飲食店がPOSレジを導入するまでの流れ

興味のあるPOSレジの会社に電話や問い合わせフォーム、メールなどで問い合わせをしましょう。希望する機能や運用形態（ハンディやセルフオーダーシステムの導入など）を事前に洗い出し、POSレジをどのように活用していきたいのか、明確にしておくとスムーズに話を進めることができます。
なお、POSレジの具体的な用途については、 飲食店でのＰＯＳレジの活用法 で詳しく解説しています。

希望条件や店舗のネットワーク環境などをPOSレジの会社に伝えて、見積もりを比較していきます。現在抱えている課題を解決できそうか、予算内かどうかなど、あらゆる観点から検討し、相性の良いPOSレジを決めましょう。また、会社によっては無料トライアルやデモンストレーションなどで、使用感などを確かめることも可能です。 なお、POSレジの選び方については、 飲食店がPOSレジを選ぶ際の注意点 で詳しく解説しています。

導入するPOSレジが決まったら、正式な契約書を交わして、機器・システム導入の準備をしていきます。 実際に運用するにあたって必要な機器の構成（数量など）を決め、発注します。 お店によっては、ケーブルなどの敷設工事なども必要です。 オプションサービスなどで機器の設置作業をサポートしてくれる会社もあるので、事前に確認しておきましょう。 またPOSレジアプリを利用する場合は、web上で簡単に機器類を購入することもできます。

POSレジの設置が完了したら、システムにメニューデータや店舗、スタッフ情報を登録していきます。 また登録代行をしてくれる会社もありますが、導入後にメニューの追加・修正があった場合、 オーナーやスタッフが対応できるように操作方法を把握しておくと安心なので、操作マニュアルは一通りチェックしましょう。 なおPOSレジアプリを利用する場合は、アプリをインストールして、アカウントを作成する必要があります。

データの初期設定が完了したら、実際に動作確認をしながら、使い方を練習していきます。 注文や会計、売上管理など、お店で必要な会計業務を全て行えるように、スタッフ教育をしましょう。 機器設置や初期設定代行とあわせて、トレーニング・研修までサポートしてくれる会社もあります。 マニュアルを見ずに運用できるようになるまでマスターできたら、いよいよ運用開始です。

このようにPOSレジを利用するためには、いくつかのステップを踏んで準備を進めることになります。 機器を揃えたらすぐに利用できる訳ではないので、利用開始の1～2ヶ月前くらいに問い合わせしていくとよいでしょう。

「POSレジ比較」では、飲食店向けPOSレジを多くご紹介しています。 POSレジの導入・買い替えをお考えの方は、一括問い合わせをご利用し、比較検討してみてください。