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ドライブスルーは個人店も導入できる!導入の注意点やロードサイド物件の選び方

2022年6月2日

画像素材:PIXTA
ドライブスルーは非常に利便性が高いため、以前から利用者は多くいます。コロナ禍になってからは、ドライブスルーにすれば人との接触を最低限にして感染防止対策ができるため、利用者が急増。飲食店の新たな活路になると注目している方もいらっしゃるでしょう。そこで、飲食店がドライブスルーの導入する方法と注意点、ドライブスルーと相性のよい物件をご紹介します。

飲食業の多業態がドライブスルーを導入している

ドライブスルーとは一般的に、お客さまが車に乗ったままで、商品のオーダー、受け取り、支払いまでができるサービスのことです。車を降りて店舗に入るよりも気軽に購入できることが最大のメリットだと考えられます。大手チェーン店の中では、『マクドナルド』や『スターバックス』『吉野家』『はま寿司』などがドライブスルーを活用していることがよく知られています。多くの企業が取り組んでいることから、重要な販路になり得ること、ドライブスルーでもさまざまなメニューが提供できることがわかります。

飲食店営業許可があれば、すぐにドライブスルーを導入できる

では、飲食店がドライブスルー方式のサービスを始めたい場合、どんな準備が必要なのでしょうか?「お客さまが注文した品物を店舗敷地内で受け取って帰る」という点で、ドライブスルーはテイクアウトサービスのひとつといえます。そのため、テイクアウトと同様、飲食店営業許可を受けている飲食店が、飲食店営業の許可を取得している施設の作業場で注文に応じて調理し、持ち帰り用にしてドライブルー方式で販売することに許可取りは必要ありません。個人経営の店舗でもすぐにはじめることができます。

注意点は、飲食店営業許可のみを受けている飲食店は、ドライブスルーで店内メニューにはない商品は販売できないことと、許可が必要な商品があることです。例えば、作り置きした惣菜、冷凍商品、菓子類、アルコールなどは飲食店営業許可だけでは販売できないため、ドライブスルーでも販売できません。すでにテイクアウトやデリバリーの営業をしている飲食店であっても、ドライブスルーでの商品の扱いに迷いがある場合、しっかりと保健所へ相談・確認をしてください。
画像素材:PIXTA

ドライブスルー導入におすすめの物件は?

車が移動できる広さのある物件ならドライブスルーで提供できるというわけではありません。また、店舗前の道路が渋滞して周辺のお店などに迷惑を掛けてしまうような環境の場合もおすすめできません。ドライブスルーと相性がよいのは、いわゆる「ロードサイド物件」でしょう。これは、幹線道路や生活道路沿いなど通行量が多いエリアにある物件のことで、車での来店を想定してつくられているため、ドライブスルーをはじめるのに理想的な物件といえます。

ドライブスルー物件選びで知っておきたいこと

車での来店を見込んだ場合、商圏は移動時間が10~15分程度の場所まで広がるといわれています。「昔ながらの住宅地で年配の方も住んでいる」「ファミリー層が多い」といった商圏の特徴をとらえておくと、提供していきたいメニューと立地との相性がわかるはずです。ただし、商圏が広いということは、自身の店と距離的には離れている店舗が競合になってしまうこともあり得ます。移動時間が10~15分程度の場所にある飲食店までリサーチすることも必要でしょう。また、ロードサイドでは視認性が他のエリア以上に重要です。高い位置に看板が設置できること、それが、道路を走っている車が気づくものであることが理想的です。

コロナ禍にあり、需要の拡大を見せているドライブスルーサービスですが、非常に便利であるため、感染が収束しても需要が大きく落ちることはないと考えられます。「やりたい!」意欲をお持ちの方は、物件探しからはじめてみましょう。

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