西日本最大のターミナル、大阪「キタ」エリアの特徴とは?
2017年3月9日
Photo by iStock.com/SeanPavonePhoto
難波駅を中心とした繁華街の周辺は「ミナミ」、大阪市の北区にある大阪駅・梅田駅を中心とするエリアは「キタ」と言われています。
大阪駅・梅田駅をはじめ複数線路が交わるターミナル駅のため、ビジネスマンや観光客も多く訪れるエリアです。
駅:
大阪駅 - (JR東海道本線・JR大阪環状線・JR福知山線)
梅田駅 - (阪急京都線・阪急宝塚線・阪急神戸線・阪神本線・大阪市営地下鉄御堂筋線)
東梅田駅 - (大阪市営地下鉄谷町線) /西梅田駅 - (大阪市営地下鉄四つ橋線)
北新地駅 - (JR東西線)
梅田駅の周辺は、近年再開発が進んでいます。
特に阪急梅田駅周辺は、グランフロント大阪の開業を皮切りに、ルクア等の百貨店やファッションブランドが多く参入し、買い物客が集まるエリアになりました。
商業施設:
阪急うめだ / 阪神梅田 / 大丸 / 大阪ステーションシティ / E-ma(イーマ)
HEPFIVE(ヘップファイブ) / グランフロント大阪 / OPA(オーパ) / ヒルトンプラザ
LUCUA(ルクア) / LUCUA1100(ルクアイーレ) / ヨドバシ梅田
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大阪駅南側のエリアは、ダイヤモンド地区と呼ばれており、高層ビルや大型オフィスビルが立ち並んでいます。その為、ビジネスマンの集客が見込めます。
大型ビル:
大阪駅前1ビル / 大阪駅前2ビル / 大阪駅前3ビル / 大阪駅前4ビル
梅田DTタワー / 大阪マルビル / ヒルトンプラザ / 大阪第一生命ビル
ビル同士は道路下の地下街ですべてつながっており、飲食店や服飾店、クラブ、雀荘まで様々な業態の店舗が出店をしています。
地下街:
阪急三番街 / 阪急百貨店 / 阪神百貨店 / JR大阪駅 / 大阪駅前ビル
ハービスOSAKA / ホワイティうめだ / ディアモール大阪 / 堂島地下センター
曾根崎地下歩道(そねちか)
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北新地は、大阪市内でも屈指の高級店が集まるエリアです。
業種別では、クラブ、スナック、バーなどの出店が多く2000店舗程、
小料理屋やうどん、串揚げ、お好み焼店などの店舗が800店舗程出店しています。
「キタ」エリアは、再開発が進んでいるため、賃料が高騰しています。
1階路面店舗だけではなく、空中階のニーズも高まっています。
空中階店舗の出店を行う場合は、看板などの集客動線が使用できるかどうかをチェックしておくと良いでしょう。
<参考 大阪市キタエリアの立地情報>
■まとめ
エリアの立地タイプ…商業・ビジネスタイプ業態の割合…居酒屋・ダイニングバーが最も多く、次いで和食、洋食と続く
業態の傾向(大阪府との比較)…居酒屋・ダイニングバーが非常に高く、バー、専門料理が比較的高い
飲食店.COMに登録された飲食店物件における2016年1月~2016年12月の駅別賃料相場ランキングの1位は西梅田でした。
また、2位の北新地も前年から坪単価が大きく上がっています。
北新地・西梅田エリアは、うめきた地区の大規模開発によって、ビルの稼働率が上がっています。オフィス集積地として人気の商圏でありながら、物件の供給数は少ないことから、今後も需要が高い状況が続くと思われます。
1位 西梅田駅 23,494円 [→1位 +2,432円(+11.5%)]
2位 北新地駅 22,765円 [↑3位 +4,246円(+22.9%)]
4位 梅田駅 18,544円 [↓2位 -2,334円(-11.2%)]
6位 東梅田駅 16,288円 [↓4位 -2,185円(-11.8%)]
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