スカウト機能を活用し 一人ひとりに丁寧にアプローチ

スカウト機能を使い、採用活動を効率化
―――日々、どんな思いで人材採用に取り組んでいるのでしょうか?
飲食店の運営は「人」がいなければできません。いい人材を確保したいと常に考えていて、働きやすい環境づくりや目標を持って働ける店づくりを重要視しています。
特に社員は店の核となる存在なので、確実に採用していきたいと考えています。
―――求人@飲食店.COMのサービスを使い始めたきかっけを教えてください。
以前は総合媒体で募集をしていましたが、思うような成果は得られずにいました。そんなときに、求人@飲食店.COMにスカウト機能があることを知りました。過去に他社でスカウト機能を使ったことがあり、効果的だという印象を持っていたため、求人@飲食店.COMを試そうと思いました。また、社員採用に強いことも魅力的でした。
―――スカウト機能のどんなところにメリットを感じていますか?
求職者のプロフィールをサイト上で見ると、求職者の経験値はもちろん、重きを置いているものや希望するものが何かもある程度まで見えてきます。これらをわかった上でピンポイントにアプローチができるのは非常に良いですね。実際、皆さん反応がよく、しっかりと話を聞いてくれ、前向きに検討してくれる傾向があります。
通常の採用方法だと、内なる思いというのは面接の段階にならないとわかりませんし、要望が出ても面接時間内に答えを出せないことがあります。ですが、スカウト機能を使えば、求職者が求めているものに対し、「弊社はこれができる」という提案が早い段階でできるため、面接時にはフィーリング的に問題がなければ採用が決まることもあります。採用まで時間がかからないというのは、店側にとっても求職者にとっても有難いことですよね。
スカウト機能をうまく使うポイントは、 「双方向」を大事にすること
―――中山さんは広告営業の仕事に就いていた時期があると聞きました。採用活動に活かせていることはありますか?
飲食店はお店を開けてお客さんを待つ側が多いですが、前職はこちらから積極的に攻めにいく飛び込み営業。人間力や切り開く力などが非常に勉強になりました。いい人材に振り向いてもらうためのアプローチ術に役立っているように思います。
―――スカウト機能の上手な使い方を知りたい方は多いと思います。何を大切にしたら成果に結びつくと思いますか?
ある求職者の履歴書を見て、欲しい人材だと思ったらまずは、その人がどういう状況で働いていて、どういう思いでいるかにしっかりと目を向けるといいと思います。その上で、やりたいことや疑問点を聞き出し、「弊社だったらこれができる」、「将来的にはここを目指している」などその求職者が興味を持ちそうなことを積極的に提案していくのが大切なのではないでしょうか。
ただし、一方通行では採用には結びつきません。双方向のやり取りを生み出す意識も大切だと思います。
―――採用後の人材教育はどのように行っていますか?
従業員は非常に大事な存在ですが、会社は利益や結果を出していかないとならないので、従業員にやさしいだけ、すべてにYESを出すような接し方ではいけないと考えます。また、将来は経験を積んで店長になる人、他店舗で働く人……さまざまですが、どこに行っても通用する人材になって欲しいとも思っています。そのため、和気あいあいとやりながらも、従業員が成長できるように必要なことは伝える、仕事と遊びのスイッチを切り替えることを大切にしています。
―――コロナ前後で店舗運営にどのような変化がありましたか?
大きな企業が閉店するようになり、優秀な人材が採用マーケットにあらわれるようになってきたと感じています。これは、いい人材を採るチャンスがきているということ。採用活動は切り詰めていくのではなく、今までにいなかったいい人材を採用していくために積極的に行っていくことが店舗の成長を後押ししてくれると思っています。
ビジネス面では、コロナ禍になり、弁当やテイクアウトに挑戦しています。人材採用でもビジネスでも、コロナ禍をプラスにとらえていくことから道は拓けていくはずです。
―――ありがとうございました!今後も「求人@飲食店.COM」をよろしくお願いいたします。