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揚げたて食感続く。飲食店の持ち帰りに最適なフライドポテト『クリスピー・オン・デリバリー™』

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種類豊富な「ラムウェストン」のフライドポテト。手前は新商品の『クリスピーコート™フライ 1/2" コンサーティナ™ クリスピー・オン・デリバリー™』をアレンジした「プルドポーク」だ。

コロナ禍の影響で拡大したテイクアウト・デリバリーサービスで、メインとしても付け合わせとしても適している「フライドポテト」は、安定した人気メニューの一つだ。一方で、持ち帰りや配達後など時間が経過したあとに揚げたての食感を維持することは難しい。その問題解決に取り組み、「自宅で揚げたて食感が復活するポテト」を開発したのが、冷凍ポテト国内シェア1位の「ラムウェストン」だ。今回は、同社が開発したテイクアウト・デリバリー特化の新製品『クリスピーコート™フライ 1/2" コンサーティナ™ クリスピー・オン・デリバリー™』について、ラムウェストンジャパン代表取締役社長・日野庄弥氏にインタビュー。開発秘話や、おすすめの提供スタイルなどを伺った。

テイクアウト・デリバリーに特化したフライドポテトとは?

アメリカに本拠地を置く「ラムウェストン」。他のメーカーとの違いは、フライドポテトを作るために特化したジャガイモを生産・加工しているところにある。

「ワシントン州の広大な農園で生産されているラセットバーバンク種という芋を使っています。これは、アメリカの農務省が定めるグレーティングで高い評価を得ている品種です。日本の男爵やメークインなどと比べて形が長く、水分が少ないのですが、この特徴がまさにフライドポテトに最適なんです」

ラセットバーバンク種は芋自体が長いため、他の品種と比べて少ないグラム数でも1パッケージあたりのボリューム感を出しやすい。また、水分が少なくでんぷん質が高いため、“外カリッ、中ホクッ”の食感に仕上がり、満腹感もしっかり得られる。つまり、原価を抑えつつ、顧客満足度の高い商品を提供できる優れた品種なのだ。

ラムウェストンジャパン代表取締役社長・日野庄弥氏

新商品の『クリスピー・オン・デリバリー™』は、テイクアウト・デリバリー特化型のフライドポテトだ。コロナ禍に合わせて作られたものかと思えば、そうではないという。

「『ラムウェストン』の本拠地であるアメリカでは、2014年頃から『Uber Eats』が立ち上がり、テイクアウトやデリバリーのニーズが増加しました。『クリスピー・オン・デリバリー™』の商品開発は、こうした状況を背景に始まった経緯があります。結果的に、日本では提供が始まったすぐあとに、コロナ禍になってしまいました」

『クリスピーコート™フライ 1/2" コンサーティナ™ クリスピー・オン・デリバリー™』
表面に刻まれている溝にクオリティの秘密アリ

『クリスピー・オン・デリバリー™』と一般的なフライドポテトを食べ比べたときの最も大きな違いは、揚げたてのようなクオリティが長く続くという点にある。この特徴を生み出しているのが、独特の形状と、表面に施されたコーティングだ。

「例えば、従来は『シューストリングカット』や『レギュラーカット』といった日本のファストフードでよく使われる形が主流でしたが、今回はアコーディオンのような波型の溝がある『コンサーティナカット』を採用しました。これまでも、同様の形で『クリンクルカット』と呼ばれるカット方法はありましたが、弊社独自の技術で生み出す『コンサーティナカット』は、従来の『クリンクルカット』より溝が深いため、コーティングできる表面積がわずかに多くなります。これがよりクリスピー感を引き出せる秘密なんです」

こうした工夫により、テイクアウトやデリバリーで消費者が口にするまで、最長30分は食感を維持できる。さらに、冷めても電子レンジで再加熱することで、揚げたてに近い状態まで復活させることを可能にした。

