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クラウドファンディングで1,000万円を調達! 『鯖バーガー専門店 38ism』オープンまでの道のりを取材

2017-09-19 19:12:24.0

仲間同士でなんとなく始めたカフェは、3年ほど赤字続きだった

「『MK CAFE』はオーナー、マネージャーの桜井有里、私が中心メンバーですが、そのほかにも協力メンバーがいて、皆で協力して作り上げてきたカフェです。3階建ての建物の1、2階がカフェ、3階はスタジオになっていて、食などの情報番組「MK TV」を定期的に配信しています。また、インスタグラムでも情報を発信しています。現在は“発信力があるカフェ”としてインスタグラムのフォロワーも、そしてカフェのお客様も順調に増えていますが、最初は本当に大変でした」と櫻井さん。現在は経営も軌道に乗っているものの、最初は苦労の連続。開店当初の苦労について次のように語ってくれた。

「仲間が集まって“カフェをやりたい!”ということでスタートしたのですが、飲食店経営未経験者ばかりで、何を売りにしていけばいいか迷いながら、3年くらい赤字が続きました。店をたたむという選択肢も現実味をおびてくる中で、看板メニューを開発したいと試行錯誤を重ね、『鯖バーガー』を考案しました。脂の乗った鹿児島産のゴマサバを香ばしく焼き上げて、野菜とともにイングリッシュマフィンに挟むのですが、一般的なハンバーガーの半分のカロリーで栄養バランスもよく、誰でも食べやすいのが特徴です。これが情報番組『ZIP!』『モヤモヤさまぁ~ず』などに紹介されてブレイクしました。そこから経営も順調になっていきましたね」。

櫻井さんはフードコーディネーターの資格も取得。当初1種類だった鯖バーガーは次第にバリエーションを増やし、現在は7種類を提供している。

クラウドファンディングに成功し、店内を改装することに

「鯖バーガー専門店としてやっていこうと検討するうちに、厨房を改装したいと考えるようになりました。鯖を焼くのに適した火力の強い鉄板を設置すれば、調理しやすく、一度に提供できる量も増えます。そこで、厨房改装のための費用として300万円をクラウドファンディングで調達することにして、『Readyfor』でプロジェクトを立ち上げました。すると、公開7日で目標金額を達成。残りの掲載期間で店内改装費用を調達するという追加の目標を掲げ、最終的に1000万円を調達することができました。ご用意したリターンは、たとえば一口10,000円の支援をしてくださった方にはお礼のお手紙とともに『鯖バーガーセット回数券』などをお届けするという内容です。支援してくださった方は個人の方もいれば、企業で応援してくださったケース、また地方の方もいらっしゃいました」。

スケジュール&業社選定

【2016年12月】リニューアルの検討を開始
【2017年2~4月】クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げ
【2017年4月20日】クラウドファンディングで目標金額を達成
【2017年4~5月】マッチングサービスで内装会社探し。5月に決定
【2017年5~7月中旬】内装デザインの検討
【2017年7月24日~29日】内装工事
【2017年7月30日】リニューアルオープン

デザイン会社選定/店舗デザイン.COMのマッチングサービスを利用
資金調達/ クラウドファンディング

マッチングサービスを利用し、プロジェクトに共感してくれる内装工事会社に出会った

クラウドファンディングで資金の目途が経つと同時に、櫻井さんはマッチングサービスに登録してみた。約15件の返信があり、6社ほど実際に会って話をした。そこで出会ったのがデクレアデザインプロジェクトだった。「鯖バーガーを開発し、専門店として育てたいという思いを真剣に受け止めてくださって、その後も非常に力になっていただきました」と櫻井さん。内装プランの検討開始から決定までは2か月近くかかったが、度重なるプランの修正にも丁寧に対応してくれたという。

“お金をかけたところと節約したところは?”という質問には「一番こだわったのは、『海の中にいるようなイメージ』です。ブルーを使うけれど冷たい雰囲気にならないようにと、慎重に色を選びました。また、1階の壁面にはエイジング加工を施しました。ディズニーシーの壁などを手掛けている方にお願いしたのでお金もかかりましたが、当初から思い描いていたような空間に仕上がり、満足しています。一方で、厨房内の棚など、お客様から見えない部分については、自分たちで手作りしてコストを削減しました」と答えてくれた。

リニューアルオープンと同時に「バンズ」もリニューアル

リニューアルに際し、「鯖バーガー」に使用するバンズも改良を加えたという。「石川県の輪島市のパン職人の方と何度も試作を重ね、鯖バーガーとベストマッチの専用玄米粉パンを開発していただきました。以前はイングリッシュマフィンを使っていたのですが、玄米粉80%のパンは鯖との相性抜群で、味もクオリティもさらにグレードアップしました」と櫻井さん。

また、同店の人気メニューのひとつ「ごぼう茶」を手掛ける鹿児島県の株式会社オキスが、鹿児島市にある「おおすみ美食市場」内にレストランをオープン。その中で、『38ism』の鯖バーガーの提供を始めるなど、新たな動きもみせている。

最後に櫻井さんに、リニューアルオープン後の思いを伺った。「『鯖バーガー』によってお店がV字回復しただけでなく、全国の日本の食文化を盛り上げようとする生産者の方たちとの出会いがあり、またリニューアル工事ではデクレアデザインさんにも出会えました。多くの方に支えられているのを実感しています。以前からのお店の常連客の方はもちろん、今回クラウドファンディングで支援者となってくださった方にも、今後はたくさんのリターンをお届けしていきたいと思っています」

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