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2020-02-17 11:50:59.0

渋谷PARCO、COREDO室町テラスなど、話題の商業施設にある人気飲食店を紹介!

ここ数年、全国に個性豊かな商業施設が続々とオープンし、話題となっています。また、飲食店フロアに力を入れた施設も増えつつあり、施設内に出店する飲食店への注目も高まっています。一体どんなお店が人気を博しているのか、オープン、リニューアルしたばかりの新施設と注目の飲食店をご紹介します。

画像素材:PIXTA

(1)多様なフードカルチャーが混在! リニューアルで話題の「渋谷PARCO」

2016年に一時休業した「渋谷PARCO」が2019年11月にリニューアルし、グランドオープン。「ファッション」「アート&カルチャー」「エンターテイメント」「フード」「テクノロジー」の5つのテーマで構成され、全193店のテナントが入った大型商業施設として生まれ変わりました。「フード」としては、地下1階「CHAOS KITCHEN(カオスキッチン)」、7階「RESTAURANT SEVEN(レストランセブン)」の2つのフロアを中心に、さまざまな飲食店が出店しています。

中でも「CHAOS KITCHEN」のフロアは個性的で、「食・音楽・カルチャー」をコンセプトとし、飲食店とレコードショップなどの物販店が混在。また、フロアは天井や床が鏡張り、そこにあらゆるお店が映り込むという独特なデザインで、それぞれのカルチャーが混ざり合う“カオス”な場所をイメージしているのだそう。

同フロアには、代官山の人気ビストロ『Ata』が手掛けた“渋谷系ビストロ”『Ata’s』、ジェンダーの垣根を超えたミックス・バー『Campy! bar』、昆虫とジビエ料理を提供する異色のレストラン『米とサーカス』、クラブクアトロがプロデュースしたミュージックカフェアンドバー『QUATTRO LABO』などがあり、これまでの商業施設にはない個性的な飲食店街をつくり出しています。

(2)国内初出店、関東初出店など注目店が揃う「COREDO室町テラス」

2019年9月にオープンした「COREDO室町テラス」には、「こだわりの食・コト・モノ」を楽しめる31店舗が集結。日本初出店の「誠品生活日本橋」は特に話題を集め、暮らしと読書をつなぐ文化の発信拠点として、書籍や文房具だけでなく、セレクトショップなども展開しています。

飲食店もまた、日本橋の発信基地としてふさわしい注目店が勢ぞろい。日本初出店の『富錦樹台菜香檳』は、これまでのカジュアルな台湾料理のイメージを一新した、高級感あふれる台湾料理店。「白い恋人」でお馴染みのISHIYA直営カフェ『ISHIYA NIHONBASHI』は北海道外初出店として、札幌発の〆パフェなどを提供しています。さらに『TABLES steam hot pot』は、鹿児島県にあるさつま揚げの名店『玖子貴(きゅうじき)』と同県でお酒や食品の卸を行う『本坊商店』のコラボによって生まれたレストラン。香港の「steam hot pot(蒸し鍋)」をアレンジした鍋料理が人気です。

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(3)体験型グルメフロアで横浜ならではの食を提供「アソビル」

「遊べる駅近ビル」をコンセプトに、2019年3月にオープンした横浜の新名所「アソビル」。横浜中央郵便局の別館を改装してつくられた「複合型体験エンタメ施設」です。フロアごとにテーマがあり、大人から子供までさまざまな体験型のエンターテインメントを楽しむことができます。

1階にある飲食店フロア「横浜東口 POST STREET」は、18店舗が集まるグルメ街。「横浜が好きな人による、横浜を好きになってもらうための場所」をテーマに、横浜の人気居酒屋などが出店しています。屋内にあるにもかかわらず、まるで屋外の横丁にふらりと立ち寄ったような雰囲気を味わえるのが魅力です。

フロア内にある『おでんと肴 だいきち』は、どこか懐かしい雰囲気を持つレトロな大衆居酒屋。缶詰や駄菓子が販売されているなどエンターテイメント性もあり、子連れでも楽しめるお店となっています。そのほか、こだわりのキューバサンドが食べられる『カメヤ食堂キッチンカー』や、野毛に本店を構え、横浜のソウルフードとも称される『焼きそばセンター まるき』など、横浜を代表するお店が揃っています。

(4)オーシャンビューを一望できる立地が魅力 「魚河岸テラス」

2019年3月にオープンした岩手県釜石市「魚河岸テラス」には、釜石湾を一望できるテラスがあります。オーシャンビューの飲食店4軒とキッチンスタジオやイベントスペースが揃う、釜石の新しい顔ともいえる注目スポットです。

釜石市が「魚のまち釜石」というメッセージを発信するために建てられたという同施設では、魚を中心に地元の食材を活用したメニューを多く提供しています。地産地消をコンセプトに営業する『ヒカリ食堂』は、地元の新鮮な魚を中心に提供する人気店。コンテナをイメージした個性的な内装デザインが特徴的です。さらに『cafe&bar umineco』は、地元で採れたハーブと香辛料を活用したクラフトジンや、岩手県で作られたワインを提供。同県の名産品である南部鉄器を使うなど、食器やカトラリーなどにもこだわりが感じられます。

(5)函館駅すぐの注目スポット。函館の人気グルメを楽しめる「HAKOVIVA」

2019年12月、JR函館駅の目の前にオープンした「HAKOVIVA」。函館住民はもちろんのこと、全国津々浦々から函館にやってくる人々に幸せを「運ぶ場」を目指しているそう。

同施設の目玉の一つは、飲食店や土産屋などが並ぶ「函館駅前横丁」。『函館朝市 海鮮』や『箱館ジンギスカン 函館駅前店』などの定番北海道グルメを提供するお店だけでなく、タピオカドリンクやティーラテで人気を集めるティースタンド『teaser』、函館発の油そば専門店『油そば かたぶら』、カラフルなミニ鯛焼きがSNSで話題の『まつり庵』などジャンルに富んだ店舗が揃っています。

新たに建設された商業施設はどれも個性があり、そこに出店している飲食店もまた、魅力的な店舗ばかり。お客として来店したいだけでなく「働いてみたい」と思う店もあるかもしれません。気になるお店があれば、一度訪れてみてはいかがでしょうか。