POSレジとは

POSレジとは
POSレジを導入すると、売上の自動集計、業務効率化、お客様の待ち時間減少、などのさまざまなメリットを得られます。
どのレジを導入するかが、店舗のオペレーションを大きく左右すると言っても過言ではありません。

そもそもPOSって何?

POSとは「Point Of Sales」の略。日本語にすると「販売時点情報管理」という意味になります。
POS機能とは「いつ、どのメニューが、いくらで、いくつ売れたか」という売上データを自動で集計・分析することができる機能のことで、POS機能を備えたレジが「POSレジ」です。

POSレジを利用している飲食店の割合

「POSレジ」と言うと、スーパーやコンビニのような小売業や大手飲食チェーンで使用されるイメージがありますが、ここ最近ではタブレット型POSなど手軽に導入できるものが増えてきており、個人経営の飲食店でもPOSレジを導入する店舗が増えてきています。

飲食店ドットコムでおこなったアンケート(飲食店オーナーが対象)によると、全体の37.1%がPOSレジを「利用している」と回答。また個人経営の店舗に限定しても、全体の25%がPOSレジを「利用している」と回答しました。
導入ハードルの低下を背景に、POSレジを利用する飲食店が増えてきている現状が窺えます。

POSレジの機能、導入のメリット

POSレジの機能はたくさんありますが、代表的なものとしては以下の機能が挙げられます。

売上データの集計・分析
「いつ、どのメニューが、いくらで、いくつ売れたか」という売上データを自動で集計し、リアルタイムで確認することができます。
オーダーエントリー(ハンディ)
ハンディを使い、キッチンに注文を素早く正確に伝達することができます。
複数店舗データの一元管理
複数の店舗を運営している場合も、売上データを1ヶ所で確認することができます。
予約・顧客管理
テーブルと連動した予約の管理や、顧客の来店履歴や好き嫌い等の情報を管理しサービスに活かすことができます(拡張機能であることが多い)。

実際にPOSレジを利用している飲食店は、具体的にどのようなメリットを感じているのでしょうか。飲食店ドットコムでおこなったアンケートからは、このような声が上がっています。

  • オーダーにかかる時間を短縮できた
  • 販売数量実績により仕込み等のロスが減少した
  • 売上等の集計業務が楽になった
  • 閉店業務の時間が短縮され、早く帰れるようになった
  • 姉妹店の売上の比較が、リアルタイムかつ分かりやすくできるようになった
  • 即時、売上等のデータが把握でき、メニュー改編等に素早く活かせる

なお、POSレジ導入のメリットについては、飲食店へPOSレジを導入した時のメリットで詳しく解説しています。

「POSレジ」と「レジ」の違い

POSレジについて詳しく解説する前に、レジの種類についておさらいしておきましょう。レジは大きく「キャッシュレジスター」、「POS専用機」、「タブレット型POS」の3つに分けることができます。

キャッシュレジスター
いわゆる「普通のレジ」で、メカレジなどと呼ばれることもあります。計算機能とキャッシュドロアー、そしてレシート印刷機能とが一体となっているものが多いです。
導入コストが安いことが最大のメリットで、ECサイトなどでも2〜3万円程度で気軽に購入できます。その分できることは限られている上、入力ミスやスタッフの不正を誘発する可能性もあります。
また売上の管理は別途おこなう必要があるため、閉店後に売上の集計作業をする必要があります。
POS専用機
POS機能を備えたレジスターです。大手国内メーカーなどが手がけています。
導入や保守のコストはかかりますが、専用機であるため操作性が高く動作も安定しており、便利な機能が非常に多く搭載されているのが特徴です。
タブレット型POS
iPadなどのタブレットをレジとして利用することができます。モバイルPOSとも呼ばれます。
なかには、iPadと通信環境さえあれば無料で利用できるものもあります。
キャッシュドロアーやレシートプリンターなどの周辺機器は別途購入する必要がありますが、一般的にPOS専用機よりも導入や保守のコストが安く、導入のハードルが低いのが特徴です。
  レジスター専用機 タブレット
総称 キャッシュレジスター POS専用機 タブレット型POS
POS機能 なし あり あり
導入費用目安 2~3万円前後 20~100万円前後 0~30万円前後
※iPad端末代含まず
月額費用目安 なし 数千円~2万円前後 0~1万円前後
メリット ・導入コストが安い
・手軽に購入できる
・豊富な機能により、業務が効率化される
・操作性が高い
・動作が安定している
・豊富な機能により、業務が効率化される
・POS専用機と比べるとコストが安い
・省スペース
デメリット ・閉店後に売上集計や突き合せをする必要がある
・誤操作が起きやすい
・不正を防止できない(レジをスタッフに任せにくい)
・導入や保守のコストが高い ・POS専用機と比べるとハード面(iPad、無線通信)のトラブルが起きやすい

POSレジ導入までの流れ

大まかには、以下のような流れになります。

  • POSレジ会社に問い合わせ
  • 見積もり・比較検討
  • 契約
  • 納品・設置
  • 初期設定
  • トレーニング

POSレジには初期設定やトレーニングが必要です。納品後すぐに利用できる訳ではないので、余裕を見て、利用開始の1ヶ月前くらいから検討するとよいでしょう。
なお、POSレジを導入する際に注意すべきポイントについては飲食店がPOSレジを選ぶ際の注意点で詳しく解説しています。

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