飲食店ドットコムのサービス

飲食店スタッフが覚えておきたい接客英語。ラーメン、居酒屋 etc...、業態別フレーズ編

LINEで送る
Pocket
follow us in feedly

画像素材:PIXTA

外国人観光客が急増している今、飲食店のスタッフにも英会話のスキルが求められるようになってきた。外国人客をもてなす場合、オーダーや会計時など、さまざまなシチュエーションで英語が求められるが、こうした基本的な接客シーン以外にも、自分たちの業態にしかない特別な説明やサービスを英語で言いたい場合もあるだろう。

そこで今回は、連載の第5弾として業態別に使える英語を紹介。特に外国人客が多く、特有のサービスも多い、居酒屋、寿司、ラーメン店の接客英会話を解説しよう。

1、居酒屋で使いたい接客英語

居酒屋業態は、日本ならではの食や文化が楽しめるため外国人客の来店も多い。しかし、飲み放題やお通しなど、居酒屋にしかない特別なサービスも多く、説明が難しく感じる場合もあるのではないだろうか。そんなときは、以下の英語を使って対応をしてみよう。

■サービスを説明する場合
居酒屋では、先に飲み物の注文を聞く場合も多い。最初の一杯目を聞きたいときは、「Can I get you some drinks to start off?(先に飲み物をお聞きしても良いでしょうか?)」と聞いてみよう。

飲み放題のサービスがある場合は、その説明もしておきたいところ。「The all you can drink course is limited to 2 hours.(飲み放題は2時間制になります)」と説明すると良いだろう。

さらに、外国人が驚きやすいのがお通しの文化だ。いきなり注文していないメニューが来たと驚かれたり、クレームの原因になったりする可能性もあるため、「This appetizer is automatically included in the service charge.(こちらはチャージとして料金に含まれます)」と説明できると良い。

■お酒について説明する場合
日本酒や焼酎といった日本特有のお酒は、外国人客からも人気が高い。どんなものかを聞かれたら、以下のように答えてみよう。

・Sake is a fermented alcoholic drink made from rice. 日本酒とは、お米でできた醸造酒のことです
・Shochu is usually made from sweet potatoes, barley, etc. 焼酎は、サツマイモや麦などが原料となって作られています

さらに、日本酒や焼酎は飲み方を聞く必要もある。日本酒で熱燗か冷酒かを聞く場合は、以下の通り。

・Which way would you like, warm or cold? 熱燗か冷酒、どちらで飲まれますか?

焼酎の場合は、「warm or cold」の部分を「with hot water(お湯割り), with water(水割り), or on the rocks(ロック)」と変えてみよう。

Pocket
follow us in feedly
飲食店ドットコム通信のメール購読はこちらから(会員登録/無料)
飲食店ドットコム ジャーナルの新着記事をお知らせします(毎週3回配信)
竹野愛理

ライター: 竹野愛理

食と文学を愛するライター。飲食店取材、食に関するコラム、書評を執筆のほか、食関連のメディアや書籍にて編集者としても従事。趣味は読書と散歩。本を片手に旅行したり食べ歩きをしたりすることが好き。