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グルメ好きが集う住宅街。代々木上原に飲食店を出店するメリットは？

グルメ好きが集う住宅街。代々木上原に飲食店を出店するメリットは？

2017年5月29日

Photo by Ryosuke Yagi「R0012315」

都心のど真ん中にありながら落ち着いた住宅街の顔を持ち、ビジネスマンやファミリー層にも人気の「代々木上原」は、近年メディアに取り上げられるグルメ店も増えており、グルメが根付く街として注目を集めています。今回の物件タイムズでは「代々木上原」の魅力を紹介します。

良好な都心へのアクセス

小田急線と東京メトロ千代田線が乗り入れ、新宿には5分程度、渋谷にも約10分でアクセスが可能です。東京メトロ千代田線の始発駅でもあり、表参道や大手町にも乗り換えなしで行けるという利便性から、都心で働くビジネスマンにも人気のエリアです。

駅前には昔から続く商店街があり日々の買い物にも便利。隣駅には、大規模イベントが頻繁に開催される「代々木公園」があるほか、徒歩圏内に子どもの遊び場が充実する「代々木大山公園」があるなど、緑も豊かでファミリーも暮らしやすい雰囲気と評判です。

西原～大山町にかけての高台には都内有数の高級住宅街もあり富裕層も多いエリアで、住宅街の中にこだわりの一軒家レストランがあったり、路地裏で隠れ家的な店を発見できたり、ハイセンスな新店と地域に根付く店が混在し大人の散歩が楽しい街として、雑誌などにも数多く取り上げられています。

Photo by iStock.com／stocksnapper

都心と比較した場合のコスト

飲食店を出店する場合、新宿・渋谷などの繁華街や、住みたい街ランキングで頻繁に上位を取る恵比寿・中目黒より物件コストが抑えられることもメリットのひとつです。各駅にある店舗物件の平均坪単価は以下のようになっています。

代々木上原…24,066円
中目黒…25,968円
新宿…27,155円
渋谷…30,409円
恵比寿…31,402円

ちなみに、新宿・渋谷と比較すると人口総数や世帯総数が多いのも特徴です。

■代々木上原
人口総数…12,137人
世帯総数…6,793世帯

■新宿
人口総数… 2,241人
世帯総数…1,458世帯

■渋谷
人口総数…4,482人
世帯総数…2,867世帯

代々木上原では、消費者となりうる地域住民に長く支持される店になれるかどうかが勝負と言えるでしょう。

Photo by iStock.com／Photology1971

有名店で修業したシェフが相次ぎ出店する一方、老舗や庶民派の店も

高級住宅街の顔も持つ同エリアでは、セレブや食通をうならすグルメ店も数多く存在します。特に近年は話題の店が続々オープンしました。

フレンチの老舗『シェ・イノ』やフランスのミシュラン三ツ星店『トロワグロ』などで修業し、様々なレストランで料理長を務めた古賀義英シェフの『ラ・ファソン古賀』が2013年上原にリニューアルオープン（それまでは、同じく代々木上原エリアの大山町で一軒家レストラン『コム・シェ・ヴ』を営む）。

2015年には、スペインの『エルブリ』で修業した橋本宏一シェフが腕をふるう、モダンガストロミー『セララバアド』が。2016年にはパークハイアット東京の『ニューヨークグリル』出身のシェフが『WINE＆DINING Tiaras』がオープンしました。

原宿で人気の『GOOD TOWN DOUGHNUTS』の姉妹店『GOOD TOWN BAKEHOUSE』も昨年8月にオープン。スライダーと呼ばれるミニバーガーやサンドイッチなどが若者を中心に人気となっている一方、本場デンマークパンをお値ごろで楽しめるとあって話題です。また、地域住民から長年親しまれる存在の老舗パン店『イエンセン』や、定食屋使いができる蕎麦店『朝日屋』などもあり、幅広い層が楽しめる魅力的な街になっています。

短期的な人気より、コンセプトや腕に自信のあるオーナーが長期的な視野のもと出店するのは、新・旧の小さい名店がそこかしこに集う「代々木上原」のような街が狙い目なのかもしれません。

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