飲食店ドットコムのサービス

東京都、飲食店へ「人数制限」の協力を求める。「まん延防止」解除後の各地の動き

LINEで送る
Pocket
follow us in feedly

画像素材:PIXTA

東京や大阪など18都道府県に適用されていた「まん延防止等重点措置」が、3月22日に全面解除された。全国のどの地域にも適用されていない状態は、1月8日以来、約2か月半ぶりとなる。まん延防止等重点措置は解除となったが、依然として感染収束の目途が立たないことから、各自治体では感染再拡大防止の行動を呼びかけている。ここでは、各地の飲食店に対する要請の内容を一部紹介する。

【注目記事】飲食店が活用できる「給付金・補助金・助成金・融資制度」総まとめ -最新版-

都道府県によって飲食店への要請はさまざま

◾️東京都
3月22日から4月24日まで「リバウンド警戒期間」に設定。認証店では時短要請と酒類提供の制限を終了。会食は1グループ4人まで、滞在は2時間以内とするよう協力を求める。ただし、対象者全員検査で陰性を確認した場合は人数制限を設けない。
▼詳細は東京都のホームページを参照

◾️神奈川県
認証店・非認証店を問わず、時短要請と酒類提供の制限を終了。会食は少人数、短時間での利用、会話の際はマスクを着用するよう協力を求める。
▼詳細は神奈川県のホームページを参照

◾️千葉県
認証店・非認証店を問わず、時短要請と酒類提供の制限を終了。会食は1グループ4人までを基本とし、短時間での利用、会話の際はマスクを着用するよう協力を求める。
▼詳細は千葉県のホームページを参照

◾️埼玉県
認証店は時短要請、酒類提供の制限を終了。会食の人数制限は設けず、短時間での利用、会話の際はマスクを着用するよう協力を求める。
▼詳細は埼玉県のホームページを参照

画像素材:PIXTA

◾️大阪府
3月22日から4月24日まで「年度替わりの集中警戒期間」に設定。認証店では時短要請と酒類提供の制限を終了。会食は「同一テーブル4人以内」「2時間程度以内での飲食」「ゴールドステッカー認証店舗を推奨」「マスク会食の徹底」の4ルールを遵守するよう呼びかける。ただし、対象者全員検査で陰性を確認した場合は人数制限を設けない。
▼詳細は大阪府のホームページを参照

◾️京都府
認証店・非認証店問わず、時短要請と酒類提供の制限を終了。会食時は5つの「きょうとマナー」を遵守するよう呼びかける。
▼詳細は京都府のホームページを参照

◾️兵庫県
認証店では時短要請と酒類提供の制限を終了。会食は1グループ4人まで、滞在は2時間以内、会話の際はマスクを着用するよう協力を求める。
▼詳細は兵庫県のホームページを参照。

画像素材:PIXTA

【注目記事】コロナ禍で加速する外食の「未来」。竹田クニ氏が語る「これからの飲食店」

◾️愛知県
認証店・非認証店問わず、時短要請と酒類提供の制限を終了。会食は同一グループ・同一テーブル4人までを目安に、黙食・マスク飲食を徹底。店内換気、間隔確保、BGMを最小限にするなどの工夫も求める。
▼詳細は愛知県のホームページを参照。

◾️岐阜県
認証店・非認証店問わず、時短要請と酒類提供の制限を終了。普段会わない人との会食、大人数・長時間の飲食は避け、会話の際はマスクを着用するよう協力を求める。
▼詳細は岐阜県のホームページを参照。

◾️北海道
3月22日から4月17日まで「年度末、年度始めにおける『再拡大防止対策』」を実施。認証店・非認証店問わず、時短要請と酒類提供の制限を終了。会食は短時間での利用、会話の際はマスクを着用するよう協力を求める。
▼詳細は北海道のホームページを参照。

◾️熊本県
認証店は時短要請、酒類提供の制限、会食の人数制限を終了。会食は「会食事の感染リスクを下げる4つのステップ」を遵守した上で、なるべく普段から一緒にいる人と人数を絞って行うよう呼びかける。
▼詳細は熊本県のホームページを参照。

年度末から年度初めにかけて会食が増える傾向にある。利用客と従業員の安心安全のため、引き続き自治体の要請に準じた感染防止策を徹底していってほしい。

この記事は役に立ちましたか?
はい いいえ
Pocket
follow us in feedly
飲食店ドットコム通信のメール購読はこちらから(会員登録/無料)
飲食店ドットコム ジャーナルの新着記事をお知らせします(毎週3回配信)
上條真由美

ライター: 上條真由美

長野県安曇野市出身。ファッション誌・テレビ情報誌の編集者、求人ライターを経て独立。インタビューしたり執筆したり、平日の昼間にゴロゴロしたりしている。肉食・ビール党・猫背。カフェと落語が好き。