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業務用食材の仕入れは「ネット通販」が圧倒的に便利!「食材デポ」の利用でコストの低減も実現

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「食材デポ」のスマートフォンサイト

飲食店において「仕入れ」という仕事は、神経を使う業務のひとつだ。特に個人が経営する店舗の場合、買い出しに要する時間の捻出や調整を行いつつ、人材の確保やシフト合わせなども行わなければならず、負担は大きい。

飲食店が食材を仕入れる手段として、卸売業者への依頼や市場での買い付け、地元スーパーや業務用スーパーの利用などがある。どれもそれぞれのメリットやデメリットがあり、様々な規模の業態がある中で、何がベストとは言い難いところもあるだろう。

また、新規で小さなカフェやレストランなどを立ち上げたばかりの個人経営者が、いきなり市場から買い付けを行うというのは、市場独自のルールが存在することもあり、何かとハードルが高いのも事実。

ならば、ネット通販という選択肢はどうだろう。当然ながらインターネット回線につながる環境と端末さえあれば、誰でもいつでもどこからでも欲しい食材を仕入れることができる。さらに言えば、卸業者とのやりとりで発生しがちな「見積もり」「在庫確認」といったフローがないため納品までの期間も短い。また小ロットでの発注が可能になり、食材のロスや無駄なコストも減らせるなど、これまで非効率的だった面が見事に解消される良さもある。つまりネット通販は、手軽さやスピード感といった部分の平均値が群を抜いて高いのだ。

そこで今回は、業務用食材のネット通販サービス「食材デポ」を運営する株式会社ハピネスの代表取締役・丸山将史さんに、改めてネット通販を利用するメリットや、南九州産の食材に特化した食材デポならではの特徴について話を伺った。

「食材デポ」を運営する株式会社ハピネス代表取締役の丸山将史さん

スマホさえあれば、空いた時間に少しずつカートインできる

ネット通販の大きな魅力である「いつでもどこでも」を実現させるなら、スマートフォンへの対応は必須と言っても過言ではない。「食材デポ」でも、パソコン用サイトと同時にスマートフォンサイトを開設したという。

「ウェブでの一般的な通販サービスは、場所やタイミングを選ばず気軽に利用できるのが最大のメリット。あわせてスマホサイトもあれば、すき間時間に少しずつ品物をカートに入れていき、後からまとめて決済する、なんていう使い方もできるので、より効率化を図れます」

また、ネット通販なら商品の購入だけでなく、特集などの記事コンテンツから旬の食材にまつわるおすすめの調理法や保存のコツなど、様々なお役立ち情報も得られると話す丸山さん。単に食材を手に入れるだけにとどまらない、こうした付加価値は確かに魅力的だ。

「食材デポ」なら温度帯にかかわらず一括決済OK!
「らくらくピッキングボックス」で送料の無駄も削減

「食材デポ」にはシステムにおいても画期的な特徴がある。ひとつは、温度帯の異なる商品であっても、すべて一括決済できるという点。もうひとつは、箱内に無駄な空きを作らないよう開発された「らくらくピッキングボックス」という機能だ。丸山さんに詳細をうかがった。

「食品通販サイトの利用経験がある方はご存知かもしれませんが、通常、温度帯が違う複数の商品はまとめて手配することができず、別々に決済しなくてはなりません。一般の方が買い物をするうえでは大した手間ではないかもしれませんが、業務用食材の仕入れというシチュエーションを想定すると、やはり大きな累積負担になり得ると考えます。そこで食材デポでは、どの温度帯の商品を組み合わせても、一括で買い物状況の確認と決済をできるようにしました」

購入する際、システム上の細かい都合を気にしなくて良いというのは嬉しい限り。仕入れ作業そのものにしっかり集中できるだろう。また、らくらくピッキングボックスの発想も面白い。

「通販サービスで届いた箱を開封したら、中のスペースが思いのほか余っていた……なんていうこと、よくありますよね。らくらくピッキングボックスは、温度帯ごとに箱の空き容量を計算し、そのスペースに対して追加可能な商品をお知らせするシステム。“こんなに空間があったなら、もっと他の食材も詰めたのに”という思いに寄り添い、送料や労力の無駄を省こうという意図です」

