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厨房づくりのノウハウ

視覚からの情報で食欲をそそる。「見せる」厨房づくりで売上アップ!

2017年11月24日(2023年6月12日更新)

おばんざいイメージ

-Photo by iStock.com/paylessimages


カウンターの前に新鮮な食材や「おばんざい」などの大皿料理が並んでいると、「これも食べたい」「あれも試したい」と、つい注文してしまうことがあります。視覚からの情報は、食欲を大きくそそるもの。そこで、オーダーにつながる「見せる」厨房づくりの秘訣を紹介します。

「見せる」工夫で売上アップするのはナゼ?

店の心臓部ともいえる厨房。以前は、客席から見えない「クローズドキッチン」が主流でした。しかし、新規出店やリニューアルのタイミングで、料理をする様子をお客様が見ることができる「オープンキッチン」を取り入れる店が増加しています。キッチンからあふれ出るライブ感と、料理が運ばれるまでのワクワク感を演出し、専門の厨房機器を使う様子は、お客様の本物志向をも満たします。何より料理を「見せる」ことで食欲や好奇心を刺激し、それが売上アップにつながるのです。

-Photo by iStock.com/rosieyoung27


売上アップにつながる厨房グッズ5選

お客様のオーダーを引き出すには、調理の様子を見せることの他に、食材や料理、飲み物をより美味しく「見せる」工夫も必要です。では、カウンターなど目立つ位置で、メインとなる食材や料理をどのように見せるのが効果的なのでしょうか。お店の雰囲気を決める上でも重要なポイントなのでチェックしていきましょう。

■食材の新鮮さをアピールする「ネタケース」
カウンターの上にあるネタケースは、寿司店ではお馴染みですね。その日入った活きの良いネタを覗きながら握ってもらうのも、お客様にとっては楽しみの1つです。このネタケースは、串焼き屋でも活躍。焼く前の串焼きを種類ごとに綺麗に並べ、お客様は好きな串をチョイス。ステンレスのバットに並べると、お肉が艶やかに見え、お手入れも簡単です。
木のカウンター席に馴染むような木製のものや、スタイリッシュなステンレス製のものなど、お店の雰囲気とマッチするケースを選ぶのもポイントです。

■大皿料理には大振りの和食器
カウンター上にディスプレイされた「おばんざい」などの大皿料理は、食欲をそそります。煮びたしやきんぴら、揚げ物、サラダなど作り置きの惣菜を乗せる大皿は、温かみのある和食器が良いでしょう。また「これとこれを…」と選ぶ楽しみを引き出すために、器は料理ごとに違った色や形のものをチョイス。皿ごとに菜箸などを用意し、小鉢などによそって供します。数種類のお惣菜の盛り合わせができる、仕切りつきの取り皿もオススメです。

■手作り焼き菓子を「ケーキドーム」でディスプレイ
カフェで自家製の焼き菓子を提供する際には、カウンター上にガラス製のケーキドームでディスプレイしてはいかがでしょうか。お洒落なうえに手作り感や特別感が増し、看板メニューにふさわしく、お客様から注目を集めること間違いなしです。

■グラスワインをお洒落に提供、ワインディスペンサー
グラスワインを提供する飲食店には、カウンター上やカウンター脇などお客様の目に止まる所に置けるお洒落なワインディスペンサーがオススメです。ワインセラーのようなボックスにボトルを入れるタイプや、ボトルを一本ずつセットするタイプなどがあります。

■カウンターの華、ドリンクサーバー
カフェやバーなどで、自家製ドリンクを提供する際にオススメなのがお洒落なガラス製のドリンクサーバーです。色とりどりのフルーツやハーブを加えたフレーバードリンクなどを入れると、見た目の華やかさやジューシー感が増し、女性客からのオーダーも増えそうです。

いかがでしたか。売上アップを図るために、食材や料理を美味しく「見せて」、お客様の食欲や好奇心を引き出しましょう!

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