求人の種類を増やして露出を高く！全国の店舗で人材採用に成功

―――はじめに、採用活動において大切にしていることを教えてください。

弊社にはさまざまなブランドがあり、カフェやレストラン以外に、実はたこ焼き屋も運営しています。対面で接客をするので、どんな業態であっても、笑顔、コミュニケーション力が土台だと考えます。

店舗ごとに求める人材は異なります。そのため、その店舗に合ったスキルを持っている点も重視します。一方で、ご本人の希望があれば店舗を異動するなどしてキャリアアップができるので、幅を持たせて採用することも意識しています。

―――約3年間、「求人飲食店ドットコム」を活用してくださっています。掲載のきっかけを教えてください。

以前は大手の求人サイトに掲載していました。料理人など飲食店に特化した募集の場合、応募自体が少なく、マッチする人材になかなか出会えないことが課題でした。

飲食業界の求人に特化していて、業界で知られている「求人飲食店ドットコム」は良いかもしれないと考え、利用することにしました。

―――最近は正社員4名を採用できたそうですね。

はい、三本珈琲店イオン桑園店で正社員3名、三本亭成田空港第1ターミナル店（洋食店）で1名採用しました。イオン桑園店では、正社員・アルバイト合わせて50件くらいの応募がありました。非常にマッチ度が高いと今回も感じました。

―――ありがとうございます。他に気に入ってくださっている点があれば教えてください。

全国に店舗があるので、いろんな地域で募集を出していますが、どの地域、どの業態でも応募があるので有難いですね。飲食店にとって、すごく役立つサイトだと思います。

あとは、もう3年使っているというのもありますが、管理画面は使いやすいです。

―――原稿づくりで工夫していることはありますか？

営業担当さんから「こうしましょう」と毎回提案があり、それぞれの店舗の特徴を捉えて原稿をつくってもらえるので、信頼してお任せしています。

ご提案していただいて特に良かったなと思うのは、「求人の種類を増やす」こと。調理は調理でも、「調理スタッフ」「料理長候補」「調理補助」など分けて、露出を増やすようにしています。

求人内容を見る前に目につくのは写真。なので、よい雰囲気の写真をできるだけ多く掲載することも心掛けています。

それから、弊社の地盤の安定性は飲食業界では強みになるはず。アピールするようにしています。

―――続いて、面接についても教えてください。採用までに2回実施されていますね。

1次はWEB面接がメインです。志望動機や経験など、一般的な質問をします。その中で大切にしているのは、話しやすい雰囲気づくりです。素の自分を出して話せるようなカジュアル面接を意識しています。自然な笑顔やコミュニケーションを引き出せればと思っています。

2次が最終で、本社や店舗で面接を実施します。担当エリア長や事業部長との面接です。

―――入社後の定着を促すための取り組みは？

年に3回面談を設けます。「ここまでを振りかえってどうですか」といったお話をして、査定につなげる面談なのですが、それだけでなく、より良い環境で働けるようにヒアリングの場にしています。特に新入社員の方からは、定期的に会社と話ができるのは嬉しいといった声があります。

自分のキャリアを考え、「こんなことをやってみたい」「ここで働いてみたい」といった希望があれば、他店舗や他業態への異動を相談したりします。引っ越すことなく、いろんなキャリアを選べるのが弊社の強みですからね。

―――最後に、今後の取り組みを教えてください。

教育システムはまだまだ弱いと感じています。現状では1日の研修後はOJT。”消化不良”が起きないような体制を確立したいです。

出店は、現場に負担がかからないペースで続けていきます。年に2,3店舗。将来的には70店舗、80店舗、100店舗になるように積み重ねていきます。

―――ありがとうございました。今後も「求人飲食店ドットコム」をよろしく願いいたします！