志ん蕎
2005年1月18日
お店情報
店主/進藤隆志(シンドウタカシ)業種/そば
立地/254-0824 神奈川県平塚市花水台32-32虹ヶ浜ハイツB1F
最寄駅/東海道本線 平塚駅
電話番号/0463-33-2738
店舗データ
店舗面積/30.0坪 0.0m2客席数/40席
開業日/2004年8月
営業日/月、水、木、金、土、日
営業時間/11:30-15:30、17:00-21:00
定休日/火曜日
ターゲット層/近隣の住民、そば愛好者、ビジネスマン
客単価/1550
月商/目標150万円
従業員数/2人
開業資金
開業資金(総額)/1000万円開業資金(自己資金)/700万円
開業資金(借入金)/300万円
開業資金について
物件が決まった時点で業者から必要経費の見積もりを出してもらい、自己資金で不足している分を国民生活金融公庫から借り入れをした。当初、開業資金は2000万円くらいを考えていたが、そば屋の居抜き物件だったため総額1000万円ですんだとのこと。
また進藤さんは陶芸を趣味とされているので、ご自分で作られた器やそば猪口を実際に利用されている。こうしたことも結果的にコスト削減につながっていると語る。
スケジュールについて
2003年4月くらいから漠然と独立を考え始めたという。そこからそば屋開業のノウハウ本や、料理雑誌のオーナーシェフの開業特集記事などで少しずつ知識を蓄えていく。そしてこの時期から物件を見る目を養うために不動産業者を回り始める。この時点ではまだ独立は5年くらい先のことだろうと考えていたので、ペースはゆっくりだった。休日に不動産業者を訪問して資料を見たりする程度。
業者選定について
店舗内のクリーニングと壁紙の張替えなどの内装作業は物件のオーナーが対応してくれたそうで特に関与はしていないとのこと。もっとも資金をかけた厨房機器に関しては、以前から知っていた業者からパンフレットを取り寄せ選定。普通は厨房機器一式をいくらでという形で業者から言われることが多いとのことだが、進藤さんが頼んだ業者はそば湯での釜だけでも受け付けてくれたとのこと。予算中に収めるためにはだめもとで頼んでみること、中古品もミックスしていくことが大切であると語る。
開業までに困ったこと
開業にあたってはオープンセールとして3日間のせいろ半額サービスと先着50名に赤飯をふるまうというサービスを行った。店の外まで長蛇の列ができてしまい、厨房を一人で回している進藤さんにとってはうれしい悲鳴となった。結果的にはこのオープンセールが、地域での知名度上昇と固定客の獲得につながったという。
今では週に一回食べにきてくれる常連さんも多くいるとのこと。
物件探しについて
平塚市内の住宅街でかつ納得できる水を使うことができるという2つの条件を満たせる物件になかなか出会うことができなかったことが最大の問題点であった。物件資料はたくさん見たが、内見したものは3件程度。ただし、この内見した物件では決定には至らず。
やはり地下水利用可という条件を満たすことができなかったからだ。
進藤さんには、以前から目を付けていた物件があり、なかなか借り手もついていなかったようなので、不動産業者に問い合わせをして内見させてもらった。
平塚市内、地下水利用可という条件を満たしていたためその物件に決定。
オープン後について
近所の方でも知らないという人が意外と多くいることが判明した。最近は仕事帰りに、店のチラシをポスティングするなどして知名度を上げようとしている。今は店舗数を増やすことなどは一切考えていないとのこと。理由は自分の目の届く範囲でそばを提供し続けたいからだ。こだわりのそばで平塚を盛り上げていこうとがんばっていくと力強く語ってくれた。
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