2025年版「アジアのベストバー50」発表。日本からは初登場2軒を含む6軒がランクイン
「アジアのベストバー50」の2025年度版リストが、7月15日にマカオで発表された。1位は2年連続で香港の『Bar Leone』が輝き、日本勢は『Bar Benfiddich』の9位を最高位として、合計6軒のバーがランクインを果たしている。
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1位は2年連続で香港の『Bar Leone』。アジアの頂点に君臨
「アジアのベストバー50」は、2016年に創設されたアジア圏のバーを表彰するアワード。酒類専門のジャーナリストやバーテンダーなど、アジア各地の約260人の専門家による投票でベスト50と特別賞が決定される。ドリンクのクオリティだけでなく、バー全体の雰囲気、ホスピタリティなど、バーでの体験全体が評価されるのが特徴だ。
2025年度の1位に輝いたのは、香港の『Bar Leone』。「アジアのベストバー」と「香港のベストバー」の称号も、2年連続での獲得となった。同店は2024年度に初登場で1位という快挙を成し遂げただけでなく、「世界のベストバー50」では2位にランクインした実績も持つ。
2位も2年連続で韓国・ソウルの『Zest』が守り、3位にはシンガポールの『Jigger & Pony』が入った。同店は「シンガポールのベストバー」を6年連続で受賞している。続く4位はバンコクの『Bar Us』、そして5位には同じくバンコクの『Dry Wave Cocktail Studio』が初登場でランクインするなど、トップ5に4つの国・地域が名を連ねており、アジア全体のレベルの高さがうかがえる結果となった。
日本勢の最上位は9位の『Bar Benfiddich』。熊本『Yakoboku』など2軒が初登場
日本は東京・新宿の『Bar Benfiddich』が最上位の9位で、昨年に引き続き「日本のベストバー」を受賞。「フォーシーズンズホテル東京大手町」の『Virtù』が18位だった。25位には、バーテンダーの世界大会「WORLD CLASS GLOBAL FINALS 2021」にも出場した木場進哉氏がバーテンダーを務める熊本の『Yakoboku』(夜香木)が初登場でランクイン。36位の東京・銀座『Punch Room Tokyo』も初登場。そのほか、46位に奈良の『Lamp Bar』、49位に東京の『Bar Libre』がランクインした。
日本勢では、東京・新宿の『Bar Benfiddich』が最上位の9位となり、昨年に引き続き「日本のベストバー」の称号も獲得した。18位には「フォーシーズンズホテル東京大手町」の『Virtù』が続いている。そして25位には、バーテンダーの世界大会にも出場経験のある木場進哉氏が手がける熊本の『Yakoboku』(夜香木)が、36位には東京・銀座の『Punch Room Tokyo』が、それぞれ初登場でランクイン。そのほか、46位に奈良の『Lamp Bar』、49位に東京の『Bar Libre』が名を連ね、日本のバー文化の多様性と層の厚さを示す結果となった。
「アジアのベストバー50」(2025年版)全リスト
<1〜10位>
1.『Bar Leone』(香港)
2.『Zest』(韓国/ソウル)
3.『Jigger & Pony』(シンガポール)
4.『Bar Us』(タイ/バンコク)
5.『Dry Wave Cocktail Studio』(タイ/バンコク)
6.『Bar Cham』(韓国/ソウル)
7.『Hope & Sesame』(中国/広州)
8.『Lair』(インド/ニューデリー)
9.『Bar Benfiddich』(日本/東京)
10.『Penrose』(マレーシア/クアラルンプール)
