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飲食店×異業種の新業態『ミクストラン』。開業する場合、物件選びのポイントは?

2020年1月31日

画像素材:PIXTA
「ミクストラン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?「コインランドリーにカフェ」「花屋にバー」など、「飲食店×異業種」というスタイルで営業を行うスタイルのことで、新業態として大きく注目されています。人気の背景には、他の飲食店との差別化を図りたい経営者側の思いと、時間を効率的に使いたいというお客側の思いがあるようです。大きなビジネスチャンスとしてチャレンジしたい新規開業者も多いと思いますが、「大きな店舗じゃないと無理?」「許可申請はどうなるの?」など、不安なこともあるでしょう。そこで今回は、話題のミクストランについて、その概要や開業するうえでの注意点などを紹介します。

異業種との組み合わせで可能性を広げる「ミクストラン」とは?

「本屋にカフェ」というブックカフェは昔から人気ですが、最近はコインランドリーや花屋などに飲食店を併設させる、新しい組み合わせが登場しています。単体では集客に不安があった業種も、「カフェがあるならこのコインランドリーにしよう」「カフェへ行ったついでに花を買って帰ろう」というように、足を運んでもらうきっかけに。相乗効果が狙え、新たな顧客獲得につながります。一方、お客にとっても、洗濯や花束を作ってもらう待ち時間を、自分の時間として有効活用できます。時間を節約している感覚もあり、忙しい現代人にとってうれしいシステムだと言えるでしょう。

■コインランドリー×カフェ「フレディレック・ウォッシュサロン」
例えば、コインランドリーにカフェが併設されている「フレディレック・ウォッシュサロン」。お客は洗濯をしている間にゆったりとコーヒーを飲むほか、パソコンを持ち込んで仕事をすることもできます。自分の洗濯物から目を離さずにいられる安心感や、待ち時間を有効活用できるお得感が人気の秘訣です。「コインランドリーを使いたいけれど、使い方に不安がある」という人は、飲食店にいるスタッフに聞けばOK。店側としても、新規顧客の獲得や犯罪の未然防止などのメリットがあります。

■スポーツ施設×レストラン「THE RALLY TABLE」・ジム×カフェ「BROS TOKYO」
卓球やジムなど、スポーツ×飲食店の組み合わせも登場しています。卓球がプレイできるレストラン「THE RALLY TABLE」では、飲食しながら卓球を楽しむという斬新さが受けて、歓送迎会や忘新年会で人気。パーティールームを用意するなどして、特別感を演出する工夫がされています。一方、ジムとの組み合わせがユニークな「BROS TOKYO」では、「注文した食事が届くまでの時間」を有効活用してもらいます。
画像素材:PIXTA
いずれも、「○○しながら飲食」、「○○のついでに飲食」というようなスタイルが基本。時間の有効活用をベースに、休日のレジャー利用などを意識しているのが特徴です。

ミクストラン開業に際し、物件選びのポイント

■その業種、営業許可申請は不要?
ミクストランの物件で特に気を付けなければならないのが営業許可申請。飲食店としての営業許可を取ることはもちろん、該当する業種に許可が必要な場合は、物件選びの段階から入念な確認が必要です。飲食業の経験がある方も、その分野の専門家などに相談しながら物件探しを行うのが理想と言えるでしょう。

■設備や構造は業種に適しているか
例えば、コインランドリーのミクストランでは、電源の確保や排水設備の設置が課題となりそうです。単なる飲食店の物件探しの方法では失敗の恐れもあります。また、卓球やジムのミクストランでは、騒音防止の壁や床の施工。お客様が怪我をしにくい構造の物件を選ぶ必要もなります。レストランというより、レジャー施設の運営という意識を持った方がいいかもしれません。

また、匂いや音への配慮、備品が汚れないための工夫も忘れずに。広い店舗は2スペースの間取りにするほか、1Fと2Fを使った2フロアの店作りもおすすめです。いい物件があれば契約するという形ではなく、先にコンセプトをしっかり決めておき、それにあった物件を見つけることが重要となります。

小さなキッチンスペースでも営業できるよう、提供メニューは絞って

飲食店部分については、業種のテーマに合わせたメニュー作りをすることがポイント。手広く豊富なラインナップを用意するよりも、厳選したメニューにした方が個性も伝わりやすくなります。ミクストランの場合はただでさえ店舗スペースが広くなりやすいので、メニューを絞ってキッチンの省スペース化を図りましょう。客単価の上がりやすいミクストランだからこそ、一方で家賃比率を抑えていくことも大切なポイントです。

飲食店としてだけでなく、どちらの業種としても成り立つレベルの設備が必要となるミクストランは、開業費用も比較的高額になります。開業後の業態変換も難しくなるため、あらかじめその土地のニーズを調査し、十分な集客を見込めるかどうかを見極めましょう。焦らず、じっくりと進めることが重要です。


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