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第7次ワインブームにみる、最新ワイントレンド&お値打ちワイン12選

1970年頃から始まった第1次ワインブームを経て、現在は第7次ワインブームを迎えています。過去のワインブームを牽引してきたのは、1000円ワイン、バブル期のボジュレーヌーボー、ポリフェノール効果による赤ワインブームなどでしたが、今回の“第7次ワインブーム”では、新たなトレンドがいくつか誕生しているようです。

そこでここでは、具体的な4つのトレンドに合わせて、押さえておきたいオススメのワインを紹介していきます。

世界的な健康志向の高まりを受けて躍進する「ビオワイン」

欧州での需要や生産量の拡大、そして世界的な健康志向の高まりに伴って、ビオワインや酸化防止剤無添加ワインに注目が集まっています。日本でもその傾向は高まっており、ビオワインを店の“売り”としてアピールする店舗が急増しています。

■テラサナ ソーヴィニヨンブラン2012
有機無農薬栽培100%のブドウで醸造。まろやかな味わいながら、適度な酸味と白い果実の風味が特徴的。また、シトラスのアロマの余韻も楽しめます。魚料理からスパイシーな料理まで幅広く合わせられる白ワイン。フランス産。

■ヴェッティーナ ペルゴラ・ロッソ2014
高い芳香性を持つアレアティコ種の赤ワイン。輝かしいルビー色をしており、チェリーの香りと複雑なアロマ、そして口当たりの良いタンニンを持ち、軽やかでフルーティーなスタイルに仕上がっています。和食に合わせやすいのもポイント。イタリア・マルケ州産。

■カベルネ・ソーヴィニヨン ル・シャ・ルージュ2012
ボジョレー地方の名醸造家であるオリヴィエ・ラヴィエ氏が「子々孫々まで続くように、ぶどうの自然栽培を行おう」と呼びかけ、それに賛同した生産者が一丸となって作ったワイン。タンニンが印象的で、カシスやスパイスの香りも印象的。ステーキやローストビーフなどの肉料理によく合います。

世界にも認められ始めた「日本ワイン」

日本産のブドウのみを使用し、日本国内で醸造、瓶詰めされたワインのことを「日本ワイン」と呼びます。現在、日本固有のブドウ品種である「甲州」や「マスカット・ベーリーA」が国際ブドウ・ワイン機構にも「醸造用品種」として認められるなど、日本ワインの価値が世界的にも認識され始めています。

■RICCA雪の系譜シャルドネ2015
北海道岩見沢市にある「宝水ワイナリー」が造る白ワイン。ブドウは自社農園で収穫されたものを使用。中程度のボリューム感で、青りんごや白桃のアロマ、そして余韻にミネラルを感じさせる一本です。

■風のルージュ 赤2013
栃木県足利市の「ココ・ファーム」が造る赤ワイン。ダークチェリー、カシス、ラズベリーなどの赤い果実の香りをベースに、ピンクグレープフルーツのようなフレッシュな柑橘、さらにシナモンのようなスパイスを感じさせます。

■マスカット・ベリーA 赤2015
岡山県新見市「tetta」が造る赤ワイン。イチゴやチェリー、レッドカラントなどの赤い果実の香り、そして引き締まった味わいが特徴。オシャレなボトルデザインも相まって、バルやビストロなどの店舗で人気が出そうな一本。

気軽に楽しめる「スパークリングワイン」が急増!

シャンパーニュに加え、スペインのカヴァやチリの低価格スパークリングワインなどが支持されています。グラスで提供する店も増えており、消費者が気軽に楽しめるようになったのもブームを下支えしています。

■サンテロ ピノ ロゼ
イタリア・サンテロ社のスパークリングワイン。1000円前後という価格帯なのに、他に比較できる対象がいないほど美味しいと評判の一本です。国際的なワイン展「ヴィニタリー2003」で金賞を受賞するなど、世界的にも高評価を得ています。

■デ・ボルトリ ジャン・ピエール ブリュット
豊かな酵母、そしてレモンやメロンのニュアンスが混ざる魅惑的な香りが楽しめるスパークリングワイン。酸味が強く、キリッとした辛口なのも特徴。オーストラリア産。

■バルディビエソ ブリュット ロゼNV
チリ屈指の名門「バルディビエソ」のスパークリングワイン。濃厚なチェリーの果実味、そしてストロベリーのアロマ、そして酸質の高い泡が特徴です。しかも値段は1200円前後と驚きの安さ。多くのコンペティションでも高評価を獲得している名作です。

トレンド感を演出できる「オレンジワイン」

赤、白、ロゼに続く、第4のワインとして注目されているオレンジワイン。美味しく、ヘルシーなワインとして人気に火がつきそうなので今のうちに押さえておきましょう!

■ジーメ ヴァルポリチェッラ・レヴェリ2014
イタリア・ヴェネト州のオレンジワイン。摘みたてのチェリーやラズベリーの香りに、スミレやバラのようなフローラルな香りも加わり、口当たりは滑らか、そしてキレのある味わいが魅力。

■ラ・フロレット ハナミズキ ブラン2015
山梨県甲州市にある「奥野田葡萄酒醸造」のワイン。マセラシオンという手法によりややオレンジがかった色調を表現しており、また甲州種が持つ果実本来の味わいを最大限に引き出しているのも特徴。白い花を思わせる優しい味わいが楽しめます。

■ベルナベ・ナバロー ベニアキア・ティハナス2014
スペイン・バレンシア州のオレンジワイン。アロマティックな風味、そしてミネラルや旨味に溢れた味わいが魅力の一本です。余韻にモスカテルの華やかさを感じられるのも特徴。

いかがでしたでしょうか。ワインのトレンドは時代に合わせて変化します。最近は“自然派”“ペアリング”といったトレンドキーワードが話題になっているので、ワインを仕入れる際にも、こうした消費者の動向を取り入れながら銘柄の検討をしてみてはいかがでしょうか。

「飲食店ドットコム 食材仕入れ先探し」では、ワインの仕入れ業者を効率的に探すことができます。ワインに強い仕入れ先一覧よりご覧ください。

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