■「ジャガイモを食べている」という満足感とクリスピー感が格別
取材時には、実際にラムウェストン社の様々なフライドポテト商品を試食させて頂いた。フライならではの香ばしい歯触りと、こだわりのジャガイモによるホクホクとした食べ応えが印象的で、「ジャガイモを食べている」という実感を大いに楽しめる満足感の高い品ばかりだった。中でも『クリスピー・オン・デリバリー™』に関しては、やはりそのカリッとしたクリスピー感が格別。新たに独自開発した衣は、小麦粉の衣より軽く、あっさりとした塩味がジャガイモそのものの旨みを引き立て、思わず後を引く味わいだ。

試しに、30分近く経過した商品を試食させて頂いたところ、揚げたての良さはやや失われてしまったが、レンジで再加熱することで、最初に食べた際の食感と風味が見事に復活。油っぽさもなく、カラリと仕上がっている。確かにこれなら、自宅や職場でいつでも揚げたてポテトのおいしさを味わえるだろう。またラムウェストン社では、配送中に蒸気で商品が萎びないよう、空気口の開いたポテトカップも独自開発。品質を長時間維持するための様々な工夫は、顧客満足度の向上につながる。

ラムウェストン社の製品は、ポテトの形状・コーティング方法などによって様々な特色がある

冷凍ポテトのエキスパートだからこそ提案できるアレンジや提供方法も

クオリティの高いフライドポテトを生産・提供しているラムウェストン社だが、強みは商品力だけでなく、その活用法までコンサルティングできるところにある。

「付け合わせ的なイメージの強いフライドポテトですが、実はメインディッシュとしても十分活躍できるアイテムだと思っています。現在、私たちが力を入れて提案しているのは、フライドポテトに様々な料理のアレンジを加えた『ローデッドフライ』です。実際に、スーパーの惣菜や飲食店のデリバリー向けメニューとして導入していただき、多くのお店から好評の声をいただいています」

「積み込んだ・満載した」という意味をもつ「ローデッド(loaded)」フライとは、その名の通り、山盛りのフライドポテトに様々な具材やソースを載せて頂く一品のこと。例えば、ステーキ店や焼肉店などの業態であれば、仕込みの段階で出る肉の切れ端などを使った「ステーキナチョス」や、カフェやバー、居酒屋などお酒を合わせる業態では、煮込んだ豚肉を細かく裂いて、バーベキューソースで味付けをした「プルドポーク」などを盛るのもおすすめだそう。今後も増えていくことが予想されるテイクアウト・デリバリー業態のみならず、イートインのメニューにも加えることで、さらに店舗の商品力をあげることにつながるだろう。

手前がプルドポーク、左奥がステーキナチョスのローデッドフライ。右奥は、通気性に優れた『クリスピー・オン・デリバリー™』専用のポテトカップだ

フライドポテトをフックに、飲食店舗の売上強化のコンサルも視野に

日野氏は、今後の展望について次のように語る。

「一言で言えば、どのような業態でも幅広く使っていただけるようなご提案をしていきたいと思っています。一昔前であれば、フライドポテトと聞くと洋食系の業態で提供されるイメージが強かったと思いますが、現在では回転寿司店でもフライドポテトが食べられている時代です。また、テイクアウト・デリバリーとイートインではユーザーの利用シーンが異なるため、一つの店舗でもそれぞれの提供スタイルによって利用客の属性が変動するということも往々にしてあります。そういった、店舗ごとの業態や提供スタイルに合わせたフライドポテトの活用方法をご提案していきます」

「メニューやアレンジに加えて、売り方のコンサルティングも行っています」と、日野氏。
今後も、店それぞれのスタイルに合わせた提案をしていく考えだ

日本が輸入している冷凍野菜で最も多いのはジャガイモなのだそう。つまり、日本人の食生活において、ジャガイモは欠かせない食材なのだ。そういった観点からも、冷めにくく、揚げたて食感を保持できる「ラムウェストン」の『クリスピー・オン・デリバリー™』は、これからの飲食店にとって大きな価値を持つ商材になるだろう。

■ラムウェストン公式ホームページはこちら
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[提供]ラムウェストンジャパン株式会社

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『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

ライター: 『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

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