出店の可能性は?

「六本松421」を中心に再開発でにぎわう福岡「六本松」。飲食店出店の可能性は?

2019年4月19日

画像素材:PIXTA
再開発が進み、今福岡で一番熱い街ともいわれるのが「六本松」。福岡市営地下鉄七隈線を利用すれば、中心地である天神までは10分とかからない場所にあり、2022年に七隈線の延伸工事が完了すると、博多からの乗り入れも十数分で可能になります。

また、九州大学があったことから、バスでの乗り入れも充実。駅近くにある上下線合わせて4か所の六本松バス停は、西区・城南区・南区などからの利用者も多くいるのが特徴です。

今回は、新たに生まれ変わった街として注目を集めている、六本松の飲食店事情と新規出店のポイントをご紹介します。

再開発で大きく変わり、若い世代に人気の注目エリアに

六本松はかつて、九州大学がキャンパスを置く学生街でした。2009年に九州大学が移設。跡地がUR都市機構に売却されたことで、六本松の再開発がスタートしました。

現在、六本松のにぎわいの中核となっているのが2017年秋にオープンした「六本松421」。福岡市科学館や九州大学法科大学院、さらに蔦屋書店や富裕層をターゲットにしたスーパーマーケット、「ボンラパス トレゾ」などが入る複合施設です。

2018年には、六本松421からすぐのところに福岡の裁判所が移転。新庁舎は全国で初めて高裁、地裁、家裁、簡裁の4裁判所が1カ所に集約されています。

駅前もきれいに整備され、活気にあふれています。また、周りにマンションが多く建設されたことから、若いファミリー層が増えたりと、一躍人気エリアになりました。

六本松の飲食店は、庶民価格で名店ぞろい

そんな六本松の飲食店は、人気店や行列店が多いのが特徴です。駅から歩いて3分の場所にある「京極街」は、スナックやバー、焼き鳥店など、カウンター中心の個性派店がそろう飲み屋街。そのすぐ近くには、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長行きつけの店として有名な、1988年創業の中国料理店『您好!朋友(ニイハオポンユウ)』があります。

また、若い女性がSNSを見て訪れる店も多数あります。ふわとろの明太子オムライスで勝負する『五穀』、福岡の人気店『パンストック』で修業した店主が開いたベーカリー『マツパン』、ミシュランにも掲載された『うどん日和』など、どこも平日でも行列ができることで知られる注目店です。

老舗店と再開発後に出店した店が混在する六本松。かつて学生街だった名残で、庶民価格の店が多く、若い女性からファミリー、プレミアムエイジまで、幅広い世代が利用しやすい飲食店が多く集まる印象です。

画像素材:PIXTA

六本松に個人経営の飲食店を出店するポイントは?

再開発によりにぎわいにあふれる六本松ですが、駅から5分も離れると住宅地。そのため、飲食店を出店するのであれば、家賃が少々高くても、駅近や大通り沿いなどの目立つ場所を選ぶことが大切です。

駅前は和食系の居酒屋が多く、バルやビストロなどは少ない印象。「洋」を売りにした気軽に楽しめる飲食店であれば、他店との差別化につながりそうです。さらに、六本松421内にある蔦屋書店を訪れる客を中心に、感度が高い若い層が多く訪れる可能性があるため、専門性が高い店や個性派な店も受け入れられやすいでしょう。

また、六本松駅から大濠公園へ向かう人が利用することも多いため、ファミリーが気兼ねなく利用できるカフェやランチが食べられる店、テイクアウトの需要に応えるのもおすすめです。

六本松周辺には大濠や赤坂、桜坂などの高級住宅地があります。赤坂のけやき通り周辺には、アッパー層が普段使いする大人な店が多いですが、六本松駅周辺はまだそういう店がありません。集客が期待でき、かつまだ競合が少ないので、チャレンジしてみる価値はありそうです。


<飲食店.COM>六本松の店舗物件を探す

飲食店ドットコムでは、飲食店舗物件件を公開中です!!

物件タイムズについて

飲食店ドットコムが出店希望者の方々へお届けする店舗物件マガジン。
出店エリアの立地動向、独自の調査データに基づくトレンド情報やランキング、物件探しのコツ、開業者の体験談など、店舗物件探しをテーマに、飲食店舗の物件探しに役立つ情報を定期配信しています。

ページトップへ↑

飲食店ドットコム 【首都圏版 |  関西版 |  東海版 |  九州版

飲食店ドットコム 居抜き売却 物件を掲載したい不動産会社さまへ