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厨房用品・調理道具の選び方

飲食店に欠かせないレードル選びの参考に。種類や材質別のおすすめポイントを紹介!

2018年2月8日(2018年9月3日更新)

レードルの種類や材質別のおすすめポイントを紹介!

Photo by iStock.com/ronstik


調理の際に頻繁に使うレードルは、用途に合って使いやすく、できるだけ丈夫、洗いやすくメンテナンスがしやすい……など様々な条件が求められます。今回は、レードル選びの参考になるよう、種類や用途、材質などをご紹介します!

レードルの種類

■スープレードル
どんなジャンルの料理でも、1番よく使われる基本のレードルです。まさに調理をする人の「腕」ともいうべきもので、使いやすさ、丈夫さ、そして大きさがポイント。サイズが豊富にそろっているのもスープレードルならでは。料理に応じて使い分けると便利です。また材質はステンレスなど軽いものを選ぶと、より使いやすさが増します。

■横口レードル
横に注ぎ口があり、スープ状のものをストレスなく移すことができます。スープレードルよりも浅いため、かき混ぜたり、一気に容量の多いものを移すなどには向いていません。目盛りがついているものは、計量の手間が省けてとても便利です。

■穴あきレードル
すくう部分に穴があいているので、具材だけすくって水気を切ったり、揚げ物で油分を切ったりするのに使われます。用途に合わせて穴の大きさや数をチェックすること、洗いやすいかどうかなどが選ぶポイントになります。また、揚げ物は高温となるので、本体部分だけでなく、持ち手の耐熱性も要チェックです。

■ソースレードル
スプーンの形をしており、ソースやドレッシングなど少ない容量のものを扱うのにとても便利なレードルです。調理の仕上げに使われることも多いため、扱いやすいように柄の長さやすくう部分の大きさなどをチェック。

レードルでよく使われる材質

■ステンレス
レードルで最もよく使われている材質です。丈夫で軽く、錆びにくいという特徴があり、調理の際に扱いやすくメンテナンスもしやすいといったメリットがあります。ステンレス製のものには商品名に18-8といった数字がついているのをよくみかけます。これは、錆に対して強いクロムと、耐食性や耐久性を付加するニッケルをどのくらい付け加えているかを表わします。たとえば、18-8の場合はクロムを18%、ニッケルを8%加えているという意味です。

■鉄
中華料理など炒め物をするレードルでよく使われる材質です。丈夫で熱の伝導性がよいため、高温を必要とし、短時間で仕上げる料理に向いています。一般的に鉄のレードルは、鉄製の鍋やフライパンで使われます。

■ナイロン
鍋やフライパンの内側にテフロン加工などが施されている場合、傷がつきにくいナイロン加工のものがオススメです。ステンレスや鉄と比べ耐熱性が低いため、調理に高温を必要とする場合は耐熱温度をチェックしてください。

■木
見た目が素朴で温かみがあるため、卓上に供する鍋ものなどでよく使われます。素材としては吸湿性があるため、耐久性、メンテナンスを考えた場合、すくう部分がしっかりとコーティングされているものがよいでしょう。

メンテナンス・保管のしやすさで選ぶ

レードルの種類や材質別のおすすめポイントを紹介!

Photo by iStock.com/bonchan

飲食店で大きな問題となることの1つに「異物混入」があります。髪の毛など人由来のものが多いのですが、ごくまれにレードルのビスが混入することも。異物混入の対策をするために、柄とすくう部分の接着にビスを使っていないもの、一体成型のものなどを選びましょう。

また、衛生的につかうためには、洗いやすさなどメンテナンスのしやすさや、保管のしやすさがポイントです。一般的には柄の穴に引っ掛けて保管するため、柄の形状もチェックしましょう。

いかがでしたか? レードルは調理に必要不可欠で使う頻度も高いため、選ぶ際にはどうしても欲張りになってしまいます。ぜひ上記を参考にして、使いやすいレードルを選んでください。

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