面接で応募者の納得感を見極め、活躍できる人材を採用

採用担当の清水義晴さんに、採用活動への取り組み方や思いを伺いました。
応募者が目指すキャリアや幸せをていねいに聞き出す
―――はじめに、人材採用において大切にしていることを教えてください。
一番は活躍してもらえるかどうか、ということです。採用イコール活躍し続けることではないので、ただ採用するだけではお互いが不幸になってしまいます。なので活躍してくれる人材を見つけたいといつも考えています。―――具体的には応募者のどんなところを見るのでしょうか?
応募者ご本人の納得感です。私たちが納得するよりも、ご本人が納得できることが大事だと考えます。面接では会社の実情、現場の実情などをお伝えして、応募者が目指そうとしているキャリアや、叶えたい自分の幸せが、弊社と合致しているかどうかを紐解いきます。
例えば…仕事に対して持つ考え方、将来像、人生において大事にしたいことなどをていねいに伺いますし、時には今の職場では何が叶えられず離職するのかも聞きます。ライフワークバランスというキーワードが出てきたとしたら、どんな時間が欲しいのかを尋ねます。今の勤務時間が長いためにそう思っているのか、プライベートでやっていることがあって時間が欲しいのか、言葉の裏にある思いも聞いてみます。
話す中でお互いの思いが絡み合ってきて、「自分はこの会社の中でこういうことをやっていくんだ」「自分の人生が幸せになりそうだ」と面接のときに納得してもらえたら、その後はスムーズに進んでいきますし、いい人が採れたなと思えることがほとんどですね。
もしも、弊社では叶わないことを応募者の方が望んでいるなら、早い段階でできないとお伝えします。お互い不幸にならないためには、しっかり伝えるべきだと考えます。

―――面接に向けての書類選考はどのように進めているのですか?
書類の段階ではほとんど落としません。話して、いろいろやり取りしてみないと応募者の本気度はわからないからです。残念なことに、応募してきても音信不通になる方もいますからね。
コロナ前は採用活動は活況でしたが、最近は人手不足が進み、応募先はいくらでもある状況になり、本気度は薄まっているのだと思います。なので、つながった方とはできる限り会って話したいと思っています。
ベーカリーにはキャリアチェンジできる可能性がある
―――さて、今年5月から「求人飲食店ドットコム」を活用してくださっています。きっかけを教えてください。
前職は居酒屋で採用担当をしていて、4月に入社しました。居酒屋のときに求人飲食店ドットコムを使っていて、使い勝手のいい媒体だと感じていたので、テスト導入をしてみてはどうかと会社に提案しました。
―――「求人飲食店ドットコム」にどんなメリットを感じてくださっているのでしょうか?
費用面でだいぶ抑えられること、同じ費用の中でアルバイトも正社員も募集をかけられること、原稿の修正がしやすいことがメリットだと感じています。
あとは営業担当、ライターに原稿作成をまかせられて、理想的なものが出来上がってきますし、掲載後は効果を見て、営業担当がいろんな視点で提案をくれるのは非常に良いなと思っています。
もちろん課題もあって、正社員だと多少広いエリアから企業研究をして、応募してくる方がいるのが理想だと思うのですが、そこには至っていません。会社自体にもっと興味をもって応募してきてくれる方が出てくるように、打ち出し方を試してみたいです。
―――前職の居酒屋でも採用担当をされていたのことですが、ベーカリーで採用活動に取り組んでみて、感じた違いや気付きはありますか?
求人飲食店ドットコムへの掲載を検討しているとき、実は「ベーカリーは飲食店と認識されているのだろうか?」という疑問もあったのですが、結果は出ています。「食に携わる仕事」をしたい広い層の方たちがサイトを見ているんだなと感じました。
居酒屋の仕事は夜の時間帯がメイン、早くてもランチタイムからですよね。一方ベーカリーは朝型で、夜は自分の時間を持てます。この点で、食に関わり続けながら働く時間帯を変えたい方にとってベーカリーは選択肢になり得るのだと気付きました。居酒屋などに比べると仕事の幅がコンパクトなこともキャリアチェンジのしやすさになるのではないでしょうか。

―――最後に、今後の取り組みや展開を教えてください。
アルバイト希望の応募者と面接をすると、店のファンの方が多くて、「TruffleBAKERYのここが好き」「この商品が好き」「どこどこの店舗でこんなことがあった」など体験に基づいて話してくれることがよくあります。とても嬉しいですし、店舗運営に活かせる点もあるので、応募者の方との時間を大切にしていきたいと思っています。
会社の目標は、職人の仕事を大事にしながら店舗展開することです。背景には、日本は海外に比べて職人へのリスペクトが低いのではないか?という私たちの思いがあります。もっと誇りを持つべき仕事だと思うし、給与水準は高くあるべき。パン職人の構造自体を大きく変えるつもりでやっていきます。また、育成に力を入れて、若い人材が役割を得られる環境もつくっていきたいです。
拡大期にある企業なので定まりきっていないことも正直あります。3年後、5年後に、従業員も会社もお互いに大きく成長できたな思える未来を目指していきます。
―――ありがとうございました。これからも飲食店求人ドットコムをよろしくお願いします。
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