POSとは「Point Of Sales」の略。日本語にすると「販売時点情報管理」という意味になります。
POS機能とは「いつ、どのメニューが、いくらで、いくつ売れたか」という売上データを自動で集計・分析することができる機能のことで、POS機能を備えたレジが「POSレジ」です。
「POSレジ」と言うと、スーパーやコンビニのような小売業や大手飲食チェーンで使用されるイメージがありますが、ここ最近ではタブレット型POSなど手軽に導入できるものが増えてきており、個人経営の飲食店でもPOSレジを導入する店舗が増えてきています。
飲食店ドットコムでおこなったアンケート(飲食店オーナーが対象)によると、全体の37.1%がPOSレジを「利用している」と回答。また個人経営の店舗に限定しても、全体の25%がPOSレジを「利用している」と回答しました。
導入ハードルの低下を背景に、POSレジを利用する飲食店が増えてきている現状が窺えます。
POSレジの機能はたくさんありますが、代表的なものとしては以下の機能が挙げられます。
実際にPOSレジを利用している飲食店は、具体的にどのようなメリットを感じているのでしょうか。飲食店ドットコムでおこなったアンケートからは、このような声が上がっています。
なお、POSレジ導入のメリットについては、飲食店へPOSレジを導入した時のメリットで詳しく解説しています。
POSレジについて詳しく解説する前に、レジの種類についておさらいしておきましょう。レジは大きく「キャッシュレジスター」、「POS専用機」、「タブレット型POS」の3つに分けることができます。
レジスター専用機 | タブレット | ||
---|---|---|---|
総称 | キャッシュレジスター | POS専用機 | タブレット型POS |
POS機能 | なし | あり | あり |
導入費用目安 | 2~3万円前後 | 20~100万円前後 |
0~30万円前後 ※iPad端末代含まず |
月額費用目安 | なし | 数千円~2万円前後 | 0~1万円前後 |
メリット |
・導入コストが安い ・手軽に購入できる |
・豊富な機能により、業務が効率化される ・操作性が高い ・動作が安定している |
・豊富な機能により、業務が効率化される ・POS専用機と比べるとコストが安い ・省スペース |
デメリット |
・閉店後に売上集計や突き合せをする必要がある ・誤操作が起きやすい ・不正を防止できない(レジをスタッフに任せにくい) |
・導入や保守のコストが高い | ・POS専用機と比べるとハード面(iPad、無線通信)のトラブルが起きやすい |
大まかには、以下のような流れになります。
POSレジには初期設定やトレーニングが必要です。納品後すぐに利用できる訳ではないので、余裕を見て、利用開始の1ヶ月前くらいから検討するとよいでしょう。
なお、POSレジを導入する際に注意すべきポイントについては飲食店がPOSレジを選ぶ際の注意点で詳しく解説しています。
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