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麺ダイニング　韓韓房

麺ダイニング　韓韓房

2005年5月26日

お店情報

店主／石村哲守（イシムラテツモリ）
業種／麺ダイニング
立地／171-0014 東京都豊島区池袋2-68-12サン池袋ビル1F
最寄駅／JR山手線　池袋駅
電話番号／03-3988-6033

店舗データ

店舗面積／25.0坪　82.0m²
客席数／38席
開業日／2005年5月
営業日／月曜-土曜
営業時間／ランチ　11：00-15：00　ダイニング　17：00-24：00
定休日／日曜
ターゲット層／OL・サラリーマン・学生（すべての層）
客単価／昼900円、夜1700
月商／450万円（初期段階）

開業資金

開業資金（総額）／2900万円
開業資金（自己資金）／500万円
開業資金（借入金）／2000万円

開業資金について

足立区でラーメン店をすでに1店舗経営しており、財務内容がよかった（繰越利益があった）ことと、初出店時に借り入れた分の返済をきっちりやっていたことから、金融機関に信用され、割と楽に借り入れることができた。借入2000万円のうち、1000万円は国民金融公庫から借り入れた。残りは昔から取り引きがあった信金から借り入れた。

スケジュールについて

2004年9月
（オープン9ヶ月前）の株主総会で、今期1店舗をオープンすることを決める。
2004年10月
物件探しを始める。このタイミングで、飲食店.COMのプレミアム会員になる。
2004年11月
人材の育成を始める。
2005年2月
池袋にて物件取得
2005年3月
かなりの時間をかけて、立地にあったコンセプトを練り直し、デザイン設計を依頼。
2005年3月後半
工事開始
2005年5月上旬
認知度を高められるように、オープン数日前から近隣住民にビラ配り

業者選定について

デザイン設計施工会社は、池袋というラーメン激戦区で勝負することもあり、しっかりとしたデザイン会社を選定した。数社にあたり、話を聞き、その中で、しっかりしているだけではなく、懇切丁寧な対応をしてくれた業者に決定。
結果、自分の思い通りの店を作り上げてくれたので、非常に満足。

麺については、相当こだわった。
(有）丸富製麺さんに協力していただき、4ヶ月かけて自分の理想とする麺の開発を行った。その甲斐があって、太麺、細麺ともに、有名店に負けないだけおいしい麺が出来上がった。
ダイニングという業態ゆえに、酒類メニュー開発が必要だったが、いままで酒を十分に取り扱ったことがなかったため、酒屋ヤマロクさんに協力いただき、酒のメニュー開発を手伝ってもらった。

開業までに困ったこと

やはり、物件探しは相当苦労したが、それ以外には食器探しは大変だった。物件探し、内装工事、人材育成、メニュー開発などにたくさんの時間を割いてしまい、お客様の目に触れる重要な食器探しをないがしろにしてしまった。オープン直前になって、食器のコンサルタントに相談し、イメージに合った食器をそろえることができたのでよかった。

物件探しについて

相当苦労した。はじめは、ロードサイド物件探し。
飲食店.COMで見つけた王子や大島の物件を検討。しかし、どちらも重飲食での出店が難しく、事務所や倉庫利用のテナントとの競争に負けてしまった。
立地選定の際、DICコンサルティングの勉強会で身に着けた立地判定理論に則り、検討を繰り返していくと、当物件に出会い、契約することにした。
池袋に出店した理由として、、池袋で成功したらブランドが確立でき、多店舗展開に弾みがつくと考え、敢えてチャレンジすることを決めた。

オープン後について

どうやってお店の認知度を高めていくか、これが大きな課題。

やっておいてよかったこと

・社内で、新店舗のコンセプトを十分に議論していたこと。
・立地を選定する際に、しっかりとした理論を持っていたこと。

※インタビューは、オーナーである有限会社ケーフーズ企画の代表取締役、康泰英さんにお聞きしました。「新規開業者で、困っている人がいたら、できるだけ相談に乗れますよ」というありがたいお話をいただきました。ご希望の方はお尋ねしてみてはいかがでしょうか？