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キーワードは回遊性?名古屋駅と栄・錦・伏見など周辺エリアの再開発

2017-06-23 15:31:44.0

Photo by iStock.com/mu_mu_
名古屋駅周辺は、2027年度に予定されているリニア中央新幹線開業に向けて、大きく変わろうとしている。こうした流れを受け、名古屋市は名古屋都心部の魅力向上を目的に、名古屋駅周辺や栄地区の「まちづくり」を推進。民間企業等と連携し、相互に持続的な発展ができるよう取り組みをはじめている。

名古屋駅周辺地区の現状

近年の名古屋駅前は、高層ビルの建設・建て替えが続いている。
2015年には大名古屋ビルヂングが建て替えを完了し、JPタワー名古屋が竣工。2016年にはシンフォニー豊田ビルが、2017年4月にはJRゲートタワーが開業した。

さらに、名古屋鉄道は名古屋駅の再開発計画を発表した。それによれば、現在名鉄百貨店が入っているビルなど複数棟を取り壊し、南北400メートルもの超高層ビルに建て替えるという。ホテルやオフィス、住宅などが入る予定で、駅構内もターミナル駅としての利便性を増したつくりを目指して改装される。複数の路線が乗り入れているため分かりづらかったり移動が大変だったりした乗り換えが、楽になることが期待される。

Photo by iStock.com/Fazzbox
名古屋を代表する繁華街といえば、栄地区。名古屋城の城下町としての歴史を持ち、商業施設やホテル、オフィスなどが立ち並ぶ。戦後の区画整備により道が碁盤の目のようになっており、縦横軸である久屋大通と若宮大通は、道幅が100メートルある「100メートル道路」で、日本に数本しかない。

栄と一口に言ってもその範囲は広く、栄駅周辺には有名百貨店や商業施設が軒を連ね、伏見駅周辺は銀行や新聞社の支社、事務所などが多くある金融街・オフィス街である。
錦エリアは名古屋を代表する歓楽街として知られ、飲食店も多数出店している。
久屋大通駅から矢場町駅までは久屋大通公園として整備され、名古屋のシンボル、名古屋テレビ塔もこの中にある。

栄地区から少し離れるが、大須観音駅と上前津駅に挟まれた大須は、大須観音や古くからある商店街を目当てに多くの人が訪れる。アニメ・ゲーム関連の店が多く出店したことで若者向けの店舗や飲食店も増え、老若男女が訪れる、さまざまな顔を持つ地域として知られている。

観光客も住民も惹きつける魅力ある街づくり

名古屋市が策定した再開発計画、「名古屋駅周辺まちづくり構想」および「栄地区グランドビジョン―さかえ魅力向上方針―」によれば、大きなテーマとなっているのが「歩いて楽しいまちづくり」だ。
車社会と言われる名古屋周辺において、歩行者を優先した施策を行うのは大きな転換と言えるだろう。
実際に名古屋城や前述した大須など、観光地を徒歩でめぐるのは現状難しい。路面電車やバスなどの新たな交通手段の導入も検討されているが、歩道の確保や魅力的な店舗の誘致などによって、地区から地区へ歩くことに対する抵抗感を軽減させる狙いもある。

また、名古屋駅を名古屋の顔にするための施策も予定されている。
ビジネスや観光の拠点としての機能強化はもちろん、駅前広場を整備して休憩や待ち合わせに使える空間をつくることで、これまでの単なる乗換駅として以上の役割を持たせ、駅周辺に利用者を滞留・回遊させる目的もある。

こうした取り組みから一環して感じられるのは、名古屋駅を素通りする駅にさせないという思いだ。
名古屋駅と栄地区を中心とした周辺エリアが連携し、各地区の特色をいかした開発を行い、回遊性を高めることで、活気にあふれ賑わう街をつくる。街の魅力を高めることで、名古屋から人を逃さず惹きつける。リニア中央新幹線の開業により危惧されるストロー化現象への対抗策ともみられる。
街づくり構想が実現すれば、周辺の店舗に求められるあり方も変わっていくだろう。出店を考える際には、先を見据えた計画が必要になりそうだ。

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