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"雑多"がウリの愛知県名古屋市「今池」は、自由度MAXのグルメ激戦区!

2018年2月2日

Photo by iStock.com/SeanPavonePhoto
名古屋めしの異名でグルメ激戦区となっている名古屋市。なかでもディープな飲み屋街として、地元の常連客でにぎわっているのが千種区の「今池」です。交通のアクセスも良く、安くて美味しいお店が多いこともあり、夜のにぎわいが尽きることはありません。今回は、そんなグルメの街・今池の特徴をまとめてみました。

幅広い年齢層が交差するエリア

今池エリアの最寄駅「今池駅」は、名古屋市営地下鉄の「桜通線」と「東山線」が交差する地点。2大地下鉄からアクセスが便利なことや市バスがたくさん走っていることも重なり、多くの人が今池で食事を楽しむようになりました。

また今池交差点を中心に、「西南商店街」「東南商店街」「北商店街」と3つの商店街が通っているのも、大きなにぎわいを生んでいるポイント。商店街をあげたお祭りやイベントも開催されており、飲食店だけでなく、さまざまな屋台も出店しています。1年を通して、グルメで盛り上がっているエリアといっても過言ではありません。

さらに、特徴的なエリアに囲まれているのも人気の理由。オフィスビルが立ち並ぶ「千種駅」、高級住宅街がある「池下駅」、おしゃれな街並みが人気の「覚王山駅」、ファミリー層が住まう「吹上駅」が隣にあることで、今池には幅広い客層が訪れるのです。そのため、飲食店のジャンルも実に多種多様です。

魅惑の飲食店が"雑多"に並ぶ

名古屋の飲み屋街といえば、「栄」がよく候補に上がります。しかし、地元の人からすれば、格安で格別な飲食店が多い「今池」をおすすめすることが多いのだとか。なにより、ビジネスマンはもちろん、大学生、子ども連れの家族、アッパー層まで、幅広い年齢層が集まることから、バリエーション豊かな飲食店が密集。良い意味で"雑多"なエリアなのです。

そんな今池エリアで人気の居酒屋は、屋台感を味わえる『今池屋台』。また本格焼酎をヤカン売りするのが面白い『かっぱの茶の間』も、多くの常連客でにぎわいます。また、大学生やデート遣いの客層に人気なのが、数量限定のあんドーナツが人気な『中屋パン』やチーズ料理が名物のイタリアンバル『IMAIKE BARU』。このほかにも、小洒落たパン屋さんやカフェ、バーなども多く並びます。

さらに、名古屋グルメとして知られる台湾ラーメン発祥のお店『味仙』があるのも今池。鶏ガラベースのスープに、ひき肉とニラを炒め、大量の唐辛子を加えた、昔から変わらない伝統の味。名古屋のご当地名物として、リピーターはもちろん、観光名所のひとつとしても人気を博しています。

そんな常連客が足繁く通う昔ながらの料理屋や喫茶店も残っている、まさにグルメの中心街。この空間で、いかに自分の味を押し出していくかが重要になってくるでしょう。

『味仙』の台湾ラーメン。Photo by Kazuki Ohtsu「味仙 今池本店」

自由度が高いからこそ絞る

先に述べた通り、今池には幅広い年齢層が訪れます。そのため、どのようなジャンルの飲食店でも出店しやすい自由度の高さがウリです。各方面からのアクセスもよく、大学生も多いため、スタッフを雇う面でもやりやすさを感じるかもしれません。

しかし、だからこそ「絞る」必要性があるのも事実。年齢層は働き盛りのビジネスマンなのか、それとも、比較的落ち着いたアッパー層なのか。大学生やファミリー層など、広く親しみの持てるお店にするのか。得意とするジャンルを意識しながら、どこを尖らせ、絞っていくのかを定めていくことが、最初の課題といえるでしょう。

地元客の心を掴むのが成功のカギ。加えて、掴みさえすれば常連客の絶えない人気店となれる可能性が大いに眠っているのも、今池エリアなのです。

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