居酒屋でのPOSレジ活用・おすすめの機能

■お客様の待ち時間短縮

居酒屋は追加注文を取る機会が多い業態です。複数のお客様グループからの注文を手書きで受けていると、厨房へ伝達するタイミングが遅くなったり、他のお客様の注文と間違えて伝達してしまい、提供時間に時間がかかってしまう場合がありますが、オーダーエントリーシステム（ハンディ）を導入していれば、伝達ミスをすることなく、注文を受けてから料理を提供するまでの時間を短縮することが可能です。

忘年会や歓迎会など飲み会の多い時期でも、手書きで注文を受けている時より作業効率が上がっているため、団体客の注文・会計対応がスムーズになり、ホールを上手く回すことができます。

■閉店業務の短縮

お店では、その日の営業が終わると「レジ締め」作業が行われます。レジ締めはその日の売上集計や現金の過不足を確認する重要な業務です。伝票が手書きのものである場合、レジ締めも手作業で行うことになり、慣れていても時間がかかってしまいます。また、釣銭の金額が合わない日は、その原因を見つけるためにさらに時間を取られてしまいます。特に居酒屋の場合、閉店時間が遅くなるケースが多く、「レジ締め」作業に取り掛かるのも遅い時間帯になりがちです。

ところがPOSレジを活用している場合、売上は自動で集計されるため、こうした手間のかかる「レジ締め」作業も現金の過不足を確認するだけになり、スムーズに終わらせることができます。また複数店舗を運営している場合には、各店舗から本部への売上報告業務も自動化することができる点も大きなメリットです。閉店業務にかける時間を短縮させることにより、スタッフの帰宅時間を早くすることができ、パフォーマンスの向上に繋がります。

■注文・会計時のミスの軽減

居酒屋はドリンクやおつまみなど、メニューの種類が多い業態です。またランチ営業では定食メニューを提供しているなど、ランチとディナーでもメニュー内容が異なる場合もあります。さらに居酒屋では「本日のおすすめ」として、その日おすすめのお酒や食材を当日決めた価格で提供することも多々あります。

このように提供しているメニュー数が多いと、スタッフが注文を取ったり会計時のレジを打ち込んだりするときに、ミスが起きてしまう可能性があります。しかしPOSレジを導入し、ハンディで注文を取るオペレーションにすると、事前に登録されているメニューをクリックするだけなので、注文ミスを減らすことができます。また、注文内容がレジと連携されるので、会計時の清算業務でも会計ミスを防ぐことが可能です。

■オーダーエントリーシステム（ハンディ）

ホールスタッフが注文を取る際に、ハンディ（専用機やiPod Touchなど）に入力して厨房へ注文内容を送ることができるシステムです。メニュー名・数量・提供タイミングが漏れなく伝達されるため、厨房スタッフの調理ミスを減らせます。

またキッチンプリンタの出力先を振り分ければ、ドリンク担当やフード担当など調理ポジションごとに注文内容を確認することができ、厨房業務のオペレーションの効率化が図れることも可能です。

■メニューの残数設定

メニューの提供可能な数が残りわずかになったときに、残数の設定をすることが可能です。 ハンディでは設定された数だけ注文を取ることができます。また、残数がゼロになるとその商品は注文できなくなり、どのメニューが売り切れ状態なのかがリアルタイムに一目で把握することが可能です。そのため注文を取ったメニューが売り切れていた場合、その場でその代用となる別のメニューを提案することができ、再注文の手間を省くだけでなく、お客様満足度も向上します。

■テーブルごとの滞在時間管理

ファーストオーダーからの経過時間がテーブルごとに表示されます。混雑時の席の利用を2時間交代制にする場合でも、長時間滞在しているテーブルを一目で確認できるため、滞りなく次のお客様を案内することができます。また、飲み放題付きコースのお客様が複数グループいたとしても、正確にラストオーダーの案内をすることができます。

■来店履歴・注文履歴等の管理

会計データにお客様情報を紐付けることで、レジ端末からお客様の来店履歴と注文履歴を一目で確認できます。「前回来店時に注文したメニュー」 「お酒の好み」「好物や苦手な食材、アレルギー情報」など詳細な情報を活用することで、スタッフ全員がお客様に喜ばれる接客サービスを提供することが可能です。

このように居酒屋がPOSレジを活用することで、スムーズなオペレーションを実現することができます。「POSレジ比較」では、飲食店向けPOSレジを多くご紹介しています。 POSレジの導入・買い替えをお考えの方は、一括問い合わせをご利用し、比較検討してみてください。