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飲食店の集客、客単価アップに繋がる「ドリンクバー」。導入方法や注意点を解説

2019年5月27日(2023年6月9日更新)

飲食店の集客、客単価アップに繋がるドリンクバー

画像素材:PIXTA


ジュースやコーヒー、紅茶など、様々な飲み物をお客さんに楽しんでもらえるドリンクバー。近年は、ファミリーレストランだけでなく、個人経営の飲食店でも取り入れるところが増えてきました。そこで今回は、ドリンクバー導入のメリットや、導入方法などをご紹介します。

飲食店側からみる、ドリンクバーの魅力とは?

ドリンクバーといえば、好きな飲み物を飲み放題で楽しめる、「お得感」がお客さんに人気ですが、導入している飲食店にもメリットがあります。どんな魅力があるのか、見ていきましょう。

■人手不足を補える
ドリンクバーを導入すると、飲み物のオペレーションが注文から提供までの間セルフになるため、フロアスタッフの作業量を減らすことができます。また、料理を提供するまで、お客さんにドリンクを選ぶ楽しみを提供できるというメリットも。飲みたいときにすぐ飲み物を飲んでもらえるので、「お待たせする時間」を減らすことにもなります。

■フードメニューとセットで客単価アップ
ドリンクバーを上手くメニューに取り込むことで、客単価アップが期待できます。例えば、フードメニューとセットにすると、ドリンク単体より注文が取りやすくなり、結果的に客単価アップに繋がります。

■こだわりのドリンクバーで集客アップ
ドリンクバーで扱うドリンクは、ジュースなどの冷たいものや、温かいコーヒー、紅茶などが一般的。個性を打ち出すなら、それらに加え、お店のメニューに合わせた「目玉」となるドリンクを提供するのも良いでしょう。


例えば、中華を扱うお店なら中国茶などを中心としたドリンクバー、ヘルシーさをコンセプトにしたお店ならデトックスウォーターなどがおすすめです。オリジナルのドリンクを入れるなどメニューを工夫することで、お店の個性を打ち出し、集客に繋げることができます。

飲食店の集客、客単価アップに繋がるドリンクバー

画像素材:PIXTA

ドリンクバーを導入するには?

では、ドリンクバーを飲食店で導入するにはどうすればいいのでしょうか? 飲食店で手軽にドリンクバーを始めるには次のような方法があります。

■ピッチャーを利用
冷たい飲み物を提供するには、ウォーターピッチャーが便利です。透明で中の色が映えるものを使うと、ディスプレイとしても華やかになります。冷たいコーヒー、紅茶、緑茶、アップルジュース、レモネードなど、数種類のドリンクだけでも、彩りよく配置すれば豊かにみえます。

BK ノンウェットピッチャー 1.7L クリアー PPT372
BK ノンウェットピッチャー 1.7L クリアー PPT372

BK アクリル ウォーターピッチャー AYC5APC-1
BK アクリル ウォーターピッチャー AYC5APC-1

■ドリンクジャーを利用
ドリンクバーの目玉になるドリンクは、オシャレなコック付きのドリンクジャーで提供すると人目をひきます。例えば、黄色や緑などビタミンカラーのフルーツが入ったデトックスウォーターや、鮮やかな色のビネガードリンクなどを中央に配置。ドリンクバーがより個性的になり、集客にも繋がります。

BK リビー インフュージョンジャー ビーハイブ
BK リビー インフュージョンジャー ビーハイブ

BK リビー インフュージョンジャー ファームハウス
BK リビー インフュージョンジャー ファームハウス

■様々な種類のティーバッグをディスプレイ
ドリンクバーでは、ハーブティーや中国茶など、色々な種類のお茶を手軽に楽しめるティーバッグも人気です。お店の料理やコンセプトに合わせたティーバッグをセレクトし、小箱にディスプレイすれば、簡単にオリジナルのティーバッグコーナーが作れます。

BK レストラン無地 スタッキングカップ
BK レストラン無地 スタッキングカップ

■ディスペンサーを導入するなら?
業務用のコーヒーマシンや、ドリンクディスペンサーを導入したい場合は、自店でも購入できますが、飲料メーカーと提携するとメンテナンスや在庫管理などが便利です。ドリンクの杯数によってマシンのレンタルが無料になったり、カップなどの備品が無料になったりするメーカーもあります。


ドリンクバーの注意点

ドリンクバーの導入には、いくつか気を付けたいポイントもあります。導入前に、注意点を確認しておきましょう。

■整理整頓
ドリンクバーのコーナーは、スタッフの目の届くところに作り、グラスやカップなどの整理整頓に注意を払いましょう。また、お客さんが飲み物をこぼしてしまうなどのアクシデントも想定できます。いざというときのために、ダスターの替えも用意しておきましょう。

■品質管理
冷たい飲み物をピッチャーなどで提供する場合、飲み物の温度管理が重要になります。ドリンクに氷を入れる場合は、注ぎ口に氷止めがついたタイプが便利です。また、氷が解けて飲み物が薄くなるのを避けられる、「氷入れ子」がついたタイプもおすすめ。表面に水滴がつかないものを選ぶと衛生的です。

■飲み放題のルールを決める
使用済みのカップをどうするかなど、ドリンクバーのルールをあらかじめ決めておきましょう。それらの内容をわかりやすく掲示し、お客さんに協力をあおぐことも大切です。


オリジナルドリンクをメニューに取り入れたり、ディスプレイを工夫したりすると、個性的なドリンクバーを作ることができます。ドリンクバーは、上手く利用すれば集客に繋げることもできるので、今回の内容を参考に取り入れてみてはいかがでしょうか。


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