開業者の声「TRATTORIA　ＤＡ　FELICE」

お店情報

店主／青池隆明（アオイケタカアキ）
業種／イタリアン
立地／104-0061 東京都中央区銀座5-14-9石和田ビル　２Ｆ
最寄駅／東京メトロ日比谷線東銀座駅
電話番号／03-3547-6940
URL／http://www.da-felice.com/

店舗データ

店舗面積／23.0坪　76.0m²
客席数／30席
開業日／2010年3月
営業日／月〜土
営業時間／11:30〜14:00(L.O)　18:00〜22:30(L.O)
定休日／日曜日
ターゲット層／ビジネスマン、OL、30代前後、男女比率：1：1
客単価／昼1000円、夜6000円

開業資金

開業資金（総額）／1800万円
開業資金（自己資金）／1800万円

開業資金について

物件取得費：1000万円（造作譲渡代350万円含む）
内装・施工費：500万円
その他（雑費）：300万円

スケジュールについて

大学を卒業してから8年間、広告会社に勤務していたのですが、高校生の時から飲食店を開業したいという想いは持っていました。
ただ飲食店での経験は、学生時代のアルバイト程度だったので、退職を決意してすぐに本場イタリアへ修業に向かいました。
イタリアでは、ドルチェ（デザート）の仕事がメインでしたが、1年間じっくりと現場を見て、勉強もさせて頂きました。
またイタリア修業の際に、自分が日本に帰国したら出店を考えている事を話し、3人の仲間も見つける事が出来ました。
料理人は見つかりましたが、ワインの専門家がいなかったので、私自身はイタリアに在籍中、ソムリエの資格も取得しました。
日本に帰国してすぐに、物件探しを開始しました。

工事の引き渡し後、オープンまで1週間程度でしたが、あまり余裕はありませんでした。
知人を招いて試食会を行った後、3月5日に正式にオープンしました。


【2008年9月】開業を決意。
【2008年9〜2009年10月】イタリアに修業に行く。　期間：1年1ヶ月
【2009年10月】イタリアから帰国後、開業準備を始める
【2009年12月】現物件を見つける
【2010年1月】物件の契約交渉
【2010年2月1日】物件の契約、引き渡し
【2010年2月1日〜】工事着工
【2010年2月末】引渡し
【2010年3月5日】オープン

業者選定について

食材業者：知り合いの紹介
ビール・酒類：知り合いの紹介
販促・PR：オープン前は特にPRは行っていませんでしたので、今までの人脈だけが頼りでした。
オープン後は、食べログ、ぐるなび、Hot pepperなど、いろいろなサイトを試してみて、反響の良い物にコストをかけるようにして行きたいと思います。
先日、東京情緒食堂、東京カレンダーにも掲載して頂きました。やはりメディアの力は大きいですね。
ロゴデザイン、HP制作：友人に依頼

物件探しについて

飲食店.COMなど、インターネットでの情報収集の他、実際に現地を歩いて探しました。
条件として拘っていたのは、賃料が坪2万円以下の物件です。
賃料以外の条件としては、オフィス街、駅から近くという条件で探していました。エリアは、希望は銀座でしたが、渋谷、新宿、目黒など都内のターミナル駅も含めて、探しを行いました。

こちらの物件は不動産会社のHPで見つけて問い合わせを行った物件です。
イタリアンレストランの居抜き物件で、営業年数も2年と設備等の状態が非常に良かった事が契約の決め手でした。
保証金の交渉や、譲渡物の件で調整を行ったので、物件を見つけてから契約まではかなり時間がかかってしまったのですが、厨房設備や造作についてもカウンターと、床の素材がとても良かったので、そのまま利用することが出来ました。
造作譲渡代以上の価値のある物だったと感じています。
自分が納得できる物件を取得出来た事は本当に良かったです。

開業者へのコメント

希望に合う物件が見つからないと感じられている方も多いかと思いますが、
やはり相当な数の物件を見に行かないと、自分の納得の行く物件に出会う事は難しいかと思います。
私自身も、1日3-5件は見て回っていました。
実際に内見をした物件は70-80件ですが、場所だけ確認しに行った物件を含めると200件以上の物件は見たと思います。
店舗コンセプトについても、拘りを持ちすぎるのではなく、立地やお客様に合わせて柔軟に変えていく、物件探しをする上では、柔軟性も必要だと思いました。
私も、2店舗目の出店の際には業態に拘り過ぎず、立地に合わせた店舗づくりをして行きたいと考えています。