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「ミシュランガイド東京2022」が発表! 三つ星は12軒、『かんだ』店主に個人賞も

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日本ミシュランタイヤ株式会社代表取締役社長・須藤元氏(右)、ミシュランガイド事業部 ブランドライセンス事業部 執行役員・本城征二氏(左)

>>最新版「ミシュランガイド東京2023」掲載店発表会詳細レポートはこちら

2021年11月30日、『ミシュランガイド東京2022』のセレクション発表会が開催された。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、発表会は専用のWebサイトでのオンライン配信となった。

アジアで初めてのミシュランガイドとして発行された『ミシュランガイド東京』は、今年で15周年を迎える。発表会に出席した日本ミシュランタイヤ代表取締役社長・須藤 元氏は、「15年間ミシュランガイドを発行し続けることができたのは、世界のトレンドを作り出す東京の活気と飲食業界の皆様のたゆまぬ努力があってこそです」とコメントした。

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2022年から宿泊施設の掲載なし。飲食店432軒を掲載

2022年版で記念すべき15周年を迎えた『ミシュランガイド東京』。例年、飲食店と宿泊施設の紹介が一冊にまとめられてきたが、今年から飲食店のみが掲載されている。宿泊施設の紹介はWebサイトに移行し、検索、閲覧、宿泊予約が一貫してできるようになった。

『ミシュランガイド東京2022』の料理カテゴリーは36種類に及び、総掲載数は432軒。三つ星12軒、二つ星41軒、一つ星150軒、ビブグルマン229軒で、そのうち新規掲載店は55軒。コロナ禍であっても掲載数はこれまでと同様に世界最大を維持し、さらに新規掲載店も多く、東京が進化を続ける美食都市であるということが証明された。こうした結果に須藤氏は、「今年も豊かな食文化を反映した素晴らしいセレクションとなりました」と語った。

さらに、サステナブルガストロノミーに取り組む飲食店を評価するミシュラングリーンスターは、昨年から8軒増加して14軒に。食を通して持続可能性を実現する飲食店が増えていることがうかがえる。

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松尾友喜

ライター: 松尾友喜

和歌山の地元情報誌の編集部でパンの特集や連載、商品開発を手掛けるなど、“パン好き編集者”として活動。2018年に独立し、フリーランスのライター・編集者として、パンをはじめ食関連、旅と街歩き、インタビューなど幅広い分野で取材・執筆している。