食材のネット通販では、柔軟性のないシステマチックな梱包や決済が当たり前であることが多いが、「食材デポ」はこの辺りも見事にクリア。要領よく効率的な発注業務を可能にしてくれる。

画像素材:PIXTA

温暖で豊かな自然環境が育む「南九州」の食材を、もっと身近に

「食材デポ」を運営する株式会社ハピネスは、もともと宮崎・鹿児島といった南九州を拠点に実店舗を展開する業務用食材販売店だ。近年は関東圏にも南九州の食材を使った郷土料理を提供する飲食店が増え、実店舗の展開だけではすべてのニーズに応えきれないとの思いから、ネット通販によるサービスをスタートしたそう。「食材デポ」の品揃えにも、そんな実店舗運営の経験が惜しみなく活かされている。

「美味しさや生産者のこだわりを感じる食材を厳選することはもちろん、使い勝手やサイズ感が良いもの、保存性が高く時短調理を叶えてくれるものなど、業務用であることを意識して商品を揃えています。実店舗を利用されるプロのお客様から要望の多い食材は、『食材デポ』のバイヤーにも必ずフィードバックし、リアルな実用性を満たすラインナップに。そのうえで、商品価値にあった価格設定を心がけています」

「食材デポ」には、醤油や味噌など南九州の特色豊かな調味料をはじめ、大手地元メーカーが供給する旬の商品などもズラリと並ぶ。丸山さんは話す。

「南九州は、日照時間や快晴日数、降水量が多く、全国的にみても平均的に温暖な地域です。恵まれた自然環境の中で大切に育てられた牛や豚、鶏は、噛みしめるほどに旨みが広がり、サツマイモやマンゴーなどの青果は甘くみずみずしいのが特長。どれも全国トップクラスの生産量を誇る自慢の食材です。また、太平洋に面する日向灘や、北上する黒潮に乗ってくる季節の魚は種類も豊富。桜島の麓に広がる錦江湾では、脂ののったブリやカンパチの養殖も行われています」

言うまでもなく、「食材デポ」の最大の魅力は、こうした宮崎や鹿児島ならではの特産品を簡単かつ気軽に仕入れられるという点にほかならない。生産地にこだわりがなくとも、シンプルに味が良く健康的な食材と出合うためのツールとして重宝するだろう。

ほんの一部ではあるが、実際に取り扱われる品を以下にピックアップして紹介する。

■有田牛/エモー牛
水にこだわり、薬を使わず育て上げた宮崎産の黒毛和牛。焼肉やしゃぶしゃぶにすれば、牛肉本来の甘みやコクを楽しめる。あっさりとした味わいでどんな料理とも相性抜群。

美しくサシの入った有田牛。見た目以上に繊細な味わいが魅力

■高城の里(豚肉)
宮崎県の都城産豚「高城の里」は、焼酎かすや麹菌発酵飼料を加えた植物性の独自飼料で育成。決してしつこくない上品なコクと旨みがあり、部位ごとに様々な調理が可能。

■妻地鶏
時間と愛情を存分にかけ、可能なかぎりストレスフリーな環境で育てた宮崎県西都市宝財原(ほうざいばる)の希少ブランド鶏。おススメはもちろん炭火焼。

■甘口醤油
九州の甘口醤油は「濃口醤油」「再仕込み醤油」に属しており、甘さを加えて製造されているのが特徴。辛口の焼酎によく合う、甘めの煮物や煮魚作りには欠かせない。

丸山さん曰く、サイトを充実させていくうえで、今後は「お試し価格」による企画も検討中とのこと。ネット通販の場合、どうしても実物を手に取って確認するということができないが、こうしたキャンペーンを打ち出すことでより活用しやすくなるだろう。

新たな販路を探している方や、現在の仕入れ先を見直したい方、仕入れ業務の効率化を模索している方はぜひチェックを。メニューの幅や可能性が大きく広がるかもしれない。

■食材デポの詳しい情報・お問い合わせはこちらから
※5,500円(税込)以上購入で送料半額!
※同じ温度帯の商品の合計金額となります。温度帯が異なる商品を同時に注文する場合は、別途送料が発生します

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『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

ライター: 『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

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