飲食店でのPOSレジの活用法

飲食店でのPOSレジの活用法
飲食店でのPOSレジの具体的な活用法について、「オーダーの受付」、「お会計」、「売上の集計・管理」、「リピーター作り」の4つの業務ごとに説明していきます。

オーダーの受付

手書き伝票によるオペレーションの場合、ホールスタッフがオーダーを取り、注文内容を伝票に記載し、それをキッチンに渡す、という流れになります。その場合、ホールスタッフはオーダーが入る度にキッチンまで足を運ぶ必要があります。
また、混雑時にはキッチンに伝票を渡すのが遅れたり、他の作業をしている間に渡し忘れてしまったりする可能性もあり、料理の提供までに時間がかかってしまうこともあります。

POSレジとオーダーエントリーシステムを連携すると…
オーダーエントリーシステムを利用したオペレーションの場合、ホールスタッフがオーダーを取り、ハンディに入力した直後にキッチンに注文が伝わるため、業務が効率化される上、お客様の待ち時間も短縮されます。
また、お客様自身が直接タブレット等の端末から注文を入力する、セルフオーダーシステムを提供している会社もあります。セルフオーダーシステムを導入すれば、「注文を取る」という業務を圧縮できるため、さらにホールスタッフの負担を軽減でき、少人数でのオペレーションも可能になります。

<こんなお店におすすめです>
・キッチンとホールまでの距離があるお店
・1階と2階に分かれているお店
・ピーク時に混雑するお店
・メニューが多いお店(居酒屋、焼肉店など)
・団体客が多いお店
・小人数でのオペレーションをおこなっているお店
など。

お会計

通常のレジを利用している場合、お会計の依頼を受けてから、注文されたメニューをレジに一つ一つ打ち込んでいきます。注文数が多い場合(特に団体客)は時間がかかるためお客様を待たせることになりますし、入力ミスが起きる可能性もあります。
また、スタッフの誰かがお会計の作業をしている時は、一人少ない状態でお店を回さなければいけません。

POSレジを利用すると…
POSレジとオーダーエントリーシステムを連携していれば、注文受付時にハンディを通して売上情報が登録されていますので、お会計時にはボタン一つで瞬時に伝票が作成され、お会計の作業が完了します。
また、オーダーエントリーシステムを導入していないお店でも、注文を受けたら伝票に記載するだけでなくPOSレジにも登録しておく、などの工夫をすれば、お会計時にお客様を待たせることはありません。

<こんなお店におすすめです>
・ピーク時に混雑するお店
・メニューが多いお店(居酒屋、焼肉店など)
・団体客が多いお店
・小人数でのオペレーションをおこなっているお店
など。

売上の集計・管理

飲食店では一日の終わりにレジの締め作業をおこない、どのメニューがどれだけ売れたかを集計したり、売上額とレジ内の現金に差が出ていないかなどのチェックをおこないます。
レジ締めはすべてのお客様のお会計を終えてからでないと開始できないので、時間がかかればかかるほど帰宅時間が遅くなり、閉店業務の中でも負担が大きいと言えます。

POSレジを利用すると…
POSレジを利用している場合、売上情報がリアルタイムで自動集計されているため、レジ金の過不足を確認するだけで締めの作業を完了させることができます。その結果、閉店業務が大幅に短縮され、早く帰宅できるようになるでしょう。
また店舗を複数運営している飲食店では、各店舗から本部への売上報告業務も自動化されるので、店舗数が多ければ多いほど、業務が大きく効率化されるようになります。

またPOSレジを利用することで、お店の売上状況を、リアルタイムで、どこにいても、確認できるようにもなります。
例えば、スタッフにお店を任せている時の売上状況も把握できますし、A店舗にいながらB店舗の売上状況を確認しその日の営業戦略を考える、といったようなこともできるようになります。

<こんなお店におすすめです>
・売上集計を手作業でおこなっているお店
・過去の売上データを元に営業戦略を立てているお店
・店舗を複数運営しているお店
など。

リピーター作り

リピーター作りのための施策はいろいろありますが、スタッフがお客様の顔や好みを覚えて、声をかけたりメニューを提案したり、という接客は多くのお店でおこなわれています。
しかしこれは個人の記憶によって成り立っているため、スタッフによって接客のバラつきが出てしまう可能性があります。

POSレジを利用すると…
予約機能や顧客管理機能と連携することで、お客様の性別や年齢などの基本情報、来店履歴、注文履歴や好みなどを一元管理することができます。
その結果、スタッフ全員がお客様の情報を把握した状態で接客をおこなえるようになり、例えば、お客様に「◯◯さん、◯◯振りですね」と声をかけたり、過去の注文履歴からメニューの提案をしたり、など、リピーターのお客様に対してより細やかな接客をすることができるようになります。

<こんなお店におすすめです>
・Web予約システムを導入しているお店
・客単価の高いお店
・接待などによく利用されるお店
・リピーターの多いお店
・リピーターを増やしたいお店
など。

トラブル発生時

会社によってサポートの体制は異なりますが、年中無休のサポート体制を取っている会社もあります。急なトラブルが起きた時や、万が一不具合が発生した時などは、サポートセンターを活用することができます。

飲食店でのPOSレジの活用法

この記事では、「オーダーの受付」、「お会計」、「売上の集計・管理」、「リピーター作り」の4つの業務と、トラブル発生時のサポートについて説明しました。このようにPOSレジを効果的に活用すれば、飲食店の業務効率を大きく向上させられる可能性があります。
また、POSレジの機能はこれだけではありません。さまざまな拡張機能を利用すれば、さらに幅広い分野での活用が期待できるでしょう。

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