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株式会社プレジャーカンパニーの採用事例

ここで働くことにワクワクしてる?面接でMVVを伝え定着率UP

株式会社プレジャーカンパニー
業態
アジア・エスニック、居酒屋・ダイニングバー、カフェ・喫茶店、イタリアン
エリア
関東
採用した人材
正社員 20人
東京都内を中心に21店を展開する株式会社プレジャーカンパニー。最近では、10月に「アジアンビストロDai 勝どき店」をオープンしました。全店舗を統括し、社員採用を進めている取締役総料理長の行徳直之さんに、採用活動への思いや取り組みを伺いました。

「未来の経歴をいっしょにつくっていく」気持ちを大事に

―――はじめに、中途採用で大切にしていることを教えてください。

私たちは、ミッション・ビジョン・バリューを軸にするMVV経営(※)をしています。なので、面接で私たちプレジャーカンパニーの社風をしっかりとお伝えしています。
MVVの話をするときには、応募者の目を見ます。ワクワクしているのが伝わってくる方がいれば、共感していないんだなと感じさせる方もいるので、社風にマッチするかどうかがわかります。この時点で目を輝かせるような方は、入社後、長く働いてくれますね。

※プレジャーカンパニーの「MVV経営」
ミッション:食を通じて、喜びを創造する
ビジョン:「魅力あるコンセプト」と「心温まるホスピタリティー」で「日本全国のお客様」に喜んでいただける外食企業になる
バリュー:【お客さまの喜び】から始まる【充実した人生】を

―――では、応募者の方と実際に会うことを大事にされているのですね。

そうですね。書類上だと、人間性や文字になっていない部分はわかりませんよね。ざっくばらんに、どんな思いでこれまでの飲食人生を過ごしてきて、今後どうなりたいかを聞きます。家族のことなどプライベートの話も伺います。ライフステージに合わせて収入面を考えることも採用側に求められることだと思うからです。
面接前には履歴書は必ず読み込みますが、飲食歴が長いとか短いとか、経歴はそれほど重要だとは思っていません。未来の経歴をつくっていくために、会うことを大事にしたいのです。


―――面接はどのように進めているのですか?

いろんな話をできるようにするには緊張をほぐす必要があるので、はじめは世間話をします。「この駅で降りたことはありますか?」「普段はどんな場所でごはんを食べていますか?」という具合に。履歴書から共通の話題が見つかれば、それを話題にします。
次にMVVの説明をします。そのときに目や表情を見たり、質問をしたりするので、ある程度、私の中で採用不採用が決まりますが、その後に履歴書を見ながら、再度お話をします。
採用不採用を決めきれないときには、「こんな人材がいます。私はこう思います。皆さんはどうですか?」といった内容を各店の店長に伝えます。「ぜひ一緒に働きたい」と手が挙がることもあります。採用不採用のご連絡は、面接から3日以内にしています。

―――求人飲食店ドットコムを通し、これまで何人採用できましたか?

前回掲載した勝どき店は応募面接までは5人、これまでのトータルの採用者数は20人くらいです。中には辞めた社員もいます。だからPDCAをまわしてみました。

―――具体的に教えてください。

以前別会社の合同説明会に参加して採用した方は定着率が高いので、そこから考えて…求人飲食店ドットコムで募集をするときには、採用を急ぐあまり、MVVの説明をおろそかにしていました。だから給与はマッチして入社したけれど、社風や労働環境が合わないというケースが起きたのでしょう。だから、面接のはじめに時間をかけて会社説明をすることにしたんです。

―――面接の流れを工夫したことが定着率UPにつながっているのですね。では、求職者がはじめに見る募集記事をつくるときにはどんなことを心掛けていますか?

わかりやすくすることが一番です。例えば、うちは労働時間が選べて、それに応じて給与が変わります。これを「160時間・180時間・200時間から働き方を選べます」と明記したりしています。
それから、理想より現実を書きます。「賞与あり、役職・業績により変動します」で終わらせず、「2023年度は給与約1か月分を支給予定です」と一言を添えたりすることを意識しています。
営業担当者が私たちの思いや要望をとても理解して原稿を準備してくれるのは助かっています。出来上がった原稿を見て、イメージと違うなということはほぼないです。レスポンスも早いですし、原稿づくりはスムーズにできています。



料理とサービスだけでなく、数字とマネジメントに強い人材に育てる

―――採用後の教育についても教えてください。

コロナ禍でストップしていた中途社員フォローアップ研修を再開します。ずっと飲食業界にいる人材の多くは、料理は作れる、サービスはできる、けれど経営やマネジメントの能力は高くありません。そもそも勉強する場所がないんです。なので、将来マネージャーや管理職になりやすいように人材育成を仕組み化しました。計数管理研修、マネジメント研修、それから私たちの会社のMVV研修、3つを座学でやります。


―――行徳さんご自身で必要性を感じてきたものを研修プログラムにしたのですか?

そうです。20代から飲食業に入り、料理を覚えることが大切だと思っていたのですが、このままではその先に進めないと気付き、経営のことも勉強しようと。
当時いた会社にそういう仕組みがなかったので、自分で異業種交流に積極的に参加しました。大手企業で働く方々とも知り合って、いろんな話を聞く中で、外食産業をビジネスとして発展させていくには、どんな知識や価値観か必要で、具体的に何を勉強すればいいのかが見えてきました。自分でずっと意識して取り組んできたことを、研修プログラムに落とし込みました。

―――では最後に、今後の展望をお願いします!

2026年までにホールディングス化することを決めています。レストラン事業を主軸にしつつ、独立を選ばない従業員が50代60代と年齢が上がってからも働き続けられるように事業展開をしていこうと考えています。

―――ありがとうございました。今後も求人飲食店ドットコムをよろしくお願いいたします!

飲食店ドットコム担当のコメント
いつも飲食店ドットコムをご利用いただいており誠にありがとうございます!常に前向きなお話を聞かせていただき私も楽しくお話しさせていただいております。行徳様とお話しさせていただいている中で印象的であったのが「面接は採用活動で一番重要」と仰っていたことです。求職者様への質問だけでなく「面接=会社をプレゼンする場」とし、プレジャーカンパニー様の良さを求職者様が充分に理解し、惹かれるものを多数感じているんだろうなと思いました。私も採用の右腕としてサポートできるよう精進して参ります。今後とも是非よろしくお願いします!
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