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飲食店の協賛も受付中。都の接種証明「TOKYOワクションアプリ」24万人突破!

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画像素材:PIXTA

東京都は、11月12日、新型コロナウイルスのワクチン接種記録を登録できる「TOKYOワクションアプリ」の登録対象者を、都民以外にも拡大する予定であることを発表。現在は東京都民に限り接種記録等を登録できるが、11月22日から都内に職場や学校がある人も利用ができるようになる。

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都民以外も利用可能に、「TOKYOワクションアプリ」

TOKYOワクションアプリは、東京都がワクチン接種推進を目的として11月1日にリリースしたアプリ。利用者は、LINEを通じワクチンの接種記録を登録することが可能だ。登録後は協賛企業等の店頭で接種記録を提示することで、割引等の特典を受けることができる。11月1日からはすでに、参画する飲食店などで特典の提供も順次開始されている。都は「感染防止徹底点検済証」の交付を受ける店舗で、大人数・同一テーブルで食事をする際にTOKYOワクションアプリの活用を推奨している。

リリース直後は都民だけが利用できるサービスだったが、11月22日以降は対象者を都民以外にも拡大。11月18日時点で、約24万人がワクチン接種記録を登録している。11月13日時点で160を超える事業者が協賛しており、飲食店の参加も目立つ。現在も協賛する企業や団体を募集しているため、興味がある飲食店は一度チェックしてみると良いだろう。

■TOKYOワクション「ワクションに協賛する」

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独自の取り組みを始める飲食店も

接種証明による特典付与に動き出しているのは、自治体だけではない。独自の取り組みを行う飲食店もある。『鳥メロ』や『ミライザカ』などの居酒屋チェーンを展開するワタミ株式会社では、6月1日から「ワクチン2回接種で1杯無料キャンペーン」を実施している。ワクチン接種証明書等の提示により生ビール等が1杯無料で楽しめるというもので、12月末まで行う予定だ。

民間のワクチン接種証明アプリ「ワクパス」を活用する企業もでてきた。『ステーキ宮』などを手掛ける株式会社アトムでは、アトムグループの店舗でワクパスアプリを導入。12月19日までワクパスアプリ優待画面を提示することで、特典を受けられる。

国内のワクチン接種率が高まってきたことから、様々なところでワクチン接種証明による特典付与の動きがでてきている。「ワクチン・検査パッケージ」の実証実験も始まり、今後増々加速していくものとみられる。こうした特典付与は、集客効果が期待できることもあり、飲食店としては今後もその動向を注視していく必要がありそうだ。

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サトウカオル

ライター: サトウカオル

グルメ、ライフスタイル、ITとさまざまなジャンルの執筆を経験。現在は、ポップカルチャー系のウェブサイトでグルメ関連の記事を執筆中。趣味は、料理とネットサーフィン。ネットで気になった料理を自分流にアレンジして食べるのが最近のマイブーム。